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マルシン コンストリクター Xカートリッジ ~ 息をのむ迫力と重量感

2011/2/11 By: maxi カテゴリー: リボルバー


マルシン コンストリクター Xカートリッジ
マルシン コンストリクター リボルバー
ガスリボルバー / Xカートリッジ仕様

スペック
全長:320mm
重量:1090g(シルバーABS) / 1285g(ブラックHW)
装填数:6発 8mmBB弾
参考初速:80.2m/s – 0.34g

息をのむ迫力と重量感
「 コンストリクター 」とは、獲物を締めつけて殺す蛇(特にboa constrictor)を意味している。コルト アナコンダパイソンも「大蛇」だが、極めつけのモデルとして、マルシンが命名したものだ。このリボルバーはマルシンオリジナルであって実在はしないが、かつて流行ったPPCカスタムリボルバーをモチーフにしたデザインで、往年のファンには懐かしいものに映るのではないだろうか。カスタムバレルのゴツさと、実際に持った時の異常な重さ(とはいえ実銃よりは軽いのだろう)は、生半可な気持ちでは扱えないほどだ。

マルシン コンストリクター Xカートリッジ

PPCカスタムとは?
リボルバーをベースとしたカスタムガンの中で最も代表的な存在である“PPCカスタム”。逞しく重厚な外観は、どちらかと言えばスマートな外観を持つオートマチックピストルのカスタムガンと比較して異彩 を放っている。そもそも“PPCカスタム”とは、過去にFBI(アメリカ連邦捜査局)がハンドガントレーニング用に設けたPPC(プラクティカル・ピストル・コース)に準じたシューティングマッチ用のカスタムガンのことである。現在PPCはFBIで採用されていないが、純粋な競技種目として警察官を対象とした全米大会が毎年開催され、一般 市民の間でも行われている。
マンターゲットを使用して制限時間内に各距離、各ポジションから撃った得点の合計で順位 を競うPPCマッチでは、銃の命中精度が勝敗を決める重要な要素となってくる。そのため、PPCカスタムはオートマチックピストルに比べて命中精度が高く、不発や故障が少ないリボルバー(多くがS&Wの.38スペシャル弾を使用するM10やM65)をベースに、命中精度を向上させるべくバレルを交換。バレル下部にウエイトを追加してフロント部分の重量 を増加させることで、反動抑制と安定したサイティングを実現。トリガーやハンマーなどの可動部分をポリッシュしてトリガープルを軽減。そして正確かつ精密に狙えるようにサイトピクチャーの優れたフロント・リアサイトに交換されている。PPCカスタムで有名なガンスミスとしてはデイビス、ロン・パワーなどが挙げられる。smokey’s gun factoryより引用

▼アッパーレイル(ウエイト)はリヤサイトまで伸びていて、ある程度の剛性も確保している。握ってみると分かるが、とんでもなくフロントヘビーで、振り回すのが危険に感じるほどだ。(いや、実際に危険だ)
アッパーもアンダーレイルも20mm仕様のレイルとなっていて、ドットサイトやライトデバイス、グリップなど、つけようと思えば何でも付いてしまう。
マルシン コンストリクター Xカートリッジ

実射性能はコルト アナコンダ 6インチと同一のためここでは省略するが、法定以内の初速であっても夏場の 8mm弾の「パワー感」には恐ろしいものがある。何といっても発射音と着弾音が強烈で、ブローバックハンドガン以上に「マグナム感」を堪能できるのがmaxi8リボルバーシリーズなのである。

マルシン コンストリクター Xカートリッジ

この上なくヘビーデューティな コンストリクター を使いこなすには、相当な訓練がいりそうだが、ダンベルとして訓練に使えば、他のどんな銃でも軽く思えるに違いない。
今回Xカートリッジ仕様になったことでカートのリアルさが増し、スピードローダーとの相性も良くなった。歴代のガスリボルバーの中でも、この マキシエイト Xカートリッジシリーズ は最高峰の出来なので、是非堪能してみてほしい。

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マルシン アンリミテッドリボルバー Xカートリッジ ~ ハンドガン最大級の重量と迫力の射撃!

2010/11/18 By: maxi カテゴリー: リボルバー


マルシン アンリミテッド リボルバー
マルシン アンリミテッドリボルバー
ガスリボルバー / Xカートリッジ仕様

スペック
全長:315mm
重量:1135g(ブラックHW) /940g(シルバーABS)
装填数/使用弾:6発、8mmBB弾
参考初速:80.2m/s – 0.34g
・ブラックヘビーウエイト仕様

アンリミテッドリボルバー とは?
マルシン工業が、同社 コルト アナコンダ をベースに、オリジナルカスタマイズを施したバージョンのひとつが「アンリミテッドリボルバー」である。アウターバレルの上下に金属製ピカティニーレールが実装され、まれに見るゴツさで、ヘビーウエイトモデルでは重量が1100gを超えるという、ネタ銃と言うべき存在だ。

劣悪な?重量バランス
バレルの上下に、亜鉛ダイキャストのレールがネジ止めされているため、超フロントヘビーで、腕がもげそうな、ハンパない重さになっている。ゴツい見た目は、迫力があってカッコイイのだが、実際にはどう構えたら良いのか悩んでしまう。しかも、上のレールをつけた状態ではアイアンサイトが見えないため、ちゃんと狙う場合は、この上ドットサイトかスコープを載せろということになる。単に重さを追求したようで、ここまでくると、その理不尽さをとことん楽しむしかない。

ゴツいリボルバーの撃ち方については、映画「気まぐれな狂気」Truth or Consequences, N.M.(1997)でキーファー・サザーランドが砂漠で撃っていたのが印象に残っている。(アンリミテッドリボルバーが使われているわけではないが) スタンディングで、左ウデの上に銃身をレストして狙撃するのだが、アンリミテッドも、そのようなスタイル以外の狙撃は難しいように思う。

確実な動作、迫力の射撃!
マルシン アナコンダ のトリガーメカニズムは、ガスガン用にデフォルメされ、比較的信頼性の高いもので、引きが重いながらも確実に動いてくれる。ある程度作動させて、メカのアタリ出しが済めば、幾分スムーズになる。それでも、ダブルアクションでは重くてブレてしまうため、ゲームならシングルアクションをメインに使うべきであろう。なお且つ、6発しか装填できないため、1発たりとも無駄には出来ない。
射撃時は、大量にガスが放出して、低く力強い発射音が発せられるため、一言で言って「気持ち良い」「スカッとする」そんなところであり、他のエアガンでは決して味わえない感覚だ。ヒットされたほうは、堪ったものでは無いが・・・8mmリボルバーの「マグナム感」はぜひ一度、体感してみて欲しい。ただし、夏場とうって変わって、冬場はまるでパワーが出ないので、その点はご注意いただきたい。

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