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ニッケル水素バッテリーの扱い方 (vol.2) 〜賞味期限?と寿命

2008/8/31 By: maxi カテゴリー: パワーソース


ニッケル水素 バッテリー

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ニッケル水素バッテリーはどれぐらいもつのか?
ニッケル水素バッテリーの寿命については、使い方などによって大きく変わりそうだが、どうやら性能を維持するにも「賞味期限」があるような事象を最近発見した。ただし、一言に賞味期限といっても、バッテリーのせいなのか私のズボラな管理のせいなのかは定かでは無いので、まずその点はご了承いただきたい。
各バッテリーには、購入して、使用しはじめた年月を記録してあるのだが、結論から言うと「約1年」で賞味期限が終わるのではないか?、ということで、下記に色々な例を示しておいた。

※購入時期は2008年08月時点から遡った年数となる。

[1] 8.4V 1100mAh ミニバッテリー
・購入まもなく過放電(放電器つなげっぱなし)により、完全にデッド

[2] 8.4V 1400mAh AK ウナギ バッテリー
・購入後2年 (2006/09)
・半年ぐらい放置したら、自然放電でカラになりデッド
・充電はでき一応撃てるが(回転数低下)、1日経つとカラになる

[3] 8.4V 1400mAh ミニバッテリー
・購入後1年6ヶ月 (2007/02)
・過放電は無く一応使えるが、目に見えて回転数が低下

[4] 8.4V 1400mAh ザップド AKバッテリー
・購入後1年(2007/07)
・過放電は無く一応使えるが、目に見えて回転数が低下

[5] 8.4V 1600mAh ザップド ミニバッテリー
・購入後5ヶ月(2008/03)
・過放電なし、好調な状態。

誤って放置してしまったものもあるが、基本的に1-2ヶ月に一度は使用を含めて、カラになっていないかのチェックを行っていた。使用条件や管理方法によって大きく変わると思うが、コンピュータ管理のできる高価な充放電器を買うよりも、1年毎にバッテリーそのものを買い換えたほうが安いのではないか、とも思う所である。(今のところ1Aの充電器と、放電器しか持っていない。)
もちろんそれは「ベストな状態」で使いたい場合に限るので、1年でローテーションを組むのは、回転数が鈍くなってセミオートのキレも落ち、気分的にスカッとしない点をどう受け取るか、という観点によるだろう。私は交換したいほうだ。何となくクルマのオイル交換と似ている(値段も!) また、こういった弱点を嫌ってニッカドに戻るという手もあるが、とくにミニやAKにおいては何本も管理しなければならない点を良しとするかどうか、が好みの分かれるところであろう。

高級チャージャーの薦め
2009.08に、ABCホビーの「AC/DCエキスパートチャージャー LiFePO4」を導入し、NIMHで最も懸念となっていた過放電の管理が容易になった。「バッテリー」は、ただでさえ中身の分からない物であるため、少しでも可視化できるコンピュータ・チャージャーを導入したほうが良い。それによりバッテリーの寿命を延ばせる(本来の寿命を全うできる)なら言う事はないだろう。

ABCホビー マルチ 充電器

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