GUN道場レビュー

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KTW イサカ M37 フェザーライト (vol.1) ~ ショットガンらしさ溢れる逸品

2010/4/12 By: maxi カテゴリー: ショットガン


KTW イサカ M37 フェザーライト
KTW イサカ M37 フェザーライト
コンキング エアーショットガン

スペック
全長:1020mm
重量:1520g
装弾数:46発
参考初速:92m/s – 0.2g (0.846J)
発射弾数:1~2発
インナーバレル長:380mm
メーカー希望小売価格:19,740円
KTW 商品ページ

ショットガンらしさ溢れる逸品
数少ないエアーショットガンの中でも、オールドモデルで、なかなかのディティールと雰囲気をもっているのが、KTW イサカ M37 フェザーライト である。商品的にもロングセラーとなっており、細かな改良を繰り返して再販されている。

大き目の「コッキング」&「発射」サウンド そしてパワー感
人気のエアーショットガンの中では、コッキング時の「ガシャッ」というサウンドが大きめになっており、コッキングそのものが楽しい。また、発射時の音も比較的大きく、マルイやマルゼンのショットガンよりも「バシャッ」と大きく響くようになっており、ショットガンらしさを何となく表現しているような気がする。
200mmバレルにカットしても、初速は 87m/s(0.75J)と必要充分であり、安定した飛びと相まってなかなか頼もしい。

▼アウターバレルの継ぎ目位置からカットしてショーティー化
KTW イサカ M37 フェザーライト ショーティー
M37 ショーティーのスペック
参考初速:87m/s (0.75J/200mmインナーバレル)
・ショートカスタム(アウターバレル&インナーバレルカット)
・仕上げ塗料 GスミスS「銃」スチールブルーI

改良されたホップ機構
2010年現在のモデルでは、マルイに類似したホップアップチャンバーとなっており、Oリングなどは使用されていない。マルイほどの集弾安定性は期待できないものの、弾道の安定性は高いほうで、30m以上の有効射程を得られる。

特徴的な点として、発射数を1発か2発に切り替えられるギミックが装備されている。1発発射時にベストなホップ調整位置で、そのまま2発発射に切り替えると、有効射程は半分ほどに落ちてしまうが、インドアでは活用できそうだ。

▼発射数の切替レバー
KTW イサカ M37 フェザーライト ショーティ

それから、これはマルゼンの CA870 にもいえることだが、ストックやソウドオフグリップ、ポリスタイプグリップがネジ一本で取り替えられる点もまた楽しい。ちなみにフェザーライトのストックを外す際には、長さ約20cmのプラスまたはマイナスドライバーが必要になるので注意が必要だ。

サバゲー実戦使用感
これまでのショットガンレビューでも記載していたが、サバゲーでは、セミオート戦やハンドガン戦、あるいは緊急時のバックアップウェポンとして投入するのが、比較的有効な使い方であろう。難しいところは、ハンドガンよりも電動ガンよりも連射性が劣り、装弾数も限りがある点で、使いこなしの難易度はやはり高いといえる。

しかし、仲間との連携や立ち回り方により、充分にヒットは取れるし、何よりガシャコンとポンプアクションをしながら闘うのが本当に面白い。ショットガンでうまく立ち回る戦い方を研究するのも、また楽しいことである。

→KTW イサカ M37 フェザーライト 次のレビュー記事 (vol.2)

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KTW ウィンチェスター M1873 ~時代を超えたカッコよさ!

2009/12/22 By: maxi カテゴリー: ライフル


KTW ウィンチェスター M1873
KTW ウィンチェスター M1873
レバーアクション
コッキングエアーライフル

スペック
全長:935mm
重量:2100g
装弾数:37発
参考初速:80.0m/s – 0.2g (0.64J)
・可変ホップアップ
・フルメタルレシ-バー/バレル
・プラ製ストック
KTW 商品詳細ページ

愛着のわくオールドデザイン
ウィンチェスター の レバーアクションライフル には、ノスタルジーと時代を超えたカッコよさがある。西部劇での活躍など、いまさら観る人は居ないのかもしれないが(私は時々観たくなって、酒を飲みながら観ているが…)、実は最近の映画やTVゲームでも出てくる機会も少なくは無く、わざわざ登場するのはきっと、強い個性や男の心を捉えるものがあるに違いない。個人的な感想をいえば、古い時代の銃らしく非効率ながら、工夫をこらされた造りやデザインが非常に面白いと思っている。
さて、そんな隠れ人気のウィンチェスターライフルだが、実に3メーカーからモデルアップされており、それぞれ個性を出していて面白いので、比較事項を掲載しておきたい。

KTW ウィンチェスター M1873

レバーアクションタイプ・エアガンの比較
レバーアクションのエアガンは2011年現在、3社から発売されている。それぞれエアーガンとしての住み分けがあり、各メーカーの特徴がそれぞれ異なっている。

HWS =◎美しい外観とメカニズムのリアルさ、軽いレバー操作 ×高価、装填のリアルさに欠ける
KTW =◎実射性能と価格、ノンパワーソース ×ややチープな外観、コッキング重い、壊れやすい、装填のリアルさに欠ける
マルシン =◎美しい外観とローディングゲート装填、軽いレバー操作 ×高価

HWS M1866 ガス 装弾24発 前方チューブ装填 木製ストック 価格69000円
各種仕上げバリエーション有
KTW M1873 エア 装弾37発 前方チューブ装填 プラ製ストック 価格28000円
バージョン違い有
マルシン M1892 ガス 装弾24発 ローディングゲート装填 木製ストック 価格47000円
各種仕上げバリエーション有

KTW ウィンチェスター M1873

さまざまなモデルアップがある中、KTW M1873 を選ぶのは、やはりゲームを前提とした実射性能であり、スナイパーライフル並みの遠距離安定性を発揮できることを確認済みである。コッキングが固い、弾込めしにくいなど不便な要素はあるが、これほどデザインの古い銃に、完璧を求めることも無いだろう。しかしコッキングが固い分、1発1発を大事に撃つことにもなり、それがなかなか面白かったりするのだ。

KTW ウィンチェスター M1873

残念なのは、普通にサバイバルゲームでこういったエアガンを持っていくと、身内のゲームですら絶対に浮いてしまって、1人だけタイムスリップしたような、微妙な空気になってしまうことである。こうなったら一度、全員が ウィンチェスター M1873 + コルト S.A.A だけでゲームをやってみるのはどうか。ガシャガシャやって、お互いスキだらけなのに、全然ヒットもできない、そんな盛り上がり必至のワンメイクゲームをいつか企画してみたいものである。

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KTW ウィンチェスター M1873 ランダル ~ 魅力の褪せないレバーアクション

2006/3/08 By: maxi カテゴリー: ライフル


KTW ウィンチェスター M1873 ランダル
KTW ウィンチェスター M1873 ランダル
コッキングエアーガン

スペック
全長:640mm
重量:1650g
装弾数:14発
参考初速:75.3m/s – 0.2g (0.567J)

今でも輝き続けるレバーアクションライフル
ウィンチェスター M1873 は、実銃が現在でも作られているほど、根強い人気があるようで、この古臭くもカッコいいデザインは時代を超えても変わらないようだ。M1873 の中でも ランダル カスタム は、カービンモデルをソウドオフ(切り詰め)して、銃身はオクタゴン(八角)バレルに、レバーも大きなループタイプに変更したモデルである。
KTW の モデルは、コッキングエアーガンとしては中々出来が良い。フルメタルボディで頑丈に作られており、コレクションとしても充分な質感を持っている。レバーアクションは、ポンプアクションより少ないアクションで連射出来たり、パワーソースが不要だったりと、エアーガンとしても様々なメリットや楽しさを感じさせてくれる。

手に取った率直な感想はまず、ズッシリとした重量感と、金属の冷たさ、総じてとても良く出来ている!いうことだった。1600gと手ごろな重さに、頑丈なメタル製のフレームの安心感は、今まで手にしたコッキングエアガンと比べても随一の出来だと言える。たまに取り出して遊びたくなる逸品だ。

KTW ウィンチェスター M1873 ランダル

ゲームで使うには要チューニング
早速、M1873 ランダル カスタムを ゲーム(ハンドガン戦)でも使用してみた。比較的パワーもあり(カタログ値75.3m/s)、弾道はなかなか素直で、0.2gで30~35mほどの有効射程が得られる。ただ、ドノーマル状態ではトリガーがひどく重いために、ブレてしまってなかなか当てることはできなかった。照準が付いていないという問題もある。コッキングは引くときも戻すときも異常に重く、手が痛くて疲れてしまうが、手袋をしてがんばれば、それほどタイムラグもなく連射も可能というレベルである。

分解&調整をしてみる
さて、ゲームで使ってコッキングの重さに少し辟易してしまったため、こちらのサイトを参考に分解調整してみることにした。
説明書の分解手順どおりバラすと、ネジ5本でバレル周辺が外せる。ぱっと見では、バレル・ピストン・シアを収納しているモナカの黒いABSプラパーツ(メカボックス的なもの)の精度がいま一歩のようだ。バレルは10cmほどしかないが、よくあの飛距離が出せるな、と感心した。ポンプのエア量・圧のバランスがいいのかもしれない。

調整の目的は、トリガープルの軽減と、コッキングのスムーズ化である。個体差はあると思うが、私の場合はポリカーボネイト製のピストンと、それを包んでいる黒いABSの側の突起(バリ)が干渉してコッキングの引き+戻しが重かった。まずはこれを削ることで、コッキングは軽くなった。今度は全く手も痛くならないし疲れない。
トリガーに関しては亜鉛合金製のシアを、ピストンを出来るだけ戻さないような形に削ってみた。具体的には、シアのピストンに当たる部分を、寝かすような角度にしたということである。 これでトリガープルも若干改善された。既にお持ちの方は、一度調整して見ることをお勧めしたい。

こうしていじっていると、子供のころ何度も分解・組み立てしたLSやマルイの組み立てエアーガン・モデルガンのような基本の楽しさ、自分で調整する楽しみを思い起こさせてくれる。コッキングエアーガンは素朴で、心が休まる気すらさせてくれる。さらにレバーアクションというはどこかしら癒し系のアイテムなのかも知れない。この ランダル カスタム も 是非コレクションのひとつとして、お勧めしたい。

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