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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.4) ~ 悦に入るリアルな分解メンテナンス

2006/8/25 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI インプレ vol.4
ウエスタンアームズ ミニUZI
フル・セミオート ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

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リアルな分解メンテナンス
インドアゲームでかなり撃ちまくったこともあって、メンテナンスを行ってみることにした。WA ミニUZI は、実銃と同様にカンタンな構造で、上のカバーをレバー一本で外して、中のボルトを後退させつつ上に持ち上げると、そっくりボルト周りが外れる。そして、フロントに位置するシアーや、大径のシリンダーを確かめながらグリスアップしていく。擦れる部分は粉っぽいダストがオイルと共に付着しており、きれいにぬぐってから動作部にはシリコングリスを薄めに、シリンダー内はサラサラのシリコンスプレーを少量吹き付ける。
こういった、実銃と同様であろうリアルなメンテ作業工程は、それだけでドキドキさせてくれるし、この上なく楽しい時間でもある。電動ガンとは明らかに違うリアルなメンテナンスだ。電動ガンを初心者向けと考えるなら、これは中・上級者でこそ楽しめるサブマシンガンに違いない。

WA ミニUZI インプレ vol.4

ホップシステムの点検
さて、メンテをしてひとつ気づいたことがあった。それはホップシステムで、スプリングのテンションがフロント方向にかかっており、そのパーツを後ろ向きに押すとホップが強くなるような仕組みになっている。これは説明書にある、反時計回りに回してネジを緩めるとホップが強くなる、という説明に矛盾しているのだ。緩めていくとテンションがはずれ、ホップのテンショナーから離れていってしまう。テンショナーまで分解していないのでまだ確かなことはいえないが、フルに締めこんで2mm緩めたところが最弱ということはテンショナーが凹形状になっている可能性もある。そして調整範囲が意外に狭いのではないかということ。どうも説明書の内容と、実際の鬼ホップ状態に納得がいかないので、今度はこのあたりもよく見て調整してみようと思う。バレルから覗いた分にはホップラバーが突き出ない状態まで引っ込むようなので、もしかしたら鬼ホップという事態は間違いなのかもしれない。

とりあえずメンテを終えたところで、動作は箱出しよりもスムーズ感を増し、さらなる激しいブローバックが期待できそうである。次回のゲームがまた楽しみだ!

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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.3) ~ ゲーム実戦投入編

2006/8/17 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI インプレ vol.3
ウエスタンアームズ ミニUZI ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

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インドア戦に初投入!
早速、WA ミニUZI をインドアバトルに投入してみたので、インプレッションを記しておきたい。率直な感想としては、インドアでの激しい戦闘では、ストックを伸ばして照準をつけているヒマはなかった。ほとんど折りたたみ状態で、ストックをフォアグリップとして使うか片手撃ちで、数発をバースト(多くても10発)する戦闘になった。

WA ミニUZI インプレ vol.3

実際、フルオート射撃はこの夏場でも10~15発で息をついてしまう。また、可変HOPは最弱でも鬼ホップなのが相変わらず だが、10発程度までの制圧力が高いので(初弾立ち上がりが鋭い)近接でバラまけば、なんとかヒットが可能である。
あまりに動作が激しいため、ジャムを心配していたが一度も起こらなかったのは素晴らしい。ローディング部分の設計は完璧である。ただし、セミオートポジションでは2-3バーストになる場合が多かった。これは、トリガーの引き方によるものらしい。スパッと引き切る(悪く言えばガク引きする)クセをつけないとシアがナメてしまう可能性もあるので注意したほうが良いようだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

ストレス解消?にも最高のサブマシンガン
ミニUZI の総評としては、とにかく撃って楽しいというのが第一印象だ!ハデな音と、強烈な反動を伴ってバリバリ撃てるのは、ストレス解消そのもので、今までに、こんなに撃ち応えと反動のあるSMGはなかった。
ゲームにおいても、ヒットうんぬんよりも、バラまく楽しさのほうが圧倒している。KSC の イングラム M11A1 のほうが回転スピードは速いが、暴れ具合は ミニウージー が上である。銃が暴れて照準が定まらないなどとは、初めての経験でとても楽しかった。ちなみに、超夏日(32~35℃)で弾速は0.2g – 85m/s前後と比較的パワーも出ている。まさに今が旬といえよう。

WA ミニUZI インプレ vol.3

弱点はガスの消費量か
しかしガス燃費は良いとは感じられず、ガスガンにはベストな条件(気温35℃)であってもフルチャージで50~60発ほどしか撃てない。これは、2ロード(38×2)を撃ち切れない計算だ。1ターン撃ち尽くしたら、セフティーゾーンで、ガスを注入する作業が必要だった。これを少ないととるか、充分ととるか。。このサイズで5~60発も撃てるなら充分で、燃費も良いほうだという見方もある。ただ、連射スピードが速く、あっという間に撃ち尽してしまうので、足りないと感じてしまうのかもしれない。どちらにせよ長期戦となる場合は、ガス缶も装備していったほうが良さそうだ。

WA ミニUZI インプレ vol.3

スペアマガジンの携行方法
さて、マガジンは全部で3本持っていったが、さすがに重い。2連以上のマグポーチを使うなら肩掛けが良いと感じた。このマガジンはおそらく、今ある他のどんなガスガンよりも重い。私はマルゼンの3連ベルト止めタイプ(10年以上前のシロモノだが…)をちょっと改造して肩掛けにして使用した。ベルト止めのポウチではスペア2本は重過ぎ、体の荷重バランスが悪くなる。3連マグポーチで、2本のスペアと、もう1つはBBローダーを入れてバトルしたが、短時間の実戦ではなかなか好都合だった。
マルゼン製マガジンポウチ 肩掛け版
WA ミニUZI マグポウチ
↑ベルトクリップを廃し、手軽にパラコードで輪っかをつくってスリングをクリップ止め。写真は裏側の図になるが、実戦では表のカバーをめくって、常時オープン状態で装備する。インドア戦では伏せ撃ちなどの機会がほとんど無いため(人によるが・・)、落下等の心配はなかった。他に、KSCイングラムM11やマルゼンMP5Kのマガジンにも使用できるだろう。

WA ミニUZI の最大の魅力はリアリティ
さて・・・あなたがゲームで「勝つ」ことが目的なら、残念ながらこの ミニUZI は戦力として100点は与えられない。いかなるときでも弾を確実に発射して命中する必要があるなら、電動ガンを使用するべきだ。しかし、勝つことだけがすべてではないと思われるなら、このWA ミニUZI は一度手にしていただきたい銃である。電動ガンとの大きな違いは、その「リアリティー」「音」「反動」の迫力に痺れながらゲームを楽しめる、といういわば贅沢な側面をもっていることである。オープンボルト独特の操作手順や手ごたえ、必ず必要となる戦闘中のマグチェンジ、など、ほとんど実銃と同じ操作を要求される。それを楽しむのも一興であろう。

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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.2) ~ 強烈な反動、ド派手な撃ち応え!

2006/8/11 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI 実射テスト
ウエスタンアームズ ミニUZI
ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

← WA ミニUZI 前回のレビュー記事 (vol.1)

ウン10年待っていた ミニUZI の フルオート・ブローバックガスガン の発売には感激を抑えられず、購入したはいいが次回ゲームが待ち遠しくてたまらない。待ちきれず、珍しくゲーム前に屋外射撃テストを行ってみたので、インプレを記したい。

オープンボルトの良否
ミニウージー はボルトそのものがハンマーの役目を兼ねていて、構造がシンプルで故障しにくいとされている。結果的に、命中率よりも「連射の確実性」を狙った設計仕様となるが、その点は実銃においても、エアガンにおいても同じである。反動や撃ち味演出の効果は高いものの、精密射撃に向いていないといえる。
実際に、やたら重いボルトはセミオート時に反動として本体がブレるし、それを開放するシアー、トリガープルも重めになってしまう。最近、実銃の UZI ではクローズドボルト仕様もあるようだが、SMG=バラマキ銃という性格からすればオープンボルトのほうが ”らしさ” が出ている点では良いと思う。
それから ミニUZI は、アイアンサイトがしっかり出来ていて狙いやすい点と、簡易折りたたみのストックが、なかなか使いやすいのが美点である。

WA ミニUZI 実射テスト

実射テスト・・・鬼ホップに愕然
さて、早速外で実射テストを行ってみた。まず驚いたのは、強烈に舞い上がる鬼ホップ!0.2gBB弾ではホップ最弱にしても、激しく上に飛んで行く。これはマグナテック・ガバメント以上に強い。0.25g以上の弾であれば、なんとか実用範囲かもしれないが、0.2gでは射程15-20mを超えると使い物にならない。可変させる操作はものすごく楽だというのに、ゼロ設定できないとは、一体なんのための可変システムなのか・・・理解できない。マグナのシステム上、BB弾を保持する必要があるのは分かるが、それにしても強すぎる。ゲームで0.2g基準で考えて使うなら、パッキンを削ったり煮たりするか、ヘタるのを待つしかないだろうか?他の情報では、ホップのアジャストパーツを削る方法もあるようだ。いずれにせよ何か良い方法でチューニングしたいところである。

WA ミニUZI 実射テスト

強烈な反動、ド派手な撃ち応え
それから、さすがにメタル製のボルトが激しく往復するため、反動が ”痛く”、音も激しく大きい。なんともBB弾の威力に似つかわない、反動のデカさ、良く言えばその迫力には驚いた。もはや マルゼン の MP5K や KSC の イングラムM11 は超えている。同時に、夏の灼熱の気温のわりには、フルオートで全弾38発を撃ちつくすまえにマガジンが冷えてスピードダウンし、燃費の悪さを感じた。過去最大のシリンダー径と、ボルトが重いことの弊害といえるだろう。
マガジンに関しては、作りや仕上げはなかなか良い。装填もマルイのスピードローダーを、真上から突っ込めるため、非常に素早くローディングが可能だ。スプリングを下げておかなくてもスルスル入っていくが、力を込めると若干、弾の削りカスがでる場合があるので要注意かもしれない。マルイローダーがあれば、付属のストローダーは不要である。

ゲームで使用する場合は以上の点、とくに強めのホップアップを考慮したうえで使用しないと、激しく連射した「気分」だけで終わってしまう。 ミニUZI は好きなだけに、なんとか問題をクリアして、ゲームで実用的なものにしたいところである。

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WA ミニUZI のヤフオク出品状況

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