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WA ミニUZI ブローバックガスガン (vol.1) ~ 念願のマグナブローバックモデルが登場!

2006/8/07 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


WA ミニUZI ガスブローバック
ウエスタンアームズ ミニUZI
ガスブローバック

スペック
全長:358 – 595mm
重量:2030g
装弾数:38発
参考初速:87m/s(0.756J)

念願のマグナブローバック ミニUZI が登場!
2006年7月…ついにキタ!という念願の思いである。
今までウン10年間、フルオートガスブローバックの ミニUZI を待ちわびていた。しかもマグナブローバック!7/27発売の各トイガン雑誌を読んで血がたぎったのは私だけではないと思う。実はコレクションとして、現在でもマルゼンのカートリッジ式エアーコッキング ミニUZI、マルコシのセミオートガスガン ミニUZI を所有している。もちろん、どちらも現在のレベルでは満足できるものではない。また、一時期Yahoo!オークションで、台湾製(恐らく今回の WA ミニUZI のベースモデル)が出回っていたが、CO2ガスを使うタイプで、法規制(初速規定)にも対応しなかったことから、購入は見送っていた。

WA ミニUZI GBB

さて、WA ミニUZI はもちろん予約し、発売日当日に入手したが、初回ロットは UZI ロゴ入りの専用ケースとのことで、収納時の雰囲気も申し分なく大満足である。スペアマガジン(38連)は予約でかろうじて一本を入手、早速次回ゲームへの投入が楽しみだ。ミニUZI を手にとってみるとやはり、サイズ・重量としてはまさにベスト。イングラム MAC11 ほど小さすぎず、フルサイズ UZI ほどもてあまさない、日本人の体型にもマッチしたSMGではないかと思う。グリップは若干太めのようだが、両手保持が前提ながらも極限まで寸詰まりのデザインや、片手でハンドリングできる重量バランスは実に最高である。

WA ミニUZI GBB

リアルな オープンボルト式 ブローバックシステム
WA ミニUZI は実銃と同じ形式の オープンボルト ブローバックシステム を採用している。
重めのボルトは心地よい感触でハイスピードブローバックし、絶対に電動ガンでは味わえない「撃っている感触」を充分に堪能できる。ボルト(バレル?)から奏でられる金属音も心地いい。ブローバックの感触や音は、マルゼン MP5K や KSC イングラム M11 に重みをプラスしたものだ。今の時期(真夏)では、フルオートもかなりの高回転ぶりを見せ、文句なしに快調に動作する。時々、セミオートがバーストになることがあったが、これも実銃と同様に、重いボルトをロックするのが難しいようで、それも味だと思ってしまえる。
さすがに冬は動作が鈍るだろうが、2-3点バースト射撃なら充分動作しそうである。あとは、新型の可変ホップアップシステムがどこまで働いてくれるか。これまでのWAの製品はホップアップが弱かっただけに、期待したい。
フォールディングストックは折りたたみ状態から、引っ張りだすだけで一瞬にして、臨戦状態になる。折りたたんだままでも、フォアグリップとして使用できそうなデザインだ。

ミニUZI 好きのルーツ
そもそも ミニUZI にほれたのは、1988年に登場したタイトーの「オペレーションウルフ」というゲームが発端にある。横スクロールの、(一応)FPSで、ゲーセンの筐体に固定されたミニUZI(イングラムM10だったかもしれないが)を使って、タイトルどおり単独のミッションに挑むという、映画コマンドーのような無謀なゲームである。ゲーム開始前のデモ画面で ミニUZI が映り、印象づけられたのであった。

ミニUZI in オペレーションウルフ

その後、ファミコンソフトとしても発売され、パッドコントロールながら何度も遊んだ覚えがある。ソフトは現在でも所有しているほどだ。さらに、PS2のタイトーコレクションでも発売され、これも所有している。このゲームは、第2弾としてオペレーションサンダーボルト、第3弾オペレーションタイガーなどと後継が続いたが、初代のインパクトはそれらを超えることなく私のGUN人生(?)の方向を示し続けていた。
またゲーム以外に、少し古い映画でも多々登場している。チョウユンファの 男たちの挽歌II(1989)、チャックノリスの デルタフォース(1986) など、高い頻度で ミニUZI が登場しているので、気になる方は一度観てみることをお薦めしたい。

→ WA ミニUZI 次のレビュー記事 (vol.2)

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WA ベレッタ M1934 オールシルバー ~ 飽きのこない 繊細な美しさ

2006/7/08 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


WA ベレッタ M1934 シルバー ガスブローバック
ウエスタンアームズ ベレッタ M1934 オールシルバーモデル
ガスブローバック

スペック
全長:150mm
重量:595g
装弾数:20+1発
参考初速:61m/s (0.37J)
・ヘビーウエイト樹脂製
・固定ホップアップ

飽きのこない、繊細な美しさ
イタリア・ベレッタ社が初めて開発したピストル「M1915」から、M1919、M1922、M1923と進化・改良を重ね、1934年に完成したのが ベレッタ M1934 である。故障も少なく扱いやすかったことから、イタリア軍の制式ピストルとして長らく愛用されたようだ。

WA ベレッタ M1934 ガスブローバック

ベレッタ M1934 はこれまで、トイガン(モデルガン)としても多数のメーカーがリリースしてきており、人気の高さが伺える。おそらく、ベレッタ M1934 のもっている美しさに惹かれるからだろう。機械の美しさというのはなかなか言葉で語れるものではないが、所々の曲線とパーツデザインには、見ても触っても全く飽きのこない深さがある。WAのガスガンも、余すところなくその不思議な魅力と感動を再現している。
コンパクトボディーに収められたマグナブローバックや、メタルパーツを随所に使用したM1934は、撃っても眺めても楽しませてくれるというコレクター必携のアイテムだ。

WA ベレッタ M1934

このハンドガンの魅力は、サバイバルゲームで発揮されるものとは異なるかもしれない。戦いに向いていない気がするのである。たぶん、部屋で撃ったり、芸術品的に眺めたりするほうが合っている。そういう意味での作りこみは完璧で、色あせない魅力を放ちつづけるに違いない。

WA ベレッタ M1934

WA ベレッタ M1934

射撃性能としては、固定ホップアップにして有効射程距離は15~20mと短めで、パワーも低めである。そのためアウトドアでは頼りなさ過ぎて、あまり使う気にはならないだろう。片手では操作できないマガジンキャッチも、実戦では不便である。だが、なにぶん元が古い銃でもあり、絶対的性能を求めるものではないところにも愛着を感じる。

WA ベレッタ M1934

しかし、インドアのハンドガン限定戦であれば M1934 が活躍する場も多いに違いない。撃ち味はシャープで心地よいので、撃っていて楽しい点は間違いなく、近距離戦でのバックアップにしたり、スパイ戦などを行うには好適かもしれない。もしも M1934 をサバイバルゲームで使うなら、インドアや市街地で、シチュエーションを練ったゲームで活躍させたい所である。

※2011年9月には「WA ベレッタ M1934 ノワール DXエディション」というモデルが数量限定で販売された。

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