GUN道場レビュー

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東京マルイ MAC10 (vol.12) ~ 長期レポ&リポバッテリーの寿命

2010/1/29 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10 長期レポ
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.11)

砂漠戦での意外な活躍
愛用の MAC10 を、こんどは デザートストーム川越 でとことん使用してみた。
ゲーム当日は、比較的ヨコからの風があって弾が流される状況下にあり、前回行った M14 等による長射程の戦闘よりも、近接戦闘のほうが戦いやすかったため、意外に MAC10 の出撃頻度が高かった。やはり機動力がまるで異なり、走りながら対峙して撃ち合うような戦いも展開して、非常に楽しかった。そうなるともう、いちいち照準で狙うこともなく、敵の周囲一体にばら撒く面制圧を走りながら行うといった古臭い戦法にしかならなかったが、MAC10 らしくて面白い戦い方のような気がした。

リポバッテリーの賞味期限??
MAC10 は2009.11月頃に、一度メカボを完全分解してメンテナンスしたが、ほとんど消耗箇所もみられず、本体の調子はすこぶる良い。しかし、やはり長期使用により、リチウムポリマー電池 のパワーの持続性のほうが怪しくなってきた。以前は、多弾3マガジン程度まで回転が衰えなかったものだが、現在は2マグ(500発過ぎ)に入ったあたりで回転が低下してしまうようである。計測まではしていないが、前回の不定期テストで1020rpmだったものが、体感的にノーマルの800rpm程度まで落ちこむようになってしまった様子だ。そのため昼休憩時に追充電を行った状況である。

リポに換装してから間もなく1年になるが、そろそろ賞味期限は終わりということになるのだろうか。リチウムバッテリーだけに、約1年というのはケータイのバッテリーの感覚と似通っている。しかしやはり1年をとおして、NIMHに比べて非常に安定したパワーソースとして、活躍してくれたのはありがたい。そして同型の新しいE-SKY 7.4V 800mAh リポバッテリーを再度購入した。

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.12)

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東京マルイ グロック17 カスタム (vol.2) 〜 ミリタリーテイスト!超・実戦向カスタム

2010/1/15 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ グロック17 カスタム レビュー
東京マルイ グロック17 カスタム (フラットダークアース)
ブローバックガスガン

スペック
全長:186mm
重量:735g
銃身長:97mm
装弾数:25発
参考初速:70m/s (0.49J)

←東京マルイ グロック17 前回のレビュー記事 (vol.1)

東京マルイ グロック17 はスタンダード版を所有しているものの、趣向の異なるカスタムバージョンも気になっていたので、機会を得て入手してみた。

グロック17 納得の実戦向きカスタム と スタンダード との比較

■カスタムスライド
好みが分かれる点ではあるが、五穴のクーリングホールが設定されている。最初は、あまり好きではないと思ったが、そこから覗くバレルの粗々しさも、悪くない。

■マグウェル
後ろから六角ネジで留まっている。個人的にはあまり要らない気がするが、アクセントとして、また手元を見ずとも、多少雑にでもマグチェンジがしやすくなる点は納得できる。

■大型サムレスト&ビーバーテイル
このパーツの追加により実質、グリップが太くなった。最初はスタンダードG17に比べて握りにくくなった、あるいは全く別のハンドガンを握っている感触だと思ったが、しばらく触っていると慣れてきて、その意図が分かったような気がした。

東京マルイ グロック17 カスタム レビュー

より実戦的なグリップポジション
グロック17 カスタム では、スタンダード グロック17 よりも、スライド寄りの高い位置を握るポジションになっている。これは力点(スライドの動作によるリコイル)に対してグリップポイント(支点)を近づけることで、リコイルの抑え込みと、速射時の安定性に一役買うことになる。

東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

定位置でのグリッピングが可能に
グリップが太くなったことに加え、サムレストがストッパーとして働くことで、サッと構える時でも、しっかりと深く握るクセが付けば、グリッピング位置は常に安定するはずである。これなら激しい戦闘時でも、確実な速射を放てるに違いない。

▼サムレストに親指をかけると連射時のリコイルの制御に役立ち、指をかけなくてもスタビライザー的な役割(定位置で握り続けられる)を果たす、なかなかのスグレモノである。
なお「ビーバーテイル」の効果は言うまでもなく、スライドと手の接触を防止する。もともとスライドの位置が低いグロックには、必須と言っても良いぐらいだろう。
東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

▼グロック17 サードジェネレーション で標準の サムレスト(グリップの窪み)に親指を合わせた図。スタンダード GLOCK17では、基本この位置でのグリッピングとなる。このスタンダードポジションについても、細くて握りやすい、ハンドリングの自由度が高いといった側面があるため、決してカスタムに劣るというわけではない。
東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

この グロック17 カスタム は、なめらかなグロックデザインを元にしながらも、ミリタリーテイストのゴツい、戦闘的な雰囲気を醸し出していて、スタンダードとは違う頼もしさがある。フラッグアタックや突入時にサッと構えれば、見た目にもカッコよく決まるに違いない。もちろん命中精度にも全く不安は無く、特にアウトドアのゲームでガンガン接近して攻めたい方にお勧めできるハンドガンだ。他のカラーとしても「フォリッジグリーン」が用意されていて、デザートもしくはACU/ウッド系などのミリタリー系装備に合わせやすくなっている。
ちなみに…このサムレスト、マグウェルはパーツ単品では結構な値段に設定されていることを付け加えておこう。サムレスト+ピン=2100+送320、マグウェル=2100+送120(六角穴ボルト2.6×6=53+送120)といった具合である。

東京マルイ グロック17カスタム ホルスター

ブレードテック・ホルスター
ご覧のとおり、ブレードテック・ホルスターには難なく収まり、何も問題はない。ただしブレードテックは、樹脂の弾性でトリガーガードを保持するタイプとなり、強固な保持ではないのでご注意いただきたい。さらに、マルイのスライド幅の問題で、すんなり収まるのはグロック21用となるが、トリガーガード部分の調整ネジをかなり締めても、固定の具合はやや緩めとなる。戦闘時に必ずサブウェポンとして持ち歩くなどの場合は、確実にロックされる「ブラックホークCQCホルスター」などをセレクトしたほうが良いだろう。

東京マルイ グロック17カスタム ホルスター

ちなみに私は、電動ガンメインの戦闘では、滅多にサブウェポンを持っていかないことと、ハンドガン戦で一時的に手を空けたいとき用のホルスターと割り切っているため、5.11ブレードテックを使用している。

東京マルイ グロック17カスタム

ライラクス リコイルスプリングガイド&ハイスピードリコイルスプリングセット
リコイルスプリング、およびガイドは、ノーマルでも全く問題ないが、少し高級品(実売3000円程)を試してみることにした。
強化スプリング+テフロンコート・シャフト+スラストベアリング という仕様である。
バネレートがノーマルより20%増しとなっており、夏場のリコイルスピードアップ効果は期待できる。しかしこれは充分なガス圧が確保できる環境下での話であり、冬場ではスライドが完全に後退しきらないなどの副作用がある。冬はノーマルスプリングのほうが良いだろう。

東京マルイ グロック17カスタム

最後に…やっぱり、スライドのつや消し黒色仕上げはどうにもいただけない。オイルなどが付くと途端に美しくなくなってしまう。いずれ、何かしらのカラーリングフィニッシュをしておきたいと思う。

→東京マルイ グロック17 カスタム 次のレビュー記事 (vol.3)

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東京マルイ UZI SMG (vol.5) ~ リアルカウント戦対応/ パワーソース再考

2009/12/21 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ UZI SMG
東京マルイ UZI (ウージー) SMG
スタンダード 電動ガン

スペック
全長:470mm / 655mm
重量:2000g
装弾数:40発/220発
参考初速:75.2m/s – 0.2g (0.566J)

←東京マルイ UZI SMG 前回のレビュー記事(vol.4)

しばらくレポートしていなかった、東京マルイ UZI だが、実は相変わらず高い頻度でゲームに投入している。その理由を一言で言えば、ともかく手ごろな大きさで使いやすく、命中性能が非常に安定している点、バッテリー1本で概ね1日もたせられるという点である。また、小柄なスペアマガジンを含めた持ち運びの利便性も高い。

とくに、高低差のあるようなフィールドでは、体への負荷が低いものをつい求めたくなるし、ドットサイトによる瞬時のサイティングや、走りながらの腰ダメ撃ちなど、色々なポジションが取りやすい UZI は、古かろうがチューンができなかろうが、使いやすいことに変わりが無い。なお、アクティブに動きたい時、あるいは気分次第では、 UZI の次には G36C → M733 / M4(次世代改)といった具合で、もって行くメインウェポンをセレクトしている。別途愛用の MAC10 は、小さすぎてちゃんと狙うのが難しいという側面もあるが、これもまたフィールドや、ゲームメニュー次第ではメインで使ってみたりする。

東京マルイ UZI SMG

リアカン(リアルカウント)戦 への対応を考える
UZI を リアカンゲームに投入すべく、ノーマルマガジンを揃えてみた。

STAR 50連マガジン
リアルカウント戦向けに、安価(5本で2000円程度)という理由で購入してみたが正直、品質は悪かった。成型の精度もさることながら、そのままではマトモに弾がでない。しかも分解が不能である。基本的にマルイのコピーでありながらも、仕様が異なっているのである。
マガジンをセットしてそのままでは弾が出てこないという有様だが、検証した結果、下から押し込んでいると弾が出るようである。さらに、じっくり観察していくと、下記の点に気づいた。

・STARマガジン= セットしたときに遊びがある(さらに手で押し込むことができる)
・弾ストッパーの角度や形状が違う(左:マルイ=台形/高角度 右:STAR=三角形/低角度)

▼このことより、キャッチのかかる溝にプラ板を貼って、かさ上げして(テンションをかけて)おけば、常に押し込んだ状態になり、ほぼ問題なく弾がでるということが分かった。(下図)

東京マルイ UZI SMG

UZI の 分解メンテナンス
数ある電動ガンの中で UZI だけは、改造防止シールなるものが貼られており、分解に躊躇していたのだが、さすがに最近、時々エア抜け(準・弾ポロ)が起きていた為、分解メンテナンスを行った。しかし開けてみたところ、3年以上使用しているのに内部はキレイなもので、ピストンをコッキングするプッシュロッドとメカボックスの擦れカスが目立ったぐらいであった。その清掃と、あとはピストン・ギア周りのグリスアップを行ったのみである。

なお メカボックス が プラスチック製のため、組み上げの際には、ネジの締めすぎに注意する必要がある。また、モーターのクリアランス(ピニオンギアのテンション)の取り方も、年月を経たせいか、やや分かりにくく、つい締めすぎがちになる。モーター周辺の弾性で吸収されてしまうものと思われる。

パワーソースの再考
先日のレポートでアップしたが、AKバッテリー(NIMH)が3ヶ月で逝ってしまった。さすがにもう次は、LiPo か LiFe にしようと思っているが、今度はバッテリーのパワーがありすぎてメカが壊れるという可能性も否めない。ともかく実装できるサイズで、電流が少なめなもの・・・1200mAh10C〜15C程度?だろうか、あるか分からないが探してみようと思う。MAC10 で使用している、7.4V 800mAhで、先にテストしてみる手もある。

→東京マルイ UZI SMG 次のレビュー記事(vol.6)

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