GUN道場レビュー

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東京マルイ MAC10 (vol.7) ~ 外部バッテリー化&リポ内蔵計画

2009/1/20 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MAC10
東京マルイ MAC10 (イングラム M10A1)
コンパクト電動サブマシンガンシリーズ

スペック
全長:295 – 548mm (サプレッサー装着 536 – 789mm)
重量:1480g (サプレッサー装着 1710g)
装弾数:65発/ オプション480発
参考初速:71.5m/s(0.51J)

←東京マルイ MAC10 前回のレビュー記事 (vol.6)

バッテリーの外部化&ハイブリッド化
マイクロEXバッテリーの発射回転速度は、どうしても不足気味で、何となくゲームで頼りない為、簡単に外部バッテリー化してみた。EXバッテリーも使用できるよう、内部の中間コネクター部に延長ハーネスを半田付けして、後ろに引きだしている。
配線や接続はうまくいったが、いくつか問題点が出た。
ゲームで使用してみた所、今まで無かった「カールコード」が邪魔なうえ、コード自身の重量が気になってしまう。電源用カールコードは種類が少ないうえ、仕様選定も難しく、加えて抵抗が大きいのも問題で、カールを介さず、8.4V-1600mAhニッケル水素バッテリーを「直結」すれば相当な回転数を得られるのに、カールで中継すると、発射回転数が若干下がってしまうのである。コード自体は2種類、ともに細めを選んでテストしたが、それでもコード自体が重かったり、直結に比べて回転は落ちたりする。結果の悪いほうは、EXバッテリーと同等まで回転が落ちてしまった。しかし、ノーマルEXバッテリーよりは多少高く、安定した回転を得られるので、容量や途中変化(低下)を気にせず戦えるのはやはりメリットと言える。

東京マルイ MAC10

リチウムポリマーバッテリー内蔵計画
コンパクト電動マシンガン、電動ハンドガンには最適なソースと思われる、リチウムポリマー電池だが現在、内蔵すべく製品を選定中である。電池の特性としては、小型大容量、メモリー効果なし、継ぎ足し充電OK が利点で、「過充放電」には要注意となる。

現在、電動ハンドガン用のリポバッテリー 7.4V-550mAhは所有しており、電圧の高さによるハイレスポンスとサイズの小ささ、扱いやすさ(携帯電話と同じ要領) など、今のところすこぶる良い印象である。もちろんそれをMAC10に入れるのは容易だが、出来ればもっと大容量のリポを入れたい。サイズの制約と見比べれば、現実的には800〜1000mAh程になるが、それだけあれば十分であろう。
MAC10のバッテリー収納部分は、約 35x15x85 (mm)のスペースがあり、リポはメーカーによってサイズがまちまちなため、ここに収まる大容量かつ最適な製品がないか調査している。

製品例
サンダーパワー TP910-2SPL 7.4V-910mAh(16C〜24C)34x10x65mm
サンダーパワー TP730-2JSPL2 7.4V-730mAh(20C〜40C)34×9.5x55mm
LIPO 7.4V 740mah

EK1-0181 LIPO 7.4V800mAh(10C)30x12x55mm
Lipo EK1-0181

Waypoint LITE 7.4V-870mAh(31×11.5x55mm)
Lipo Waypoint LITE-870-3S-L

Enlipo 7.4V 1000mAh(35×10.5x67mm)
lipo enlipo1000

→東京マルイ MAC10 次のレビュー記事 (vol.8)

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東京マルイ グロック18C 電動ハンドガン (vol.3) ~付加価値と挑戦

2009/1/14 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ グロック18C 電動ハンドガン
東京マルイ グロック18C
電動ハンドガン

スペック
全長:201mm
重量:678g
装弾数:30発/98発
参考初速:約67m/s(0.46J)

←東京マルイ 電動グロック18C 前回のレビュー記事 (vol.2)

◆挑戦 ~ アウトドアCQB戦への投入
電動ハンドガンは今まで、サブウェポン的な使い方をすることが多かったが、その火力と機動力はあなどれず、ゲームで有効な場面がよく見られた。
もちろんフィールドは選ぶことになるが、SEALSやユニオンバトルフィールドなど、比較的近距離での戦闘が展開される場所では、これ一挺で挑むことも可能と考える。もちろんインドア戦でフルオート可とした場合も、その高い戦力は疑う余地が無い。しばらく愛用しているMAC10と比較しても、電動ハンドガンのほうがメリットとなる点もあり、次回はメインウェポンとしてチャレンジしてみようかと思っている。出来れば、ライフルを超える弾幕と多角攻撃をするため、同じものを二挺持ちたい所だ。特に、単独や少人数で特殊な立ち回りをする場合・・・隠密で敵地に忍び込んで、できるだけ密かに敵を倒していく戦術をとるような場合、その機動力の高さは他に例を見ない。
MAC10と比べて優れているのは、100連発全弾発射の確実性と回転速度の速さ、ハンドガンであるゆえの取り回しやすさがある。MAC10を使用していてよく思うのは、バッテリーの体力不足と多弾マガジンのゼンマイ切れで、つねづね心もとない。その2点をこちらはクリアしている。バッテリーも、ノーマルニッケル水素、リチウムポリマー、プロライトと、手軽に移行できる選択肢があり、全く不自由しない。フルサイズの電動ライフルと比較すると、ハンドガンゆえの不安定さと照準の難しさ、初速の低さがあるが、そこは練習や戦術でクリアできる部分だったりする。

東京マルイ グロック18C 電動ハンドガン

マガジンキャッチが外れてしまう不具合
東京マルイ グロックG18Cは、マガジンを抜いた状態でマガジンキャッチを強く押すと、ポロっと外れてしまう不具合がある。マグキャッチの再組み付けにはメカボの取り出しをしないと困難で、大きな工数がかかるため、現場で修復するのは難しい。

東京マルイ グロック18C 電動ハンドガン

◆付加価値 ~ 表面をリアルに仕上げる
スライドも何も動かない電動ハンドガンだが、G18Cでいえば、チャンバーとアウターバレル部分、スライドの塗装を行うだけで、眺めるに耐えうる外観を得ることも可能だ。一体モールドのスライド−チャンバーだが、「今にも動きそうな」感じに仕上げることができる。写真では、スライド=キャロム・ブラックスチール、チャンバー&アウターバレル=インディ・パーカーシールでの塗装としている。チャンバーの部分塗装は、マスキングテープとビニール袋があれば出来るので、是非挑戦してみてほしい。もともと、完璧なフルオート射撃が出来るという価値があるので、リアリティ重視のKSC-G18Cとも住み分けできるだろう。電動ハンドガンはつまらない、と一蹴せずに、一度見直してみていただきたい所である。

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Gun DVD vol.4 名銃シリーズ マシンピストルの世界
<内容紹介>
毎秒1000発!!凄まじい連射性能と戦闘能力を持つハンドガンの異端児達を徹底検証するGun DVD「名銃シリーズ」第三弾。毎秒2000コマのハイスピードカメラが捉えた美しいシーン。CGで再現されたモーゼルM712やベレッタM93Rの内部構造。セミオートモデルvsマシンピストル究極タイムトライアルなど

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東京マルイ SIG P226R (vol.3) ~ メイクアップ2回目

2009/1/04 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ シグ ザウエル P226R
東京マルイ シグ ザウエル P226レイル
ブローバックガスガン

スペック
全長:196mm
重量:797g
装弾数:25+1発
参考初速:69.2m/s (0.48J)

←東京マルイ シグザウエル P226レイル 前回のレビュー記事 (vol.2)

メイクアップ ver.2
◆スライド、フレーム・・・キャロム ブラックスチール
◆アウターバレル・・・インディ パーカーシール
◆グリップ・・・カンペ テルモスプレー(ブラック/耐熱シリコン塗料)

東京マルイ シグ ザウエル P226R

話は重複するが、マルイ シグ P226R に足りていないものは唯一、「表面仕上げ」である。しかし、ご覧のように、カラーを塗り替えるだけで質感はまるで違ってくる。ノーマルではどうしてもプラスチックの域を抜けず、ゲームツールと割り切っていても、何だか悲しい安っぽさがある。ゲームで力を発揮しつつ、家で眺めていじる事にも耐えうるTOYGUNにするなら、マルイのエアーガンは再塗装を行うのが良いだろう。

フレームの分解時に一番苦労するのはトリガーアッセンブリーの抜き出しである。マイナスドライバー2本でとにかくフレームを広げて抜き出すしかなく、うまく抜けるまではかなり格闘するかもしれない。

東京マルイ シグ ザウエル P226R

ゲーム性能
後発の グロック17 に比べ、ブローバックの「手ごたえ」「キックパワー」はやや落ちるものの、動作の「スピード感」や「硬質感」には好感が持てる。スライドの造形そのものも硬質・高精度な雰囲気であるため、いかにも戦闘用ハンドガンを撃っている感じがして非常に楽しい。唯一の難点と言えば、ガスの注入量が比較的少なく、マメに追加する必要があることだろう。
さて、ダブルカラム、ダブルアクションの近代型ミリタリーハンドガンで、命中精度が高くてキックも強いような、完全版ガスブローバックモデルは意外に少なく、マルイでも実はこのP226-Rのみである。是非とも、ブローバック動作・命中精度とも「完璧な」USP、M92F、CZ75、ブローニングハイパワー-Mk3などもモデルアップして欲しいものだ。

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