GUN道場レビュー

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ハンドガン の記事一覧

WA コルト コマンダー (vol.4) 痛快ブローバックシーズン到来!

2010/4/12 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


WA コマンダー カーボンブラック HW
WA コルト コマンダー (CB)
ブローバックガスガン
カーボンブラック ヘビーウエイト

スペック
全長:198mm
重量:790g
装弾数:21発
参考初速:72m/s – 0.2g (0.52J)
・SCW3 / 固定ホップアップ
・HWスライド/フレーム

仕上げ内容
・HWスライド キャロム ブラックスチール塗装
・装飾 マルベリーフィールド 45ACP ダミーカート

←WA コルト コマンダー (CB) 前回のレビュー記事 (vol.3)

ガスブローバック シーズン到来!
4月に入り、先日の GUN道場PROJECT デザートストーム川越戦で、マルイ グロック17カスタムのブローバックのキレの良さを感じ、今年のガスブロシーズンの到来を体感!サバゲーにおいて、快調なガスブローバックハンドガンで連射するのはこの上なく楽しいものであり、いよいよ本格シーズンがやってきた。

WA コマンダー カーボンブラック HW

そんな時にゲームに持ち出したくなるのが、この WA コルト コマンダー (CB) である。スタンダードのガバメントよりもコンパクトな、ヘビーウエイトのスライドが載せられ、鋭く重いキックはさすがのウエスタンアームズと言える。この、他では味わえないキック感は、やみつきになる面白さだ。

WA コマンダー カーボンブラック HW

最近のWA製品は、高級志向、モデルガン化の傾向があって、すばらしい仕上げであると共に高価でもあるため、ゲームで使うには少し惜しい気もしてしまう。しかし、痛快な撃ち応えを求めて、インドア戦ではどうしても使いたくなってしまう。あえてインドア戦に…と思っているのは、遠距離の命中精度がさほど必要とされない点と、コマンダーの短さゆえの取り回しの良さ、オフィサーズACPと異なり、シングルカラムでフルサイズのグリッピングの安定感といったところである。

WA コマンダー カーボンブラック HW

[コラム] サバゲーでのバトルダメージの受け方
インドアのCQBでは、激しく撃ち合ったときに、敵弾がハンドガンのフロントフェイス(マズル付近)に当たり、BB弾のへこみが出来てしまったりする。USPのようにスライド先端にエッジが立っている銃だと、弾が角をかすった際に、角に跡がついてしまう場合もある。こういったことは、アウトドアではほとんど起きないが、インドア/CQBではどうしても至近距離になるため、起きがちだ。わかっていても防ぎようがなく、補修も難しい。スライドを交換するにも、けっして安くは無いため、サバゲー用と割り切って使うしかなさそうである。戦えば戦うほど増えていくバトルダメージも、戦いの証と思えば愛着も増すかもしれない。

フェイスマスク

それから、どんな形式のサバゲーにおいても、至近距離で顔に当たると非常に痛く、血がにじむこともある。とくにインドア/CQBでは、普通に戦っていれば必ず一度は顔に被弾すると思うので、フルフェイスゴーグルや、専用マスク、アフガンストール(シュマグ)、バラクラバなど、何とかしてダメージから逃れるようにしたほうが良い。

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東京マルイ グロック17 (vol.3) 〜 スタンダードVSカスタム比較

2010/2/14 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ グロック17カスタム VS スタンダード
東京マルイ グロック17 カスタム (FDE) とスタンダード
ブローバックガスガン

スペック (カスタム)
全長:186mm
重量:735g
銃身長:97mm
装弾数:25発
参考初速:70m/s (0.49J)

←東京マルイ グロック17 カスタム 前回のレビュー記事 (vol.2)

グロックカスタムを実戦投入
先日のマルサバ・インドア戦で主に使用したのが マルイ グロック17 カスタム だったので、この機会にノーマルタイプとの比較レビューを記載しておこうと思う。
実射性能は特に変わり無いので割愛するが、2月という真冬の中でマガジンが手より冷たい状態(少しだけ加温した状態)でも、動作不良などは感じられなかった。もちろんそれは連射を控えて、5発以内で休止を入れるような使い方をしたときに限る。

手と一体化する拳銃
グロックを使用して、いつも良いなと思うのは、なめらかで握りやすいポリマーフレーム、やや角度が大きめにとられたグリップ、そして低い重心である。このデザインは、なんといっても使いやすい。余計な操作が省かれ、かつ手に一体化するため、戦闘に集中できるという特長がある。フィット感では、スタンダード・グロックのほうがグリップの細いぶん握りやすいが、カスタムはスライドギリギリまで深く握ることができ、どちらも甲乙付けがたい。

カスタムver.の気になった点
今回活躍したのは、 グロック17 カスタム になるが、1点だけ気になったところはあった。初弾の装填時や、スライド操作によるリローディングをやろうとした場合、サムレストが結構ジャマに感じる点である。スライド前方部分をつかむなどで、操作は出来るので大きな問題ではないが、CZ75に類似した操作性になっている気がする。

ちなみにサムレストによる、グリップの太さは全くといって良いほど気にならなかった。ただ慣れていないせいか、本来の使い方であろうサムレストに親指をかけた射撃はしなかった。右親指をかけると手のひらが開く感じになって、どうしても馴染めないのである。手の大きさの問題かもしれないが、サムレストを「右手位置の固定」のためのストッパーとして使用し、さらにダブルハンドホールド時に「左手」の親指をかけると、丁度良い具合になった。本当に、これは慣れや好みだとは思うが、スタンダードのグロック17では、そういった小さなストレスが無いということは言える。

東京マルイ グロック17カスタム VS スタンダード

冒頭で、グロック を使っていると戦闘に集中できる、ということを述べたが、細かく言えば「照準」する以外に、銃そのものを見る必要が無いように出来ているので、そう思ったのかもしれない。握れば内部のハンマーの状態が、トリガーの感触(位置)だけで分かるからである。サバゲーにおいては、誰が使っても大いに活躍してくれるに違いない。

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東京マルイ グロック17 カスタム (vol.2) 〜 ミリタリーテイスト!超・実戦向カスタム

2010/1/15 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ グロック17 カスタム レビュー
東京マルイ グロック17 カスタム (フラットダークアース)
ブローバックガスガン

スペック
全長:186mm
重量:735g
銃身長:97mm
装弾数:25発
参考初速:70m/s (0.49J)

←東京マルイ グロック17 前回のレビュー記事 (vol.1)

東京マルイ グロック17 はスタンダード版を所有しているものの、趣向の異なるカスタムバージョンも気になっていたので、機会を得て入手してみた。

グロック17 納得の実戦向きカスタム と スタンダード との比較

■カスタムスライド
好みが分かれる点ではあるが、五穴のクーリングホールが設定されている。最初は、あまり好きではないと思ったが、そこから覗くバレルの粗々しさも、悪くない。

■マグウェル
後ろから六角ネジで留まっている。個人的にはあまり要らない気がするが、アクセントとして、また手元を見ずとも、多少雑にでもマグチェンジがしやすくなる点は納得できる。

■大型サムレスト&ビーバーテイル
このパーツの追加により実質、グリップが太くなった。最初はスタンダードG17に比べて握りにくくなった、あるいは全く別のハンドガンを握っている感触だと思ったが、しばらく触っていると慣れてきて、その意図が分かったような気がした。

東京マルイ グロック17 カスタム レビュー

より実戦的なグリップポジション
グロック17 カスタム では、スタンダード グロック17 よりも、スライド寄りの高い位置を握るポジションになっている。これは力点(スライドの動作によるリコイル)に対してグリップポイント(支点)を近づけることで、リコイルの抑え込みと、速射時の安定性に一役買うことになる。

東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

定位置でのグリッピングが可能に
グリップが太くなったことに加え、サムレストがストッパーとして働くことで、サッと構える時でも、しっかりと深く握るクセが付けば、グリッピング位置は常に安定するはずである。これなら激しい戦闘時でも、確実な速射を放てるに違いない。

▼サムレストに親指をかけると連射時のリコイルの制御に役立ち、指をかけなくてもスタビライザー的な役割(定位置で握り続けられる)を果たす、なかなかのスグレモノである。
なお「ビーバーテイル」の効果は言うまでもなく、スライドと手の接触を防止する。もともとスライドの位置が低いグロックには、必須と言っても良いぐらいだろう。
東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

▼グロック17 サードジェネレーション で標準の サムレスト(グリップの窪み)に親指を合わせた図。スタンダード GLOCK17では、基本この位置でのグリッピングとなる。このスタンダードポジションについても、細くて握りやすい、ハンドリングの自由度が高いといった側面があるため、決してカスタムに劣るというわけではない。
東京マルイ グロック17カスタム グリッピング

この グロック17 カスタム は、なめらかなグロックデザインを元にしながらも、ミリタリーテイストのゴツい、戦闘的な雰囲気を醸し出していて、スタンダードとは違う頼もしさがある。フラッグアタックや突入時にサッと構えれば、見た目にもカッコよく決まるに違いない。もちろん命中精度にも全く不安は無く、特にアウトドアのゲームでガンガン接近して攻めたい方にお勧めできるハンドガンだ。他のカラーとしても「フォリッジグリーン」が用意されていて、デザートもしくはACU/ウッド系などのミリタリー系装備に合わせやすくなっている。
ちなみに…このサムレスト、マグウェルはパーツ単品では結構な値段に設定されていることを付け加えておこう。サムレスト+ピン=2100+送320、マグウェル=2100+送120(六角穴ボルト2.6×6=53+送120)といった具合である。

東京マルイ グロック17カスタム ホルスター

ブレードテック・ホルスター
ご覧のとおり、ブレードテック・ホルスターには難なく収まり、何も問題はない。ただしブレードテックは、樹脂の弾性でトリガーガードを保持するタイプとなり、強固な保持ではないのでご注意いただきたい。さらに、マルイのスライド幅の問題で、すんなり収まるのはグロック21用となるが、トリガーガード部分の調整ネジをかなり締めても、固定の具合はやや緩めとなる。戦闘時に必ずサブウェポンとして持ち歩くなどの場合は、確実にロックされる「ブラックホークCQCホルスター」などをセレクトしたほうが良いだろう。

東京マルイ グロック17カスタム ホルスター

ちなみに私は、電動ガンメインの戦闘では、滅多にサブウェポンを持っていかないことと、ハンドガン戦で一時的に手を空けたいとき用のホルスターと割り切っているため、5.11ブレードテックを使用している。

東京マルイ グロック17カスタム

ライラクス リコイルスプリングガイド&ハイスピードリコイルスプリングセット
リコイルスプリング、およびガイドは、ノーマルでも全く問題ないが、少し高級品(実売3000円程)を試してみることにした。
強化スプリング+テフロンコート・シャフト+スラストベアリング という仕様である。
バネレートがノーマルより20%増しとなっており、夏場のリコイルスピードアップ効果は期待できる。しかしこれは充分なガス圧が確保できる環境下での話であり、冬場ではスライドが完全に後退しきらないなどの副作用がある。冬はノーマルスプリングのほうが良いだろう。

東京マルイ グロック17カスタム

最後に…やっぱり、スライドのつや消し黒色仕上げはどうにもいただけない。オイルなどが付くと途端に美しくなくなってしまう。いずれ、何かしらのカラーリングフィニッシュをしておきたいと思う。

→東京マルイ グロック17 カスタム 次のレビュー記事 (vol.3)

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