GUN道場レビュー

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東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン (vol.0) ~ 期待と悩み(?)

2011/11/02 By: maxi カテゴリー: ライフル

東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン
東京マルイ SCAR-H Mk17 MOD.0
次世代電動ガン

スペック
全長1:スタンダード 711.2mm – 901.7mm – 965.2mm (ストック最大伸張時)
全長2:CQC 635mm – 825.5mm – 889mm (ストック最大伸張時)
重量:3630g
装弾数:92発/ オプション約500発
銃身長:300mm
2011年12月発売予定

悩ましき「バトルライフル」次世代電動ガン
2011年内に発売予定となっている、東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン。10月のホビーショーで発表されたが、日に日に気になる存在になってきた。
SCAR-H は、デザインバランスが良く、目新しいと思う。電動ガンだから、撃てば他と大して変わらないが、7.62mmサイズのバカでかいマガジン、そのパワフル感は、それだけでロマンがある。絵になる銃、とでも言おうか。
気になるというのは、単に早く欲しいとか、どうカスタムするかではなく、どのように使ったら楽しいのか?という点である。実銃が「バトルライフル」「スナイパーライフル」のカテゴリーに入る銃であるため、出来ればゲームでは一発を大事にする撃ち方、使い方をしたいものだ。
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KSC H&K USPコンパクト (vol.3) ~ システム7 ホップアップ改良版

2011/10/28 By: maxi カテゴリー: ハンドガン

KSC H&K USPコンパクト システム7
KSC USPコンパクト システム7
ブローバックガスガン

スペック
全長:173mm
重量:710g
装弾数:22+1発
参考初速:74.6m/s – 0.2g (0.56J)
2011年8月31日発売
・改良型 可変ホップアップシステム搭載

←KSC H&K USPコンパクト 前回のレビュー記事 (vol.2)

決定的進化!当たるコンパクトオートになった USPコンパクト
KSC USPコンパクトは比較的、定期的に再販されているが、2011年8月の再販では、ついにホップアップメカに改良が加えられた。これまでのようなスチールボールを使ったホップシステムを廃し、スプリングで柔軟性を与え、さらにBB弾との接触部分を「逆V字型」にして安定性を図ったのである。

KSC H&K USPコンパクト システム7

▼改良型ホップアップ。同社のM4などにも採用されている。
KSC USPコンパクト ホップ改良部分

早速射撃テストを行ってみたが、15〜20mでヘッドショットを狙っていける狙撃精度がついに実現したようだ。これは今までに無い安定性で、マルイのハンドガンとも遜色がなくなった。CQBにおいてはより一層、ジャックバウアーばりに(?)この一挺で戦えそうな気がする。
あとは、他の銃と比べてサイティングにクセがあり、普通に狙うと下方に着弾する。ちゃんと狙うと、ダミーのファイアリングピンのあたりに着弾するので、ある程度慣れが必要かもしれない。

▼インナーバレル周りの補足説明書
USPコンパクト 改良部分 取扱説明書

あと残す改良ポイントは、スライドストップノッチの強化ぐらいではないだろうか。とりあえず現状では、ホールドオープン状態から、スライトストップを下げてリロードせず、装填したらスライドを少し引いて解除させる方法を守れば、磨耗は防げると思われる。

ブローバックの動作に関しては、夏場はもちろん激しく作動し、発射音が大きいのがシステム7の特徴である。また、スライドアッセンブリーが軽量なため、ある程度気温が下がってもスタミナを維持できるのがUSPコンパクトの利点であろう。
迫力の撃ち味に加え、正確な射撃精度を手に入れたUSPコンパクト、一度手にしてみてはいかがだろうか?

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「24」CTU公式捜査マニュアル

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クラウン S&W M586 4インチ ガスリボルバー ~ リーズナブルでも侮れない射撃性能

2011/10/24 By: maxi カテゴリー: リボルバー

クラウン M586 ガスリボルバー
クラウン S&W M586 4インチ
ガスリボルバー

スペック
全長:253mm
重量:584g
装弾数:カートリッジ式6発
初速:72.9m/s (0.53J / 10月計測)
・シングル/ダブルアクション
・固定ホップアップシステム

実銃の背景
1980年に開発された、M19の進化型ともいえるリボルバー。357マグナム弾の使用において耐久性が不足していたM19をひとまわり大きくし、耐久性を高めたのが M586 である。コルト・パイソンに似た、エジェクターロッド・ハウジングをもち、射撃時の反動を抑えるデザインとなっている。

現在のエアガンでは超レアとなってしまった、S&W M586 ディスティングウィッシュト・コンバットマグナム。80年代の TVドラマ あぶない刑事 の 鷹山刑事(タカ) が使っていたことで、ある程度の年齢層の人には有名な銃である。コルト パイソン と同クラスのため、非常に使いやすいサイズで、デザインバランスも良いので、是非タナカペガサスシリーズや、マルシン Xカート仕様なども販売して欲しい所だ。

クラウン M586 ガスリボルバー

クラウン の リボルバーシリーズ はかなりのロングセラーで、20数年以上前から、組み立て式エアーリボルバーという原型が存在していた。現在も一万円以下の低価格帯の リボルバー市場を支えている。その中でも M586 は新しいモデルといえるだろう。

よく再現されたデザイン
マルシン M586 モデルガンと比較しても、ディティールはなかなか良く再現していてカッコ良い。全体的なサイズはリアルで、バレルには「SMITH & WESSON」と入り、雰囲気も抜群だ。ただし、サムピース下のマークとグリップのメダリオンはアレンジ型で、本来S-WのところがC-Wと入っている。
あとは、ハンマーノーズが再現されていない点と、トリガーのアーチ角度が異なる程度である。トリガー、ハンマー、サムピースなど主要パーツは金属製で、S&W共通の、サムピースを前方に押してシリンダーをスイングアウトする仕様を再現している。

▼上が クラウン M586 、下が マルシン M586 モデルガン
クラウン M586 ガスリボルバー

カートリッジは空薬莢タイプの真鍮製で、リアルな雰囲気を醸し出している。BB弾はカートリッジの後ろから込めるため、カートを取り出さなくても弾は補充が可能となっている。エジェクターロッドはストロークこそ短いが、ライブ可動する。

▼エジェクターロッドは5ミリほど可動する。空薬莢タイプのため、撃ち終わって捨てる時は最高にリアル。
クラウン M586 4インチ ガスリボルバー

適合するスピードローダーは?
残念ながら、リム径が11.5mmと大きく、38スペシャル、357マグナムサイズ(リム径11mm)のスピードローダーには入らない。44マグナムサイズでは当然大きすぎるので、41サイズなら入るのかもしれない。せっかくのカート式なので、スピードローダーでも遊びたいところだ。

クラウン M586 4インチ ガスリボルバー

カートリッジとチャンバーは弱いスプリングテンションがかかっていて、ある程度密着するようになっている。発射音は低めだが、やや大きく破裂音が響く。あとは、バルブを叩いたときにハンマーが若干バウンドしている感覚が少しだけ気になったところ。

▼透明のホースがガスを導く、エアーリボルバーと同じ仕様。
クラウン M586 4インチ ガスリボルバー

▼ガスはグリップ底から注入するが、バルブからすぐ噴出してしまい、あまり入っていかない。ダイキャストのウエイトはヒートシンクも兼ねているように見える。
クラウン M586 4インチ ガスリボルバー

侮れない実射性能
実射性能は、リボルバーとしてはかなり安定している。14mのシューティングレンジで12cmの的に1/6の確率で当たるかどうかの精度で、6発のうち3発はターゲット周辺に着弾、1~2発は左右か上下に大きく外れる感じだった。これは、充分に狙っていけることを意味し、タナカ ペガサスと同等か、こちらのほうがやや上と思える。東京マルイ製のリボルバーよりパワーもあり、ゲームで充分使えるのではないだろうか。
M586 はデザインもカッコよく、サイズ的にも扱いやすいので、リボルバー好きなら是非試してみてほしい一挺だ。

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