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東京マルイ SCAR-L (vol.2) ~ あらためて完成度を測り知る

2011/3/21 By: maxi カテゴリー: ライフル

東京マルイ SCAR-L
東京マルイ SCAR-L Mk16 Mod.0 フラットダークアース
次世代電動ガン

スペック
全長:635mm – 825.5mm – 899mm (ストック最大伸張時)
重量:3300g
装弾数:82発 / オプション480発
初速:約96.5m/s (0.93J)

←東京マルイ SCAR-L 前回のレビュー記事 (vol.1)

前回記事にあったトップレイルの問題は、マルイサポートへ確認後に返送して、1ヶ月ほどで修理されて戻ってきた。上部の「溝」は本来あるべきようにしっかり刻まれており、見た目も違うほどになっている。
あらためて SCAR-L を見ると、この銃全体の剛性感の高さや重量バランスは素晴らしい。M4 のように脆弱なポイントが一切見受けられず、さすが現代アサルトライフルの雄といえる。光学機器やその他オプションを加えていくと相当な重さになるが、ピクともしなそうだ。しかし、素の状態でもサイティングはしやすく、すべての箇所が機能的になっているため、オプションなしでもゲームで高い戦闘力をもっていることに違いは無い。

東京マルイ SCAR-L

リコイルの特徴
SCAR-L は、非常に剛性が高く重量があるため、ファーストインプレッションこそリコイルがマイルドに感じたが、じっくり見ていくと、振動を吸収する要素が少ないためか、M4に近いリコイルの強さを感じる。M4よりも、撃った後の金属音の余韻が響くのが特徴だが、動作の音質は低めになっている。ガッチリしたフレームに組み込まれているおかげであろう。撃ち比べてみると、逆にM4の音の激しさ、甲高さに驚いたほどだ。
いずれにしても、射手のテンションを上げてくれるだけのリコイルは備えており、現行装備が好きなら、うってつけのモデルである。

M4ではリコイルウエイトの変形・消耗がよく言われるが、SCAR はリコイルユニットが AK やG36K と同様にメカボックス上部に置かれているため、耐久性についても充分確保できていると思われる。 SCAR-L は、M4 と同様にボルトストップがかかるのが魅力となっており、通常の多弾戦からリアルカウント戦まで、装備もとっかえひっかえで幅広く楽しめる一挺だ。

東京マルイ SCAR-L

ET1リポバッテリーも3種類が対応
SCAR-L はバッテリー収納スペースがタイトにできているが、7.4V 2000mAhはもちろんのこと、7.4V 2400mAhもストック内の一部ツメを折れば、きれいに収まる。あるいは回転をむやみに上げないために、800mAhを使用するという方法もある。1日のゲームなら2000mAhあれば足りると思うが、ゲームのプランや立ち回り方などにより、弾の消費が激しい場合は、2400を選択するのも良い。特に、セミオートを多用するなら断然、大容量のリポバッテリーがお勧めである。

※SCAR-L ブラックモデル の発売は若干遅延しており、2011/3/30頃に出荷見込みとなっているようだ。

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KSC イングラム M11A1 (システム7)

2011/3/16 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW

KSC イングラム M11A1 ガスブローバックSMG
KSC イングラムSMG M11A1 ガスブローバック
システム7 バージョン

スペック
全長:253mm – 450mm
重量:1360g
装弾数:47発
参考初速:72.2m/s(0.52J)
2009年10月28日発売

←前回のKSC M11A1(05HK)のレビュー記事

待望のシステム7化!
人気の小型サブマシンガン「KSC MAC11」がグレードアップして再登場した。エンジンは、より高速で鋭い作動を実現したシステム7化がなされ、マグネシウムボルトを標準装備としたことで、以前よりさらに激しい撃ち味が堪能できる。焼結部品の使用により耐久性もUPしている。ガスブロサブマシンガンの決定版と言えるデキだ。

KSC イングラム M11A1 システム7

恐ろしいまでの高速連射
毎分1200発の連射、それがM11に与えられた最大のメリットだ。今では東京マルイのグロック18C等と同等の数値ではあるが、M11はボルトが軽量かつフレーム内部で作動するため、射撃安定性が高いのが特徴で、すなわちリコイルは小さめになるが、これほどの高速回転ではメリットのほうが大きい。システム7特有のやかましい発射音も大きく響き、心理的な制圧効果までも望める一挺となっている。

KSC イングラム M11A1 システム7

確実な作動性
旧タイプ(05ハードキック)では、フルオート時にエジェクションポートからもBB弾が排出されてしまうという面白い状態だったが、システム7では給弾システムが改良され、しっかりと弾が撃ちだされる。ホップアップは従来のKSCタイプであり、有効射程は15~20mといった所だろうか。しかしある程度の射撃精度も含め、その安定性ではマルイのグロック18Cを超えるものがある。

KSC イングラム M11A1 システム7

ネックはマガジンの弾上がり
最近のガスブローバック系のマガジンによく言えることだが、適正なサイズのBB弾を使わないと、しばしば弾詰まりを起こしてしまう。マガジン内の小さなスペースに出来る限り多くの装弾数を持たせようとした結果、ダブルカラムの積み上がり角度が低くなり、下からスプリングで持ち上がるはずの力が、横方向への圧力に変換してしまうのである。これを解消するには、下記の方法が挙げられる。

[1] マルイBB弾など大きめの弾を使用する
[2] マガジンのBB弾スリットの滑りを良くする
[3] マガジンのBB弾スリットに、プラ板などのスペーサーを貼り付ける

最も手軽なのは当然、[1]だが、困ったことに屋外で使用するとホコリなどを呼んでしまい、だんだん調子が悪くなる。かといってシリコンスプレーを使用すると、さらにホコリを呼ぶ原因になってしまうし、ホップアップも不安定になる。滑りを良くしたいなら、CRE ドライファストルブなどの潤滑剤を使うのが望ましいだろう。これは文字通りドライ(乾燥型)仕様のフッ素粉末スプレーであり、ホコリを寄せ付けにくい。

↓発射可能状態:実銃のオープンボルトシステムを再現しており、発射の瞬間以外、チャンバーは空になっている。これを「安全」といえるかどうかは別として、見た目に分かりやすいシステムだと思う。マルゼンのイングラムM11では、ボルトストップ機構やフィールドストリッピング構造がオミットされているが、KSCでは全て再現されており、モデルガン的にも楽しめる。
KSC イングラム M11A1 システム7

マルイ MAC10 と KSC M11A1(MAC11)のサイズ比較
MAC11は、45口径サイズのMAC10を70%ほどダウンサイジングした大きさになっている。そのグリップはハンドガン以上に細く、全体的にもおもちゃっぽさを感じさせるが、そこから吐き出される超高速連射と、プレイヤーの動きを一切阻害しない重量・サイズは、サバイバルゲームでは恐ろしい存在になるだろう。
ちなみにマルイMAC10のストラップは、MAC11のスイベルには5ミリほど幅が広いため、流用することはできない。しかしワンポイントスリングなどを装着すれば、携行や射撃に不自由することも無いはずである。
KSC イングラム M11A1 システム7

KSC イングラム M11A1 システム7

MAC11を戦闘(ゲーム)で活かすには?
実銃の例に漏れず、狭い空間や至近距離で最大の威力を発揮するのがイングラムM11である。機動力を活かしてアクティブに立ち回り、相手を瞬時に制圧する、そういった動きを心がければ、充分応えてくれるサブマシンガンといえよう。スナイパーのバックアップウェポンとしても非常に頼もしい存在となる。マガジンのサイズが小さく(細く)、重量が軽いこともメリットである。見通しの良い森林フィールドや、バリケードに隠れ続けなければならないゲームでは役に立たないが、市街地戦やインドア戦などで大いに活用してみてほしい。

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タナカ S&W M29 4インチ スチールフィニッシュ ~ 最高峰の輝きと 侮れないポテンシャル

2011/3/16 By: maxi カテゴリー: リボルバー

タナカ M29 4インチ スチールフィニッシュ
タナカワークス スミス&ウェッソン M29 4インチ
ペガサス ガスリボルバー
スチールフィニッシュ

スペック
全長:251mm
重量:740g
装弾数:14発
参考初速 64.9m/s – 0.2g (0.42J)
・固定ホップアップ
・ABS スチールフィニッシュモデル

←タナカ M29 4インチ 前回のレビュー記事

最高峰の輝きと、侮れないポテンシャル
この冬、サバイバルゲームで最も使用した感があったのは、タナカ M29 とエアコキSOCOM Mk23だった。もちろん屋外戦ではなく、インドア・セミインドア戦になるが、使った感があるというのはすなわち、ゲームで予想以上にヒットを取った数が多かったということである。2機種とも最低限の火力しかもっていないが、ある程度のイコールコンディション下では充分に働いてくれた。
タナカ M29 の素晴らしい仕上がりについては、過去のレビューをご覧いただければと思う。なお、このスチールフィニッシュモデルも含めて最近のM29は、グリップ内にもオモリが仕込まれ、相当な重量感を再現している。
「スチールフィニッシュ」のタナカ リボルバーは、ゲームで使うには惜しい位に美しい仕上がりだが、それでゲームをするのもまた格別である。しかも最近のゲームではメインウェポンとして使っていた。

命中精度を上げる
さて、タナカ ペガサス リボルバー は コルトSAA 以外、ノーマルの状態では本来のポテンシャルが発揮されていない。多弾装化による弊害だが、それ以外にも至らない点が所々見られるので、ある程度 チューニング をしたほうが良いだろう。チューニング 内容は当レビューではお馴染みの手法だが、これまで記載していなかった点もあるので、あらためて記載しておきたいと思う。

[1] テフロン加工インナーバレル
確か M29 クラシック を購入した際に、テフロン加工の黒いインナーバレルが装備されていた。そんなアフターパーツがあるのかと探してみたが、見当たらない。恐らく純正だと思うが、調べる術もなく現在でも不明である。
いずれにしても、M29 においてテフロン加工のインナーバレルは、命中精度の向上に非常に役立っている。以前、通常の真鍮バレルと比較テストを行ったこともあるが、明らかに弾道は安定した。推測するに、タナカ M29 はシリンダーギャップを越える際にBB弾が暴れる(変な角度でインナーバレルの壁ににぶち当たる)ようで、その際に真鍮の壁に当たるより、テフロン加工のほうが乱回転が少ないように見受けられるのである。確か、M629パフォーマンスセンター もテフロンバレルだった気がする。

[2] パッキンの切削加工
リューターを利用して、パッキンのフロント外側部分を切削する。さらに6mm前後の丸ヤスリで内部を削って拡張する。これにより抜弾抵抗が下がり、命中精度は上がる。しかし、シリンダー内部にチャージできるBB弾の流出を止めておけないので、引き換えに「6発装填」になってしまう。当たらない14発よりも、当たる6発のほうが使えると考える。

タナカ ペガサス チューニング

[3]ダミーカートリム連結部分の塗装
ダミーリムのつながっている部分を黒で筆塗りするだけで、リアル感が増して印象が異なってくる。

[4] ダミーカートリムの雷管メッキはがし
今回は行っていないが、リューターの「ラバーポイント」を使ってセンター部分を少し削り、地金を出すと雰囲気が出る。

タナカ M29 4インチ スチールフィニッシュ

[5] シリンダーハンドの磨き上げ
シリンダーを定位置で止める「シリンダーストップ」は、シリンダーにキズを付ける要因にもなってしまう。コンパウンドで磨きあげることで表面をツルツルにして、出来る限りシリンダーへのキズを防ぐ。スチールフィニッシュなどは完全には防げないが、キズの進行は遅らせられる。

タナカ M29 4インチ スチールフィニッシュ

[6] ロッキングプランジャーの磨き上げ
シリンダーの中心部分で、フレームと連結される部分のパーツである。スプリングで押し込まれるようになっており、この動作が固いとフレームのメッキが剥がれてしまう。とはいえ残念なことに、新品購入時点で、メッキは剥がれてしまっていたりするが、進行を遅らせる、あるいはスムーズなスイングアウトをするためにはやっておきたい。具体的には、シリンダー後端を分解してパーツを取り出し、表面をコンパウンドで磨き上げる。その後セラグリス(タミヤ)などでグリスアップして組み立てる。

[7] トリガーとハンマーのケースハードン加工
分解して紙ヤスリなどで磨いてから、キャロムのガンブルーペンを塗る。手軽にケースハードンの風合いが出せるアイテムだ。

[8] キャロム 木製グリップ(紫檀/ローズウッド)
キャロムの木グリは、純正のプラスチック・グリップよりも細身に出来ていて、握りやすさが格段に向上する。決して安くは無いが、非常に満足度の高いチューニングパーツといえる。なお、プラグリップに入っているオモリは使用できないが、木グリの密度が高くてそこそこ重量があるため、重量バランスも極めて良好になる。

[9] 弾はエクセル0.2g弾を使用
小さめの弾を使うことでパッキンの抵抗を最小限にでき、シリンダーギャップの影響も抑えられる。

[10] その他
標準ではセレーション入りのワイドトリガーが装備されているが、ダブルアクションの操作性の面から、M29クラシック に採用されている「セミワイド・スムーストリガー」に変更。

以上、性能に影響しない部分も多く含まれるが、このような項目が「美しく、楽しく使えるペガサスリボルバー」への道ではないだろうか。事実、約20m先でも充分ヒットできる性能が出せるようになり、接近戦では侮れないものになる。

タナカ M29 4インチ スチールフィニッシュ

イーストA 本革ホルスター NO.232 牛革製、サムブレイククロスタイプ シルエットホルスター 357/44マグナム用
射撃競技用の、約55mmまでのベルトに使用できる本革製ホルスター。パイソンやM29にジャストフィットする。比較的安価で丈夫な上に、雰囲気があって良い。

→タナカ M29 6.5インチ のレビュー記事を読む

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