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東京マルイ MP5K PDW ~ 超コンパクトな万能ゲームウェポン

2007/2/25 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ MP5K PDW
東京マルイ H&K MP5K-PDW
スタンダード電動ガン

スペック
全長:629mm
重量:1980g
参考初速:80m/s(0.64J)
装弾数:28発 オプション50/200/240/600発

超コンパクトな万能ゲームウェポン
MP5K PDW は、MP5 シリーズの中でも最もコンパクトな「クルツ」をベースに、折りたたみストックとフラッシュハイダーが付いたモデルである。ストックを折りたためば、かなりコンパクトになり、運搬も相当ラクでありながら、クルツよりも20mm長いインナーバレル(130mm)が実装されているため、有効射程も30m程と充分な性能を備えている。

MP5 の ベストシステム
フォアグリップが標準装備で、射撃時に両手の位置がガッシリと決まるため、安定性が非常に高い。MP5シリーズの中では、一番安定するのではないだろうか。同じMP5系では「MP5 RAS」のスタイルが似ているが、PDW のほうがよりコンパクトにまとまっている。拡張性については、ライティングデバイス(ライト)がそのまま付かないことを除けば、ドットサイトもサイレンサーも簡単に付くので、とくに不便はないだろう。

実射においてはクルツと同様、セミオート時に時々トリガーが空振りする(スイッチが入らない)ことがあるのが弱点で、その場合は一旦フルオートに切り替えて撃つ必要がある。ギヤの止まるタイミングや、スイッチ周辺の設計的な問題と思われるが、頻繁ではないため、今のところ対処は講じていない。また、これは使用するバッテリーにより相性があるかもしれない。

マルイ MP5K PDW

オプションパーツ インプレッション
MP5K PDW はオプションが手軽に取り付けられる利点もある。特に、手狭なフィールドで瞬時の照準を可能にするドットサイトなどは試していただきたいところだ。

・ヒーローアームズ 600連マガジン
クルツ用の240連マガジンを伸ばしただけのようなデザインとなっている。プラ製で軽量、給弾も非常に調子が良く、お勧めの一品といえる。これ一つあれば殆どのゲームで使えて、予備マガジンが要らない所も美点だ。但し、フロントフォアグリップとの隙間は多少狭くなる。

・東京マルイ プロサイレンサー(ショート)
クルツやPDWはインナーバレルが短い為、発射音(ピストン打撃音)が大きめに響くようになっている。やかましいまま使うのも楽しいが、戦闘の仕方によっては不利に働いてしまうこともあるだろう。例えばセミオート限定戦では、音はより静かな方が有利である。サイレンサーを付ければ音は若干小さくなるが、さらには、KSC HK33A2でもチューニングしたように、中に減速器と同じ理屈のパッファーを入れることで前方への発射音を、さらに軽減することもできる。

・ドットサイト&マウント
写真には撮れていないが、基本的にマルイのドットサイトを装備して運用している。その際は、取り付けの土台となるマウントレールの選択に少々悩むことがあるかもしれない。マウントレールには「ローマウント」と「ハイマウント」の2種類があるのだが、その2つのインプレも記しておきたい。
ローマウントベース (東京マルイ)
軽量でガッシリ固定出来る反面、位置が低くてやや狙いにくい。・・・とはいえ頬付けして丁度いい照準線にはなるため、私のお勧めとしてはこちらになる。なお、もし照準線を高くしたければドットサイト側のマウントを交換する手もある。

ハイマウントベース (東京マルイ)
レバーで着脱できるため、取り付けが非常に楽だが、逆に誤って外れてしまう場合がある。また重量が重いためトップヘビーになってしまい、コンパクトなPDWに取り付けると少々違和感がある。ただし照準線は高いので、かなり見やすいのがメリットである。あまり頭を傾けずとも、サッと照準できるのはラクで良い。ただし、頬付けにはならないので、ちゃんと遠くを狙う向きではないかもしれない。なお、映画バイオハザードでMP5K+ハイマウントバージョンがカッコよく映されている。

マルイ MP5K PDW

MP5K PDW は機動力の高さと精密射撃のための機能を両立していることで、ゲームで使いやすく、お勧めの電動ガンである。是非一度手にとってみてほしい。

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東京マルイ M14 (vol.4) ~ SOCOM 風 着せ替えライフル&分解手順

2007/2/01 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ M14 ソーコム風ショートカスタマイズ
東京マルイ 電動ガン U.S. M14
ウッドストックモデル

スペック
全長:1127mm
重量:3850g
銃身長:500mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)

装着品
PDIショートアウターバレル
・ノーマルストック ブラック塗装

←東京マルイ M14 前回のレビュー記事 (vol.3)

M14 の絶大な信頼性
所有している電動ガンの中でもひときわ高い評価をしているのが M14 である。アウトドアでのサバイバルゲームでどれか一挺だけもっていけ、という場合には間違いなくこの M14 を選ぶだろう。購入当初こそ重くて大変だと思ったが、一年経った今はこれが”普通”になり、全く重く感じない。ゲームで訓練?されたようだ。ただ、このショートタイプでもバッテリー+マガジンで 3850gあるので決して軽いわけではない。しかし、一年かけて慣れたのかと思うと、いつの間にか他と違った愛着や信頼感がわいている。こんな電動ガンは今までになかった。

細身ながらフルメタルで頑丈なレシーバー、他と一線を画する長距離射程、そしてストックをカンタンに着せ替えできる点が他の電動ライフルとは異なる。前回はシュガート仕様と銘打った迷彩塗装バージョンだったし、その前は木製ストックを装着していた。

東京マルイ M14 SOCOM 風カスタマイズ

そして今回は、追加購入したノーマルのプラストック(ウッドタイプ)にカラーリングを行い、PDIショートアウターバレル を装着したことで、M14 SOCOMライクな M14 に仕上がった。さらにヒートガードも2層塗装(シルバー+スモーク)を行い、ブラックメッキのような不思議な迫力を与えてみた。その結果、何ともクールでカッコ良い M14 に生まれ変わったのである。M4系とは違った意味で着せ替えができて、M14 も面白い。

昨年末に発売された M14 SOCOM と比較して異なる点は、フラッシュハイダーが標準タイプであること、スカウトタイプのマウントが無いので本体が軽量なこと、ストックはDIYカラーリングなのでサンドストーン加工のような特殊な仕上げではないこと、となる。いずれにせよ、この長さ(約950mm)なら取り回しも M16 などと変わらないし、フロントエンドが近くなるのでノーマルよりも軽量に感じるようになる。次回ゲームで投入し、どれだけアクティブに動けるかを確かめたい!

マルイ M14 分解方法
【外装 分解手順】
M14の分解はもちろん一切の加工等は不要で、大きな力も必要ない。ここではテキストのみではあるが手順を記しておきたい。

0. まずはバッテリーを外しておく
1. トリガーガードを引き起こして、トリガーガードのユニットを外す
2. メカ+バレルアッセンブリーを一体で、前方斜め上方向にゆっくり引き出す(少し)
3. モーターの数センチ直後に小さい配線コネクタがあるので、それを外す→これでメカとストックが分離
4. ストック後方の肩当て部分をネジで外し(下部のスリングスイベルも外れる)、プラの黒いインナーガイドも外す
5. 配線とコネクターを後ろに引き抜いて、第一段階完了。

その他メモ
・基本的に分解の必要は無いが、ストック前方(先端)の金属パーツは手で取ることが可能である。かみ合っている面積が広いので、全体を平行に引き抜ければ一番良いが、サイドの部分を少しずつずらすことさえできれば、そのうち外れる。工具を使う場合はペンチやプライヤーのようなもので厚紙が布をはさんで、上記の方法で取れる。

【 M14 メカ部周辺 分解手順 】
Now Writing…
0.メカボックス外装パーツ
1.コッキングレバー
2.ヒートカバー
3.アウターバレル
4.メカボックス

→東京マルイ M14 次のレビュー記事 (vol.5)

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東京マルイ FA-MAS SV ~ 侮れない ハイサイクル・ブルパップライフル

2007/1/05 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ FAMAS SV
東京マルイ FA-MAS SV (スーパーバージョン)
スタンダード電動ガン

スペック
全長:757mm
重量:2700g
装弾数:60/300発
参考初速:82.2m/s (0.68J)

初代電動ガンにして高いファイヤーパワー
東京マルイ FA-MAS (ファマス) は1991年に登場したの初代電動ガンながら、性能は現在でも充分に通用するもので、もともとの完成度の高さをうかがわせる。
写真で見るよりも実際のサイズはやや大きく感じ、厚みがある。剛性感も不足気味だが、丁寧に扱えばさほど問題はないだろう。バージョン1メカはハイギヤード仕様になっており、毎分1000発と他の電動ガンよりも高速な連射が可能である。それは制圧力の高さを意味し、ノーマル電動ガンにおいては他と一線を画する弾幕がはれる。逆に回転が速すぎるため、バースト撃ちしても5発ほど発射してしまうので、弾の消費(燃費の悪さ)は顕著である。

電動ガン初代のモデルだけあって、ボディや周辺パーツの出来には若干不満が残る。フラフラと横に動いてしまうフロントサイトや、使い込むとギシギシ音が出てくるボディ、ワイヤーリンケージを介した今一歩なトリガータッチ、その他、M16バナナマガジンが使えない、マウントベースが異常に重い塊であるなど、改善したいポイントはいくつもある。ハイグレード化して再販してほしい所だ。
FA-MAS に対してそう思うのは、ゲームで使用していても非常にバランスがよく、なかなか面白いライフルゆえである。

▼FA-MAS ショーティカスタム
マルイ ファマス ショーティカスタム

バランスのよさ、その一つは重量バランスで、バッテリーを搭載してマウントベースをのせ、フロント寄りにドットサイトを載せると、グリップの位置が重心となり、持ったときバランスがよく非常に軽く感じる。同時に振り回しやすいということになる。
それから二つ目は、スリングをつけて肩から斜めにぶら下げても、体の幅以内で収まってしまう点。とくに写真のようにショート化した場合は全長が660mm程度になり、非常にコンパクトである。これはMP5A4やM733短縮時よりも短い。それでも充分な銃身長を確保でき、ブルパップ銃本来の目的を達成している。有効射程も40mほどだろうか、M14なみに遠くまできれいに飛んでくれるので、ゲームウェポンとしての信頼性も高い。
そして三つ目は前述の、回転数の速さである。

つまり FA-MAS は特にチューンせずとも軽量コンパクト+長射程+高回転多弾幕と、ゲームで有利な要素が揃っているというわけで、さらに外観や剛性が磨かれれば言うことはない。ゲーム目的なら、軽量でシンプルなスーパーバージョンがお薦めで、長らく売っている割にはチューニングパーツもあまり無いが、もしチューンナップするなら、マウント+ドットサイト、フロントのショート化といった所だろうか。

▼コールオブデューティ4 ブラックオプスにも登場していた FA-MAS 。ゲームの時代設定とは裏腹に、キャリングハンドルが取り除かれ、近代的な仕様になっている。
コールオブデューティ4 ブラックオプス FA-MAS

ABSプラスチックのボディは加工しやすいので、是非さまざまなアレンジバージョンにも挑戦して、カッコいい FA-MAS に仕立て上げてみてほしい。

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