ARES G36C シミュレーター (vol.2) ~フィールドストリッピング
スペック
全長:505 – 735mm (ストック伸長時)
重量: 2600g
装弾数:140発(マルイG36用マガジン使用時 50発/470発)
参考初速:80m/s 0.64J
ARESメーカーサイト>>G36C テクニカルリソース(取扱説明書)
ARES G36C のウリ「カンタン分解」
早速だが、前記事で紹介した、ARES G36C のアドバンテージの一つである、フィールドストリッピングを試してみた。
上記写真をご覧のとおり、ピン3本を抜くだけでメカボックスを取り出すことができる。フレームとの固定方式はマルイ製と似通っており、インナーバレルを前に押し込んで、メカボックス前方を下に回しこみながら外す形式となる。
メカボックス自体の組み付け精度は高く、コードの品質も問題なさそうだ(キズ対策のカバーもかかっている)。さらに、シリンダーにメッキがかかっていて、仕上がりが美しいのに好感がもてた。また、上部に飛び出ているリコイル動作用のツメは非常にスムーズに動き、気持ちが良い。また、スイッチには既製のマイクロスイッチが使用されており、クリック感があるうえに、耐久性にも安心感がある。
そしてやはり、東京マルイ 次世代電動ガン のような リコイルウエイト は無く、プレスのエジェクションポートとボルトパーツ(コッキングハンドル部分)が連動して動くシンプルな仕様だ。該当パーツの重量は97gと、ハンドガンのスライドと同じ重さだが、こちらはキックがあるわけではない。ただ、コッキングハンドルがガシャガシャと動くため、見た目がハデで面白い。何はともあれ、そういったギミックはGUNファンとしては非常にうれしいものである。なお、各部をチェックしていくと、アウターバレルを固定している大きなネジが少し緩んでいたので、購入の際は一度確認しておいたほうが良いだろう。
マルイ G36C にブローバック風ギミックが追加されているだけのようでもあるが、次世代電動ガンと同様に「発射サウンド」が大きく、バリバリ撃っている感が高いので、間違いなく気分は高まる。ゲーム投入が楽しみである。
ホールドオープン・ギミック
ARES G36C には、一応ホールドオープンが可能なギミックも装備されている。用途としては、いじって遊ぶぐらいしかなさそうだが、ホップ調整時には便利かもしれない。ホールドオープンのロックはトリガーガード内の上にあるボタンを押し込んで行う。このボタンは、FA-MAS と同様のメカボのテンション開放の役目もあり、ダミーボルトの状態に関わらず、押し込めばメインスプリングが開放されるようになっている。なお、レビューvol.3に記載の方法でブローバックをキャンセルすると、ホールドオープンは出来なくなってしまう。
ARES G36C 投入状況 2010年1月
サバゲー定例会に、ARES G36C を持っていくつもりだったのだが、バトル前日のテストで、EnRoute 7.4V 1800mAhのリポのパワーがありすぎることに気づいたため、急遽実戦投入を見送った。ともかく起動力が凄まじく、どんな撃ち方をしても、ボルトカバーが勢いあまって色々な位置で止まり、ギア(ラッチ)にも負担をかけているであろうことが見て取れた。試しに1年半使っているNIMHを使うと、起動も回転も遅いが、ちゃんと定位置で止まってくれる。一体どうしたものかと悩んだが、とりあえずこの日は G36C をやめ、リポバッテリーを M14 に装備して持っていくことにしたのであった。M14 であれば、動作の不安要素は全く無く、大幅な軽量化にもなって好都合であった。
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