GUN道場レビュー

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ハンドガン の記事一覧

KSC グロック19 (vol.2) ~ 最高のハンドリング.. ベストサイズ・ハンドガン

2009/4/29 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC グロック19
KSC グロック19 (HW)
ブローバックガスガン
スライドディープブルー・フレームHWモデル

スペック
全長:186mm
重量:740g
装弾数:20発
参考初速:75m/s (0.56J)
・可変ホップアップシステム

←KSC グロック19 前回のレビュー記事 (vol.1)

見た目は変わらない フルカスタム仕様に!
グロック は サバイバルゲーマー あるいは ハンドガン・ファン の一家に一挺?と言っても良いほど、今では標準的なハンドガンのように思う。それほど多数モデルアップされ、映画・ドラマ・ゲームなどメディアで目にする機会も多いのが現実である。今更いうまでも無いが外観は極限までシンプルで、特に グロック19 の扱いやすさ、取り回しやすさは、他に例をみない。また、これほど手軽に、身体の一部となりうるGUNはそう多くは無い、とも言えるだろう。

グロックファミリーは数あるが、フルオートの可能な「G18C」と「G19」は、個人的にはとりわけ印象的である。 グロック19 のサイズは絶妙で、セミコンパクトの中ではトップクラスの性能をもち、フルサイズのグロック以上に手にしっくり来る。ゲームにおいての遠距離射撃性能は、マルイハンドガンに一歩譲るが、近距離戦においては遜色なく、20m以内であれば充分に渡り合える命中安定性をもっている。インドア戦やバックアップ用としては充分であろう。

KSC グロック19 の チューニングポイント
・PGC アルミスライド/アウターバレル
・KM リコイルスプリング&リコイルガイド
・プロテック プログレッシブレートリコイルスプリングCX (RSP/CX)

- リコイルスプリングは、ノーマル < KMステンレス < プロテックRSP/CX の順にハード
- スライドの閉鎖スピード(ブローバックレスポンス)もスプリングテンションに比例して向上
- アルミスライドは、素材的にスライドストップ部分の削れが心配(スライドストップがスチール製の為)
- アウターとインナーバレル(チャンバー)に抵抗があり、アウターのチャンバー内側接触部分を広げたほうが作動は良い
- フロントサイトはノーマルと同様で接着で固定
- スライドはブラックスチール、アウターはメタルパーカーで塗装

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タナカ ブローニングハイパワー MkIII (vol.2) ~ スチールフィニッシュ 歴代最高の仕上げ

2009/4/05 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


タナカ ブローニングハイパワーMkIII スチールフィニッシュ
タナカ ブローニングハイパワー Mk.III
ブローバックガスガン

スペック
全長:197mm
重量:588g
装弾数:20発
参考初速:72.8m/s(0.53J)
・ABSスライド / スチールフィニッシュメッキモデル
・可変ホップアップ

←タナカ ブローニングハイパワー 前回のレビュー記事 (vol.1)

歴代最高の表面仕上げ「スチールフィニッシュ」
タナカワークスの「スチールフィニッシュ」メッキモデルは、実によく出来たメッキ処理で、オイルを吹くと青光りし、角などが擦れると銀色の地肌が露出する。エッジもきれいで、非常に硬質感が高いので、モデルガンライクに眺めて楽しむのにうってつけのモデルである。ベース素材はABS樹脂となるが、スライドが軽量になれば作動性が向上するので、ゲーム向きの要素としてもプラスである。今回の ブローニングハイパワー の仕上がりも、かつて無い色気のあるものになっている。

タナカ ブローニングハイパワーMkIII スチールフィニッシュ

実際のところ、実射性能、命中精度は、残念ながら屋外でのサバイバルゲームで使用するレベルには至らないが、インドアの至近距離戦(5〜15m程度)なら一応「当たるかもしれない」といったところ。もう少し「安定性」が欲しいが、決定的な改善方法が見当たらない。
なお、軽量なABSスライドは、同社 ブローニングハイパワー シリーズ の中ではブローバックスピードも当然、最速の部類である。しかし構造上トリガープルが重いため、速射が難しいというジレンマを持っている。

タナカ ブローニングハイパワーMkIII スチールフィニッシュ

▼トリガーとハンマーを一度分解し、ケースハードン処理をおこなった。キャロムショットのガンブルーペンを使えば、一瞬でケースハードン風仕上げになる。飾ったり眺めたりするような、古めの銃には似合う。
タナカ ブローニングハイパワーMkIII スチールフィニッシュ

▼いかにも実銃は、鋼鉄で作った感のある、細身で筋肉質なデザインがカッコいい。
タナカ ブローニングハイパワーMkIII スチールフィニッシュ

タナカが再現した ブローニングハイパワー は、質実ともに味のあるハンドガンで、何故か憎めないところがある。 ブローニングハイパワー のファンは多いと思うので、今後、是非ともゲームでガンガン使えるモデルの登場にも期待したい。

→ ブローニングハイパワー 次のレビュー記事 (vol.3)

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WA コルト コマンダー series’80 (プレミアムエディション09)

2009/3/01 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


WA コマンダー シリーズ80 プレミアム
ウエスタンアームズ コルト コマンダー MarkIV series’80
ブローバックガスガン
2009 プレミアムエディション

スペック
全長:198mm
重量:690g
装弾数:21発
参考初速:69.2m/s – 0.2g (0.48J)
・SCW3 / 固定ホップアップ
・ABSスライド/フレーム
・ニッケルメッキ仕上げ
2009年1月限定販売品

←WA コルト コマンダー 前回のレビュー記事 (vol.1)

コルトコマンダーのコレクターズ版は意外にゲーム向き?
先日、コルト コマンダー の決定版といえるモデルが、限定品で発売された。ここで決定版と呼ぶ理由は以下の通りである。

・ABS製スライドで、動作が速く確実(ゲーム向き)
・固定ホップアップ(ちゃんと遠距離まで飛ぶ)
・スライドのストップ部分が強化型(スライドが削れる心配なし)
・series80 の刻印(シンプルで良い、通常モデルには存在しないバージョン)
・チャンバーがメタル製、ポリッシュ仕上げ

出来ればこの仕様、特にABSスライドで、通常のブラックモデルが欲しかったところだが、待っていたところで永久に手には入らなさそうなので、思い切って入手してみたところである。ニッケルメッキ仕上げのため、ゲームでは目立ってしまうかもしれないが、コルトコマンダーとしては最も完成度が高いモデルであろうと確信した結果の購入である。

WA コマンダー シリーズ80 プレミアム

手に入れて、試し撃ちした結果は「大満足」で、メッキ仕上げであることを除けば、コマンダーとしては歴代最高のデキと言っても過言ではない。各パーツはWA製品の中でもハイグレードな仕上げとなっており、特にハンマーのエッジなど惚れ惚れする。スライドを動かしてみると、文字通り軽めの、甲高くて硬質な音が響いて楽しく、ヘビーウエイトモデルとはまた違ったおもむきがある。
SCW3システム、固定ホップアップといえば2005年頃に出ていたマグナテックシリーズを思い出させるが、その高級版と見ても良いかもしれない。夏場の痛快な撃ち味が今から楽しみである。なお、通常の販売版としてカーボンブラックモデルが存在するが、あちらは初期タイプの刻印で、重めの撃ち味、全体がブラック仕上げと、相反をなすタイプである。コマンダー好きとしては両方手に入れたいところだが、最近はその仕上げやチャンバーのメタル化などで高級志向ということもあって値段が張るため、中々気軽には買えない。

ワンポイントチューン
・標準ではイラストの刻まれたカッコいいメタル製のグリップが付属しているが、ここではノーマルタイプに換装している。なおノーマルタイプは金メッキのメダリオンが綺麗で光りすぎるものが多いが、塗料の黒を薄めて、メダリオン全体を上塗りするとスミ入れされたようになり、トーンが落ち、非常に渋い印象になる。今回はアクリル塗料を水で薄めて行った。

ゲーム実戦投入レポ 2009.05
ゲームに投入してみたところ、結論から言ってこのWAコマンダーは、戦闘力が非常に高かった。第一に、距離30mまでの命中性能がかなり安定しており、マルイの1911やMEUに引けをとらない点が頼もしい。固定ホップは何もいじらずとも、エクセル0.2gバイオ弾でほぼ、30mドンピシャである。気温が上がるシーズン(=ガスブロシーズン)にはパッキンがやや軟化するためか弾道も安定し、30m先のヘッドショットが可能なレベルとなる。もちろんハンドガン戦でそんな狙撃はめったにしないが、安心してゲームに投入できるのはうれしい。SCW3+固定ホップになった事で、初めて実戦でフル活用できるコンバットコマンダーになったわけである。CQB戦においては、その取り回しの良さや重量バランスが光る。スライドが短く軽いため(ガバに比べて)当然ブローバックレスポンスも良いわけで、1911ファミリーの中でも優等生ではないだろうか。なお、1911に比べて、サイトも大きく見易い。ガバ由来であるシングルアクションのストロークの短いトリガーもかなり速射に向いている。

ちなみに、シルバー系のボディには是非、パックマイヤーグリップを合わせてみたいところだ。しかしこのコマンダーが実戦で有効性が高いとなってくると、やはりスタンダードなブラックバージョンも欲しくなってきてしまう。こちらのニッケルメッキ(プレミアムバージョン)では装備類を「アーバンテイスト」または「中東ゲリラテイスト」にして怪しい雰囲気を、ブラックはチャンバー+アウターバレルをメタルパーカー色にして普通に「USミリタリーテイスト」を醸し出す、というのはどうだろうか。

パックマイヤー装着!戦闘力UP
お気に入りとなった、コマンダーMkIV プレミアムエディションに、パックマイヤーのラバーグリップを装着してみた。ニッケルメッキモデルながら、これだけで何だか実戦向きにスタイルアップした気がする。早速、次回のゲームにも投入したい。

WA コマンダー シリーズ80 プレミアム

ところで、ブラックホークのCQCホルスターへのセットをテストしてみたところ、やはりスライドの幅、厚みが少々キツイようで、すんなりとは入らなかった。CQCホルスターは非常に便利なので、何とか合うものを探したいところではあるが、実は現状ではゲームにおいて使用する機会があまり無かったりする。何故ならゲームではレギュレーションに合わせて、大抵信頼できる「一挺」しか持って行かないからである。しかしいつか、戦闘中にメインウェポンを捨てて、即座にハンドガンに切り替えるなどの芸当にも挑戦してみたいところだ。

→WA コルト コマンダー 次のレビュー記事 (vol.3)

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