GUN道場レビュー

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WA ベレッタ M84FS ステンレス (vol.0) ~ 一段と美しいコンパクトオート

2009/12/12 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


WA M84FS stainless
WA ベレッタ M84FS チーター
ガスブローバック

スペック
全長:172mm
重量:567g
装弾数:20発
参考初速:59m/s (0.35J)
・6.03mm精密NEW可変HOPバレル搭載
・Rタイプ・マガジン

実銃の背景
ベレッタのハンドガンの中で、.380ACP弾を使用する小型オートマチックの代表がM80系シリーズである。M84 はダブルカラムマガジンにより、13発もの多弾装填を可能とし、護身用としてもよく使われる。

再び、再販!
ベレッタ ハンドガン の中でも一段と美しいモデル M84FS が再販となる。特にABSスライド×ステンレスメッキモデルは、ブローバックの動作も素早く、撃って楽しいモデルだ。ホップアップこそ従来の可変式となってしまっているが、コレクションとして手元に置いておきたい銃の一つだ。

→ WA ベレッタ M84FS 次のレビュー記事 (vol.1)

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JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6) vol.2 ~ サバイバルゲーム実戦投入!

2008/4/11 By: maxi カテゴリー: ライフル


JLS CX4storm エアーコッキング
JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6)
コッキングエアーライフル

スペック
全長:740mm
重量:1500g
装弾数:45発
実測初速:87m/s(0.75J)

←JLS ベレッタ CX-4ストーム 前回のレビュー記事 (vol.1)

サバイバルゲーム実戦投入!
早速、JLS ベレッタ CX4 をアウトドアの「ガス&エアコキ ワンメイク戦」に使用してみた。飛距離はホップ最大で35m程度だろうか、ノーマルの マルイ M733 と同じような、少し物足りない弾道を描き、40m手前でストンと落ちる印象。しかも撃つ度に着弾がずれ、正味の射程は20m程度であった。明らかに、ホップの精度が低いのを感じた。
またトリガープルは劣悪で、粘る上に手が震えるほどに固い。ただしコツはあって、一気に引ききればそれほど問題ではなく、弾道自体はある程度素直なので、ヒットを取るのにさほど苦労するわけでもなかった。あとは、ボディ全体が滑りやすい印象で、特にバットプレートを肩に留め置く(肩当て)のが難しかった。その他、コッキングが固いことを除けば、取り回しは良好で扱いやすい部類に入ると思う。

▼マガジンにはBBローダーを使って装填。ウエイトが入っていてある程度の重量感がある。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼CX4ストームの独特なストックデザインを再現している。ブルパップのようでいて異なる。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼右側面にはスライド式の雑なホップ調整レバーがある。触るとすぐに動いてしまって実用的ではない。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

分解してみて驚愕
さてゲーム終了後、帰宅して、早速分解してみる。
14本のタッピングを外して、モナカを空けた瞬間、これはヒドイ!と思ってしまった。内容は以下のとおりである。

・今どき考えられない全身モナカ構造。
・異常に重いスチールのオモリが4本も入っており、全身サビている。
・ピストン周りに無駄にべっとり付いた低品質な気がするグリス。
・接合部の品質(精度)のガタ、キズ入りバレルの品質はかつてのLSの組み立てエアーガン以下。

という散々な出来栄えであった。
しかし!こういう「低品質なエアーガン」は手の加えがいがあるというものである。そこで今回、インナーバレルとホップシステムにチューニングポイントを置いてチューンナップしてみた。

インナーバレル
あろうことか最初から内部にキズが入っていたので、コンパウンドで研磨。キズは取れないが均一性は出せた気がするので弾がバラける一因を多少は排除できたと思う。またプラスチックのチャンバーとのハメコミ接合部がスカスカだったため、テープを巻いてクリアランスを埋める。

ホップチャンバー
せっかくセンターに切れ目の入ったV型パッキンだが、パーツの精度が甘く、ホップの効きが悪い。さらにV型パッキンが後ろから見て左に傾いて押し付けられてしまう構造だったため、パッキンとテンショナーの間(とくに右側)に厚紙を挟んでホップの効きを向上。

以上のチューンナップの結果、とりあえずは室内10m→約20~40mmの集弾精度を得ることができた。トリガーが重いのが難点だが、成績からみればVSR10に匹敵する精度ではないだろうか。

▼20mmサイズのトップレイルおよび3面レイルが設定され、プラスチック製ながらも色々取り付けできて便利。ガスブロや電動ガンだったらもの凄く使いやすいウェポンになる気がする。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

次回、インドア戦に持ち込んでみる予定である。
なんといっても、サイズがコンパクトで携行が楽な上、簡単に軽量化も可能、そしてスコープがたやすく装着できるので、命中精度さえ出せればガスブロ&コッキング戦においての遠距離向け狙撃ライフルとして活躍できる。精度の高いコンパクトな狙撃ライフルが一挺あると、ハンドガンに遠距離狙撃精度を求める必要性が無くなるため、マルイ以外の好みのハンドガンもメインで戦えるというメリットがある。例えば マルシン や KSC 、WA のハンドガン+この CX4 や VSR10 、CA870 といった組み合わせである。ハンドガンでカバー出来ないシチュエーションでは、きっと役に立つであろう。

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JLS ベレッタ CX4 STORM ~ セミオートカービン のレアなモデルアップ!

2008/3/12 By: maxi カテゴリー: ライフル


JLS ベレッタ CX4 STORM
JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6)
コッキングエアーライフル

スペック
全長:740mm
重量:1500g
装弾数:45発
実測初速:87m/s(0.75J)

レアな CX4 STORM のコッキングエアーガン
このモデルは2006年にベレッタから発表された、拳銃弾を使う セミオートカービン ” CX4 ” をモチーフとしたコッキングライフルである。近代的なデザインではあるが、微妙に使いどころが分からないGUNだったりする。しかしエアガンの世界では使いどころも何も、ゲームかシューティングしかないので、この新しいデザインのコンパクト・ライフルは歓迎すべきだと考える。

サブマシンガンライクな、独特のデザイン
まずこの CX4 はかなり太めのグリップ部分にマガジンを格納するようになっており、ハンドガンを拡張したようなモデルとも言えそうだ。ベレッタだけに昔マルシンから出ていた M92Fカービンデバイス も思い起こさせる。

スコープのアドオンができる待望のコンパクト・コッキングライフル
上部にはボディと一体成型の20mmレールが付いているため、ドットサイトやスコープを簡単に乗せることができ、ゲームではスナイパーライフルとして使えるのではないかと想像している。冒頭のスペック紹介でご覧の通り、パワーも充分であり、コッキングハンドルは左にあるため、構えたままの操作も可能となっている。

JLS ベレッタ CX4 スプリングエアーガン

これで性能さえよければ、サイズがコンパクトで取り回しやすいため、インドアでもアウトドアでも活躍できそうだ。次回ゲームで、性能のほどを確かめたい。

ファーストインプレッション
本体はモナカ構造だが、ABSに肉厚があり剛性感は非常に高い。しかし「アウターバレル」はプラスチック製である。先端には16mm程度の正ネジがついてはいるが、残念ながらそのサイズの他パーツは見当たらず、拡張性は期待できない。なお、付属のエクステンションバレルを全くつける気が起きない(意味もなければカッコよくも無い?)ため、M14SOCOM用のフラッシュハイダーを取り付けてみた。
ひどいと思ったのは、そのような付属品が使用するに値しないことだ。
ドットサイトの形をした「ただのお飾り」、差し込むだけでは「取付けの出来ない」エクステンションアウターバレル(接着するのだろうか…)、100均一クオリティの「薄っぺらなスリング」、消音効果も皆無の本当に形だけの「サイレンサー」。ただし、バイポッドを兼ねた「フロントグリップ」と、「マルイ製をパクったBBローダー」だけは使えそうだ。しかし、このCX4はあくまでコンパクト、かつスコープをポンと載せられることが唯一の美点なので、余計な付属品は気にしなくてもよいと考えた。

初回 射撃テスト
スコープをダイレクトに乗せられる、コンパクトで安価なエアーコッキングライフルは他に無いので、そういう意味でこのCX4はレアな一品だ。早速 4x28mmスコープを18mmのハイマウントで搭載し、10mでの集弾テストを実施してみた。(マルイ0.2gBB、HOPオフ)
だが結果は「よく分からない」ものとなった。初回は80mm程度に収まったが、2-3回目は100mm以上にひろがっている。HOPをオフにしたことが原因かもしれないので (現にコッキング後、前から弾が落ちる)、もう少し撃ち込まないと分からないのが正直なところだが、いずれにしてもトリガープルがものすごく重いという特徴があった。粘った上にガツンと切れるトリガーのため慣れが必要だ。昔で言う標準?というか、マルイのコッキングライフルと同等かもしれない。発射音もマルイのそれに酷似している。現在のエアガン水準においては「ひどいトリガープル」といえるだろうが、電動ガン主流の今では、かえって新鮮だったりする。コツとしては一気に引き絞る感じにすれば、ブレも少なくスッキリ撃てる。よく、軍用銃は安全性のためにトリガープルを重くしていると聞くが(CX4は軍用ではないものの…)、そのような感触と思いこんで、慣れれば良いかもしれない。

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