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JLS F2000 電動ガン (vol.2) ~ 実戦投入インプレ&ACOGドットサイト

2009/3/09 By: maxi カテゴリー: ライフル


jls f2000
JLS FN F2000
スタンダード電動ガン

スペック
全長:740mm
装弾数:300発 (マルイM16互換)
実測初速:95m/s (0.9J)
・メカ整備済み

仕様変更点
・マルイ純正 ホップアップラバー(パッキン)
・マルイ純正 S-システム用ホップテンショナー(ストライクチャンバー)
・マルイ純正 450mmインナーバレル

装備品
・ACOGタイプ 1×30 ドットサイト
・イーグルフォース330連マガジン(加工済)を装備

←JLS F2000 前回のレビュー記事 (vol.1)

ゲーム投入インプレ
早速、JLS F2000を定例ゲームに投入してみた。ざっくり言ってしまうと信頼性は「中以下」で、戦果は「並」といった印象。取り立ててアドバンテージは無く、むしろ不利な要素が多い。近距離の取り回しやすさ、優れた重量バランスは光ったが、遠距離での精度、発射そのものの信頼性に疑問が残る。ただし今回ゲームを行ったことで原因も明らかになったため、ゲーム終了後、チューニングを実施。なおメカボックスに関しては手を入れていることもあり、ピニオンからのノイズが若干出るものの、不安要素はなかった。
問題と感じたのは、「連続発射数が少ない」=多弾マガジンの不具合と、「遠距離でのバラつき」=ホップアップ精度の低さである。

JLS F2000

標準の多弾マガジンは非常に精度が悪く、ゼンマイが重くて巻くと指が痛くなるわりにはフル巻きでも100〜200発程度しか撃てない。ゲーム後家に帰って、中身をマルイ製に交換したらすこぶる調子が良くなった。その後のテストで、ラクに300発を連続発射できることを確認した。

JLS F2000

また標準のホップアップは精度が低く、40mは飛ぶもののかなり散るため、狙って当てられるレベルではなかった。ゲームでは30m以上離れた距離でのヒットは今回取れなかった。経験的に言えば、M733のホップをさらに悪くした感じで、ここはとりあえず、「マルイ純正パッキン」「S-システム用ホップテンショナー(ストライクチャンバー)」に変更してみる。
その上で再度、屋外テストをしてみたところ、安定性は上昇、40mで狙って当てられる可能性が高まった。ちなみにJLSノーマルのパッキンは硬いが、マルイのパッキンはしなやかで柔らかく、そんな細かいところでも差が出ているように見受けられた。

→G&G F2000 (G2010) 電動ガンのレビュー記事を読む

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JLS F2000 電動ガン (vol.1) ~ 貴重なモデルアップ

2009/3/08 By: maxi カテゴリー: ライフル


JLS F2000
JLS FN F2000
スタンダード電動ガン

スペック
全長:740mm
装弾数:300発 (マルイM16互換)
実測初速:95m/s (0.9J)
・メカ整備済み

アタック&スナイピング万能ライフルへの期待
2009年現在「 FN F2000 」ライフルは、いまだに中華、しかも JLS からしかモデルアップされておらず、貴重な電動ガンである。P90 にも似たそのスタイルは新鮮で、何か惹かれてしまう、といった方も多いのではないだろうか。
なお、中華製電動ガンの他の例にもれず、メカ部は必ず手を入れる必要がある点は注意していただきたい。(本品もマルイノーマルと同等レベルまでチューニング済み)
8.4V1600mAhのNIMHバッテリーで屋外テストをしてみたところ、回転数は感覚値で毎分900以上、40m先のダンボール箱に、ドットサイトをつかって何とか当てられる性能がある。気になる点としては、P90と同等、トリガープルが重い点で、セミオートで続けざまに撃っていると指が早々にくたびれてしまう。これからゲームにも投入しつつ、じっくり検証していきたい。

▼ご存知のとおり ブルパップ は「全長が短い」わりに「銃身長が長く」取れることが特長であり、そのままゲームウェポンに当てはめると、機動力が高いのに加えて遠距離狙撃もできる(はず)ということになる。 F2000 は大きさこそFAMASと同等だが、デザインが秀逸で強度も確保しやすく、とてもハンドリングしやすい、という利点がある。さらに拡張のしやすさは言うまでもなく、CQBからスナイプまで何でもこなしてくれそうだ。

JLS F2000 電動ガン

▼マガジンはマルイM16系と共用かと思いきや、キャッチのかかる部分にデッパリがあって、それがないと引っかからない?様子である。※後日、上端からキャッチ穴までの長さを検証したところ、JLSマガジン=5.9mm、EAGLEFORCEマガジン=6.1mmというわずかな差だったので、少しヤスリで削れば使用できることを確認済。
なお、マガジンの前にある黒いパーツがマグキャッチボタンとなっており、上方向に押し込むとマガジンがリリースされるが、なかなか使いやすい。

JLS F2000 電動ガン

▼9.6Vサイズのミニバッテリーが余裕で入る。パッドはやわらかめのゴムで出来ており、カポっとはめ込むだけの固定のため、すぐに抜けてしまいそうで少々心もとない。

JLS F2000 電動ガン

仕様メモ
・フラッシュハイダー < エクステンションバレル < 本体 は14mm正ネジで接合 ・インナーバレル 450mm 次は、ゲームに投入して実戦レポをしたい。実際の取り回しや使い勝手、射程距離が気になる所だ。 →JLS F2000 次のレビュー記事 (vol.2)

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JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6) vol.2 ~ サバイバルゲーム実戦投入!

2008/4/11 By: maxi カテゴリー: ライフル


JLS CX4storm エアーコッキング
JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6)
コッキングエアーライフル

スペック
全長:740mm
重量:1500g
装弾数:45発
実測初速:87m/s(0.75J)

←JLS ベレッタ CX-4ストーム 前回のレビュー記事 (vol.1)

サバイバルゲーム実戦投入!
早速、JLS ベレッタ CX4 をアウトドアの「ガス&エアコキ ワンメイク戦」に使用してみた。飛距離はホップ最大で35m程度だろうか、ノーマルの マルイ M733 と同じような、少し物足りない弾道を描き、40m手前でストンと落ちる印象。しかも撃つ度に着弾がずれ、正味の射程は20m程度であった。明らかに、ホップの精度が低いのを感じた。
またトリガープルは劣悪で、粘る上に手が震えるほどに固い。ただしコツはあって、一気に引ききればそれほど問題ではなく、弾道自体はある程度素直なので、ヒットを取るのにさほど苦労するわけでもなかった。あとは、ボディ全体が滑りやすい印象で、特にバットプレートを肩に留め置く(肩当て)のが難しかった。その他、コッキングが固いことを除けば、取り回しは良好で扱いやすい部類に入ると思う。

▼マガジンにはBBローダーを使って装填。ウエイトが入っていてある程度の重量感がある。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼CX4ストームの独特なストックデザインを再現している。ブルパップのようでいて異なる。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼右側面にはスライド式の雑なホップ調整レバーがある。触るとすぐに動いてしまって実用的ではない。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

分解してみて驚愕
さてゲーム終了後、帰宅して、早速分解してみる。
14本のタッピングを外して、モナカを空けた瞬間、これはヒドイ!と思ってしまった。内容は以下のとおりである。

・今どき考えられない全身モナカ構造。
・異常に重いスチールのオモリが4本も入っており、全身サビている。
・ピストン周りに無駄にべっとり付いた低品質な気がするグリス。
・接合部の品質(精度)のガタ、キズ入りバレルの品質はかつてのLSの組み立てエアーガン以下。

という散々な出来栄えであった。
しかし!こういう「低品質なエアーガン」は手の加えがいがあるというものである。そこで今回、インナーバレルとホップシステムにチューニングポイントを置いてチューンナップしてみた。

インナーバレル
あろうことか最初から内部にキズが入っていたので、コンパウンドで研磨。キズは取れないが均一性は出せた気がするので弾がバラける一因を多少は排除できたと思う。またプラスチックのチャンバーとのハメコミ接合部がスカスカだったため、テープを巻いてクリアランスを埋める。

ホップチャンバー
せっかくセンターに切れ目の入ったV型パッキンだが、パーツの精度が甘く、ホップの効きが悪い。さらにV型パッキンが後ろから見て左に傾いて押し付けられてしまう構造だったため、パッキンとテンショナーの間(とくに右側)に厚紙を挟んでホップの効きを向上。

以上のチューンナップの結果、とりあえずは室内10m→約20~40mmの集弾精度を得ることができた。トリガーが重いのが難点だが、成績からみればVSR10に匹敵する精度ではないだろうか。

▼20mmサイズのトップレイルおよび3面レイルが設定され、プラスチック製ながらも色々取り付けできて便利。ガスブロや電動ガンだったらもの凄く使いやすいウェポンになる気がする。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

次回、インドア戦に持ち込んでみる予定である。
なんといっても、サイズがコンパクトで携行が楽な上、簡単に軽量化も可能、そしてスコープがたやすく装着できるので、命中精度さえ出せればガスブロ&コッキング戦においての遠距離向け狙撃ライフルとして活躍できる。精度の高いコンパクトな狙撃ライフルが一挺あると、ハンドガンに遠距離狙撃精度を求める必要性が無くなるため、マルイ以外の好みのハンドガンもメインで戦えるというメリットがある。例えば マルシン や KSC 、WA のハンドガン+この CX4 や VSR10 、CA870 といった組み合わせである。ハンドガンでカバー出来ないシチュエーションでは、きっと役に立つであろう。

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