GUN道場レビュー

エアソフトガン、電動ガン、ガスガンのレビューサイト
Subscribe

WA ベレッタ M1934R マシンピストル (vol.0) ~ 最小マシンピストル

2010/7/22 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


WA ベレッタ M1934R
ウエスタンアームズ ベレッタ M1934R マシンピストル
ガスブローバック

スペック
全長:150mm
重量 :550g
装弾数:20+1発
参考初速:61m/s (0.37J)
・ABSスライド
・トランスファーハンマー
・セミ/フルオート機構搭載
・ダイキャストグリップ
・ロングリコイルスプリングガイド

WAより、ベレッタ M1934 のフルオートバージョン M1934R が2010年8月に再販されるというニュースがあった。もともとコレクション的なハンドガンではあるが、フルオートが可能ともなると、インドア戦のバックアップに良さそうだ。セレクターは無く、トリガーを半分引くとセミオート、引ききるとフルオートという、ステアーAUGのような特殊な機構となっている。
インドアでフルオート有りというゲームルールは、調整がなかなか難しいかもしれない、何か条件付けしてうまく設定したいところである。

→WA ベレッタ M1934R 次のレビュー記事 (vol.1)

WA M1934 の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’WA M1934′ sort_type=’6′ category=’101164′]

WA M1934 のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

東京マルイ グロック18C ガスブローバック (vol.2) 〜 実戦投入編

2010/7/21 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ グロック18C ガスブローバック
東京マルイ グロック18C
セミ・フルオート ブローバックガスガン

スペック
全長:186mm
重量:698g
銃身長:97mm
装弾数:25発/ 50発(ロングマガジン)
参考初速:70m/s (0.49J)

←東京マルイ グロック18C 前回のレビュー記事 (vol.1)

先日のナンバーナイン戦に、東京マルイ グロック18C ガスブローバック をガッツリと投入してみたので、レポートしておきたい。当日はあまりの暑さに、電動 F2000 を早々に仕舞いこんで、ほとんど グロック18C で駆け回った。

軽いことは良いことだ
真夏のハードコンディションの中で、最も貢献してくれたのが、その軽さだ。
これ一挺で赴けば、体力への負荷は相当に低い。遠距離射撃が難しいかと思えばそうでもなく、思ったより遠くまでキレイに飛ぶため、高い戦闘力は秘めているといえるだろう。もちろん、必ず両手でしっかり構えて、数発単位のバースト射撃を行うなど、運用にコツはあると思う。

楽しさ満点!だけど使いこなしはやや難しい
フルオートの激しいリコイルショックと、バカでかいサウンドはもちろん楽しいが、フルオートですぐ撃ち切ってしまうような使い方では、すぐ反撃をくらうし、リコイルによる着弾のブレ、弾切れなどリスクが高い。
トリガーを一瞬だけ引けば4-5発が出るため、今回は、狙撃で面制圧という使い方をしてみたら、結構ヒットが取れた。

弾切れに注意!
今回は25発のノーマルマガジン×3本で運用したが、バーストで撃っても、ともかくあっという間に弾が切れる。
やはり50連マガジンが安心かもしれないが、あの重いマガジンを3本も4本も持つのもかさばるものだ。ノーマルマガジン3-4本程度で、無駄弾を極力押さえたバトルをするのが良い気もした。

スライドが割れる現象
25連マガジンを使用している分には、何も問題なかったが、周囲で50連マガジンを使用している人で、スライドの前面が割れる現象が起こるようだ。50連のほうがリコイルが強烈なため、当然ストレスのかかる部分と思うが、現時点ではマルイで交換を行ってもらえるようなので、割れてしまった場合は早いうちに問い合わせてみるのが良いだろう。(GUN道場PRODUCTSで対策パーツも販売)

今更言うまでもないが、マルイ グロック18C はブローバック・ハンドガンの楽しさが凝縮された、傑作ハンドガンだ。同じブローバックの長モノよりも、機動力や信頼性、命中精度の面で上をいっており、夏のサバゲーには最高の相棒といえる。

東京マルイ グロック18C ブレードテック ホルスター

5.11 ブレードテック ホルスター
東京マルイ の グロック には、ブレードテックのホルスターを愛用している。これはブラックホーク CQCホルスターのようにロック機構が無く、トリガーガードを樹脂の弾性で抑えるだけのシンプルなものだ。手軽に抜き差しできるシンプルさが気に入っており、よほど激しくジャンプでもしない限り、落ちることも無い。東京マルイの グロックシリーズ には実銃のグロック21(45口径)対応のものがベストマッチする。

ナンバーナインの設備増強に感動
ナンバーナインは老舗のサバゲーフィールドで、ファシリティ(設備環境)の充実度はトップクラスだ。しかも山あいにあるため、鳥の鳴き声や空気や水のおいしさに、いつも癒される。
ちょっとしたリゾート気分に浸れるので、気に入っているフィールドだ。
さらに、今回はキャピタル号という荷物運びのキャタピラカーと、フィールド横セーフティに、噴霧器が増強されていた。噴霧器は午後から稼動し、軽く霧を浴びることもできるし、周辺の温度を下げてくれる。ここまでやってくれるフィールドはそうそうない気がする。まだ行ったことのない人は、是非行ってみて欲しい。

→東京マルイ グロック18C 次のレビュー記事 (vol.3)

東京マルイ グロック18C の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ グロック18C ガス ブロー’ sort_type=’6′ category=’101164′]

東京マルイ グロック18C のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

KSC ベレッタ M93R II (05HK) 〜 面白さ抜群の3点バースト

2007/7/07 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC ベレッタ M93R-II
KSC ベレッタ M93R -II
ブローバックガスガン
05ハードキックバージョン
※ショートカスタム

スペック
全長:248mm
重量:1035g
装弾数:38発
参考初速 76.6m/s – 0.2g (0.59J)
・セミオート – 3点バースト – フルオート切替

ガスガン ベレッタ M93R の歴史
KSC の ベレッタ M93R はその系譜を追ってみると、日本で初のガスガン「 MGC M93R 」まで遡る。当時はもちろんブローバックでもリキッドチャージでもない固定ガスガンだったが、話題になったものである。現在では、数少ないフルオートのブローバックハンドガンとしても、KSC M93R は元祖的な存在といえる。
実は私も以前、AGグレードの2ndバージョンを所有していたが、ブローバック動作がイマイチで、それほど使用しないまま手放していた。しかし昨今、インドアのフィールドが充実し、インドアであれば M93R の活躍の場があると思い、再び自分の中でも光が当たった次第である。3点バーストをブローバックで楽しめるのはこの M93R と VP70 くらいしかなく、3発連射ぐらいならガス冷えによる回転不良もおきにくいので、ガスフルオートSMGよりも使いようがあるというものだろう。

箱をあけると、さすが KSC の質感の良さが、ぱっと見ただけでも分かる。実際持ってみると、重量感やバランスも適度で、造りもしっかりしており、コレクションとしても満足いくモデルといえる。もちろんシューティングやサバゲーで撃って楽しむのが一番だとは思う。 M93R II は今までと何が違うかというと、一番大きな点が「フルオートシアー搭載」である。簡単に言えば、フルオート時にちゃんとスライドが戻りきるまで、ハンマーが落ちない仕組みだ。本来あるべきだが、今まで簡略化されていたということになろうか。これにより、3点バーストおよびフルオート時の連射性能が安定するようになった。 M93R-AG系 とはパーツやマガジンの互換性が無いため、注意が必要だ。

瞬速のブローバック
まずセミオートで撃ってみると、ブローバックのスピードに驚いた。AGの時はスライドの往復音が2回聞こえたが、IIではひとつの音に聞こえるほどに速い。記憶していた昔の M93R より速く感じる。3点バーストも、実に確実な動きを見せてくれる。弾が当たる当たらないより、何といっても撃ち味がたまらない。しかもIIになって、作動が確実になっている分快感度も増している。これはフルオートシアが追加されたことにより、スライドが戻るまでハンマーが保持され、確実に動作するようにしたとうたわれている。スライドのストローク量は少な目でブローバックの反動も軽いが、3点バースト以上で回すことを基本と考えると、このほうが都合が良い。
余談だが、チームメンバーの持っているガンショップFirstカスタムの「フルオート・マルイ ハイキャパ」も面白さでは同等で、初めて撃った人が狂喜しているのを何度も見ている。フルオートのハンドガンは、他のどんなブローバックガスガンよりも撃ち味が非常にハデで、楽しいものである。

▼ M93R の象徴である、長いバレル(アウター)は何だか邪魔に感じてしまい、カットしてしまった。個人的にはコンパクトにしたかっただけなのだが、ぱっと見 M92F ライクになって、こちらのほうが好みの外観である。ちょうどこの長さ内に、インナーバレルも収まっているのでので、アウターバレルをカットするのは非常にたやすい。
KSC ベレッタ M93R-II

インドアバトル投入 インプレ
実際にインドアバトルで使用した時、正直、使い方が少し難しいと感じた。
というのは、万能ではないという意味で、近接戦でのバラマキには非常に都合がよいが、15m以上離れたときの狙撃能力がやや不足している。具体的には KSC ホップアップ性能 の限界によるものといえる。セミオートであっても、15mも離れると狙ったところにあたってくれない。マルイのガスブローバックと交互に使用すると、それが顕著にみえてしまった。もしかすると弾の相性や、オイルの付着、パッキンの馴染みなどあるのかもしれないので、しばらく使って様子を見たい。

しかし、イコール「使えないハンドガン」ではない。戦闘で有効に活用するならショットガンライクに、出会い頭の制圧に活用するのも良いだろう。ハンドガンゆえに機動性が高いことを利用して、遮蔽物などから片手で突き出してバースト撃ちで牽制射撃や制圧射撃をするような戦法も、ひとつの活用方法といえる。 M93R ならではの戦い方を、ぜひ編み出してみてほしい。

→KSC ベレッタ M93R II システム7 次のレビュー記事

dvd_mpistor.jpgGun DVD vol.4 名銃シリーズ マシンピストルの世界(国際出版)
ベレッタ M93R や、モーゼル M712、スチェッキン 他のマシンピストルの魅力がふんだんに映像化されたDVD。ハンドガンファンなら持っておいて損はない。


KSC M93R IIの販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’KSC M93R’ sort_type=’6′ category=’101164′]

KSC ベレッタ M93R IIのヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる