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東京マルイ コルト M733 コマンド (vol.2) ~ オプションお試しレポート

2006/12/02 By: maxi カテゴリー: ライフル


マルイ コルト M733コマンド
東京マルイ コルト M733 コマンド
スタンダード電動ガン

スペック
全長:690mm – 774mm
重量:2550g
装弾数:68発/ 300発(オプション)
参考初速:82.5m/s (0.68J)
銃身長:300mm

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過去の苦い思い出 XM177E2
かつて、東京マルイのコルト XM177E2 (電動ガン)を所有していたとき、愛用銃とするあまり、一度としてノーマルで使用することが出来なかった経緯がある。当時は、チューンを色々考えて、とにかくやってみたかった頃で、非常に苦労した思い出ばかりが残っている。それに似た香りのある「 コルト M733 」も購入早々、ふいに内部メカ&外装チューンに手を出すところであったが、無事ノーマル状態だ。内外装とも、手を入れてパーツを組むと、たいていノーマルより早くガタがくるので、長く使いたいなら特に内部メカはノーマルがベストだと進言したい。
しかし、拡張性を生かすための外部オプションをいつの間にか買い足して、増えてきた…。前回のバトルで「ショートサイレンサー」「ドットサイト」を活用してみたので、まずはそのパーツ・インプレッションを記しておきたい。

東京マルイ プロサイレンサー ショート
汎用性の高いマルイ製14mm逆ネジ サイレンサー。全長や重量感にそれほど影響を与えることなく、特殊任務ライフル的な雰囲気を醸し出すことができる。本来、バレルの短い電動グロックやM93Rに使用するとテキメンの効果を発揮するが、M733に対しての消音効果はやや弱めで、ピストン打撃時の高音部分が少しカットされる程度である。マルイ ソーコムMk23用のサイレンサーの消音パイプ部分だけの入れ替えが可能で、この処方をすると音量はかなり低減する。

マルイ コルト M733 コマンド カスタムパーツ

ANGEL 30mmドットサイト
マルイ製ドットサイトと同じ低価格帯ながら、30mmの大口径設計、イルミ11段階切替が非常に使いやすい。バトラーキャップは付属していないが、別途”39mm”のキャップを買えばポン付けできる。明るいアウトドアではドットがやや見にくい場合もあるが、これに限ったことではないし、最高輝度にすればほとんど問題はない。M733では何といっても高い位置にアイポイントがくる点が良好で、これ以上見やすいサイトはない!と断言してもいいほどだ。

マルイ コルト M733コマンド ドットサイト

TASCO 4×28 ショート・ライフルスコープ
全長17cmという、かなり短めのスコープ。前回のゲームで”缶フラッグ 篭城戦” を行った際、最大射程距離でのターゲット補足が困難だったことと(視力の問題ともいう…)、同じバトルを今後も行う予定のため、この4倍スコープを購入。昔はこのようなショートスコープがゴロゴロしていたが、最近ではあまり見かけないのでヤフオクでGET。
レティクルは11段階で赤く光らせることが出来るが(OFF時は黒)、光るレティクルをどのような状況で使うべきかはまだ不明だ…。インドア戦など、暗いところで使うのだろうが、レンズに倍率が入っているのに目の前で光ると、標的が見えにくくなる。だが最小輝度の設定であれば使えそうでもある。次回、実戦に投入して確かめたい。

マルイ コルト M733 コマンド スコープ

実戦投入レポ(1回目)
M733 はバレルとポンプとのバランスのせいなのか、有効射程がやや短いようである。M14 や FA-MAS との比較による結果だが、どんなに調整してもホップアップの効きが、少し足りないか強すぎるのどちらかになってしまう。ある調整点から、弾道が急に上へ跳ね上がる印象で、少々、着弾点の距離感が掴みにくい。パワーは同等(92.4m/s[0.854J]実測/ノーマル)なのに不思議なものである。結局、少しホップの効きが足りない設定で使うことにしており、もっと届かせたい場合はサイトで上目を狙うことにしている。
加速シリンダーと300mmバレルの相性が悪いのであれば、MP5と同じ230mmかP90の250mm程度に長さをカットしてみるのも良いかもしれない。MP5とP90は弾がきれいに伸びる印象がある。ただし、射程が短いことは、必ずしも負けることを意味しているわけではなく、その軽さと機動力、扱いやすさを生かして、アクティブに攻め込む体制でゲームには挑むと良いだろう。

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東京マルイ U.S. M14 (vol.3) ~ ブラックホークダウン シュガートの銃

2006/11/12 By: maxi カテゴリー: ライフル


ブラックホークダウン シュガートの銃 M14
東京マルイ 電動ガン U.S. M14
ウッドストックモデル

スペック
全長:1127mm
重量:3850g
銃身長:500mm
装弾数:70発/ 440発(オプション)
参考初速:92.8m/s(0.86J)

←東京マルイ M14 前回のレビュー記事 (vol.2)

プラストックを ランディ・シュガート 仕様に塗装
マルイの M14 は、木製ストック化したことにより、純正のプラ製ストックが部屋の片隅に余っていたので、この際 映画 ブラックホークダウン に登場していた ランディ・シュガート 仕様に塗装してみることにした。

ブラックホークダウン シュガートの銃 M14

純正のプラストック(木目タイプ)の質感は、使用するとすぐテカってしまい、見られたものではないが、サンド迷彩塗装であれば、装着する価値もあるというものだろう。またノーマルストックは、細く軽く仕上がっているため、実際に使いやすいというメリットもある。今回は初めての迷彩塗装でもあるので、それらしく仕上がれば良いかなと思い、製作した。

ブラックホークダウン シュガートの銃 M14

使用塗料と工程
・塗料は、水性缶スプレー3本(コルク色/オリーブドラブ色/つや消しクリア)を使用。
・ベースとしてコルク色を全体に塗ってから、あとで迷彩塗装を行った。
・ベースが乾いたら、O.Dとコルク色を交互に使って、ぼかしをいれつつ、それらしく仕上げる。迷彩はこれが完璧だという終点が無いので難しい気がしてしまうが、ある意味自由なわけで、比較的楽だと思う。
・最後につや消しクリアーで仕上げ。

ブラックホークダウン シュガートの銃 M14

今回は細かいところを見ると雑になっているが、おそらくラッカー塗料+エアブラシでも使えば、境目やぼかしなど、かなり精密できれいに仕上がるに違いない。とはいえ、このM14は精密モデルでも飾り用でもない。バトルで使うにはこれで充分だろうと満足しているし、後からまたスプレーを吹けば、塗装パターンはいくらでも変えられる。

参考?にしたサイト→[Paul’s Project]
実銃のカラーリングをしているサイトのようだが、どちらかというとBHDの写真が揃っていたので参考にした。
久々にプラストックが復帰したので、次回はこれでゲームに参加したい。とくにグリップ部分が細身で、木ストックよりも握りやすく、キズもあまり気にならない点で、よりゲーム向きと言える。

ブラックホークダウン シュガートの銃 M14

ブラックホークダウン シュガートの銃 M14

実戦!インプレッション
さて、早速この仕様でアウトドアゲームに投入してみた。
まずカラーリングだが、冬にかけてのこの時期、アウトドアではこの迷彩が意外に目立たず役に立っている。枯れかかったブッシュにも効果があることが分かった。やはり、プラストックは軽量で、木製の時とは違いドットサイトをつけてもそれほど重さが気にならない。(しかしライフルスコープをつけると鬼のように重くなる…)
電動ガン中ナンバーワンともいえるその遠距離性能を生かして、セミオートのみで闘ったが、ドットサイト使用も含めてかなり素早い連射が利き、特に不利な点は感じなかった。逆にフルオート射撃は全くつまらないくらいで、全長が長いせいか弾幕を張るよりも、ランディ・シュガートさながらにちゃんと狙いながら、セミオートで速射をしたほうが面白い。

※セミオート前提であれば、ピストンヘッドを後方吸気型に変更するのもアリかも知れない。吸気抵抗が減り、圧縮時の安定性が高まるこのアイテムは、フルオートの連続使用こそ不安が残るが、最大有効射程地点での弾の散りが減るため(吐出エアー量が安定する)、命中率が上がる効果がある。

なお、せっかく シュガート 仕様の M14 や M733 が揃ったのだし、BHD をモチーフにしたゲームが出来ないかと、ゲームルールを考案中である。

M14 の長短を色々な角度でみてみる
この際、重さや長さといったことを欠点にするのは M14 としての主旨が異なるので、他の側面から見てみた。

○なにはともあれ、かっこいい
○卓越した射撃性能
○味がある、とくに リアル木スト や SOCOM は愛着がわく
○いかにもライフルらしい形で、充分な実射性能をもっている唯一の存在(M1ガーランドやM1カービンが近いが、ゲーム投入には耐えない)

×フルオートに向いていない上、使っても他のライフルほど面白くない
×クリック感のあるトリガー、といっても他と大して変わらない
×400連マガジンは途中巻上げが必要
×テイクダウンは出来るが、バレル分離でメンテができるわけではない

電動ガンとしてセミオート中心で使用することを考えると、KSC HK33の電動システムが M14 に入れば言うことはない。また使い勝手からすれば、そのシステムで、類似した小型のルガー ミニ14や、M1カービンなどのモデルアップを望みたいところである。

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東京マルイ UZI SMG (vol.3) ~ ゲームでの頼もしい活躍

2006/10/25 By: maxi カテゴリー: SMG/PDW


東京マルイ UZI SMG 電動ガン インプレ
東京マルイ UZI (ウージー) SMG
スタンダード電動ガン

スペック
全長:470mm / 655mm
重量:2000g
装弾数:40発/220発
参考初速:85.2m/s – 0.2g (0.73J)

←東京マルイ UZI SMG 前回のレビュー記事(vol.2)

ゲームでの頼もしい活躍
東京マルイ UZI 電動ガン を使って アウトドアでバトルを行ったが、頼もしい活躍ぶりをみせたので、あらためてレポートしておきたい。当日は、他の人のさまざまな電動ガンも触らせてもらったが、何よりも UZI はフルサイズ電動ガンの中では他に例を見ない身軽さであり、非常に動きやすいのが特長である。

UZI 装備は、スペアマガジンも含めて身軽な上に、命中精度も信頼性も高い。給弾不良が全く発生しない点も好印象だ。銃の調子を気にかけることなく、集中して心地良いバトルができ、改めてUZIを気に入ったのであった。

扱いやすさの謎に迫る
UZI はセンターのグリップ位置に対して、フロントエンドまでが短いので、回頭性が高い。ゆえにサイティングしながらの移動・索敵も非常にやりやすい。改めて、このスタイルはよく考えられているんだなと感心する。発売当初、精度が良いと評判もあった、命中率に関しては、バレルをしっかり保持できる元からの構造もあるが、それはあくまでストックを伸ばしての両手保持が前提であり、シュワちゃんよろしく片手で撃ったりすると全くといって良いほど当たらない。リコイルショックが細かな振動となってぶれてしまい、20mも離れれば相当散ってしまう。しかしこれはUZIのせいではなく、撃ち方の問題だ。ストックを伸ばしてしっかりサイティングを行いつつ、索敵・攻撃をしかけるなら、その安定感や回頭性の良さは最大限に生きてくる。

東京マルイ UZI SMG 電動ガン インプレ

私の UZI に関しては、回転数が前述の7.2V化によって若干落ちているが、他に比べて、ヒット数には全く遜色がないように思えた。屋外の戦闘においては、どれだけ速くバラまくかは、重要ではないような気もする。逆に回転数を落とすことで、弾数がセーブできたり、しっかり狙って撃てる率が上がったり、給弾不良が起こりにくいなどの美点がある。

しかしインドアでは、至近距離での撃ち合いが多発するため、初弾の発射レスポンスが重要になってくる。7.2Vによる初弾発射では当然、撃ち負けるだろう。そこはバッテリーなり、銃を使い分けするのが良い。 UZI に関して、強いて弱点を挙げるなら、照準時にいつも気になる点として、フロントサイトが「ニードル形状」のために、見にくい事だ。これは、そもそも使用を前提にしていないのか、砂漠戦などの明るい場所での利用を前提にしている気がする。リアのピープサイトは拡張して改善したものの、森や暗がりではフロントサイトが見えないのである。せめて長方形型に変更したいところである。

UZI は、M14と比べると有効射程はやや落ちるが、取り回しやすさを考えれば差し引きゼロか、こちらのほうが戦力は上かもしれないと思ったりもする。戦い方によってそれぞれを使い分けることで、楽しみは倍増するに違いない。

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東京マルイ UZI SMGのヤフオク出品状況

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