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ライフル の記事一覧

東京マルイ ステアー AUG スペシャルレシーバー ~ ショートバレルで戦闘力アップ!

2009/4/08 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ ステアーAUG ショートカスタム
東京マルイ ステアー AUG スペシャルレシーバー

スペック
全長:805mm
重量:3400g
装弾数:64発/330発(オプション)
参考初速:83m/s (0.69J)

パーツ換装
・東京マルイ AUG ミリタリータイプ レシ-バー(1.5倍スコープ/生産終了品)
KM ステアーAUG用 スチール ショートアウターバレル
・KM 363mm インナーバレル(6.04mm)

実銃の背景
オーストリアSteyr Mannlicher社が1978年頃に開発した軍用アサルトライフル。トリガーよりも後方に機関部を置くブルパップ型を採用し、銃身長を確保したまま全長を短くしている。銃全体が7個のモジュールパーツで構成されており、モジュールを交換することにより、様々な用途に応じた火器となることも特長である。

東京マルイ ステアーAUG ショートカスタム

ブルパップのアドバンテージ
東京マルイ ステアー AUG は安定した性能やバランス感の良さで、今でも充分にゲームで通用するモデルである。何よりもその独特のスタイルは洗練されていてカッコ良い。発売当初は、アウターバレルやレシーバーがガッチリ金属製であることが珍しく、その剛性感や重量感に驚いたものであった。ワンタッチで分解できる構造も非常に便利である。また、ストック内にメカを収める構造上、静音性にも優れており、さらにメカノイズを減らすチューンなどもしやすい。

東京マルイ ステアーAUG ショートカスタム

ブルパップは実際のゲームにおいても下記のようなアドバンテージがある。実銃がそうであるように、全長短縮による取り回しと、射撃安定性の双方を両立しているデザインである。

片手運用がしやすい
 アタッカーにとっては、いざというときに片手で振り回しやすい点は、機動力において有利になる。
狙撃が安定するデザイン
 日本人の体系にも合った適度なサイズのストックと、フロントのフォアグリップにより、射撃の安定感は非常に高い。また、グリップの細さも射撃時の安定に一役買っているように思われる。

同じく ブルパップで、同等の取り回しの良さがある FA-MAS は、フレーム強度面(=遠距離安定性)で現在の基準からはやや離れてしまっているが、 AUG は現在でも通用する安定性を誇る。また、P90との比較においては、ライフルサイズの AUG の構えやすさにアドバンテージがあるといえるだろう。

特徴的なトリガーシステム
AUG は、トリガーの引きしろでセミ・フルが切り替えられるが、プラ製のクリックパーツで制御しているのみなので、セミオート戦ではやや気を使うかもしれない。なお、構造上、トリガーを戻すリターンスプリング(バネ)が長く、ギターの弦のようになっているため、共振の音が気になる場合は、ストローなどをスプリングに通しておくと静かになる。(ストローの場合、径4mm、長さ2cmくらいにカットして使用)

▼ノーマルのレイルタイプ・スペシャルレシーバーに、シュアヒットのACOGドットサイトを装着。
東京マルイ ステアーAUG ショートカスタム

気になったところ

330連射マガジンの給弾不良
エクセルバイオBB弾を使用したときに、弾の送り込み回転部分に弾3コが噛んでロックし、ゼンマイが巻けなくなるケースがあった。その場合は一度分解して挟まった弾を取り出してやるしかないが、幸い、内部ユニットがプラスネジ1コで底に固定されているだけのため、分解は容易にできる。マルイのバイオ弾など、少し大きめを使ったほうが良いかもしれない。

テイクダウンラッチの紛失
慣れないうちは、不用意に押してしまったりするが、このボタン一つでフロントの重いレシ-バーがごっそり抜け落ちるため、操作には注意する必要がある。
また、ラッチを押しすぎて板バネを紛失してしまう場合もあるだろう。板バネは単品では販売されておらず、パーツアッセンブリーで700円(+送料190円)かかってしまう。

レビュー総括
ステアー AUG はショートバレルにすると体感重量も軽くなり、取り回しが大きく向上する。個性的なアサルトライフルの選択肢として、またカスタムベースとしても面白いので、お勧めできる一挺である。

→ 次のレビュー記事 ステアーHC (ハイサイクル) タンカラー

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JLS F2000 電動ガン (vol.2) ~ 実戦投入インプレ&ACOGドットサイト

2009/3/09 By: maxi カテゴリー: ライフル


jls f2000
JLS FN F2000
スタンダード電動ガン

スペック
全長:740mm
装弾数:300発 (マルイM16互換)
実測初速:95m/s (0.9J)
・メカ整備済み

仕様変更点
・マルイ純正 ホップアップラバー(パッキン)
・マルイ純正 S-システム用ホップテンショナー(ストライクチャンバー)
・マルイ純正 450mmインナーバレル

装備品
・ACOGタイプ 1×30 ドットサイト
・イーグルフォース330連マガジン(加工済)を装備

←JLS F2000 前回のレビュー記事 (vol.1)

ゲーム投入インプレ
早速、JLS F2000を定例ゲームに投入してみた。ざっくり言ってしまうと信頼性は「中以下」で、戦果は「並」といった印象。取り立ててアドバンテージは無く、むしろ不利な要素が多い。近距離の取り回しやすさ、優れた重量バランスは光ったが、遠距離での精度、発射そのものの信頼性に疑問が残る。ただし今回ゲームを行ったことで原因も明らかになったため、ゲーム終了後、チューニングを実施。なおメカボックスに関しては手を入れていることもあり、ピニオンからのノイズが若干出るものの、不安要素はなかった。
問題と感じたのは、「連続発射数が少ない」=多弾マガジンの不具合と、「遠距離でのバラつき」=ホップアップ精度の低さである。

JLS F2000

標準の多弾マガジンは非常に精度が悪く、ゼンマイが重くて巻くと指が痛くなるわりにはフル巻きでも100〜200発程度しか撃てない。ゲーム後家に帰って、中身をマルイ製に交換したらすこぶる調子が良くなった。その後のテストで、ラクに300発を連続発射できることを確認した。

JLS F2000

また標準のホップアップは精度が低く、40mは飛ぶもののかなり散るため、狙って当てられるレベルではなかった。ゲームでは30m以上離れた距離でのヒットは今回取れなかった。経験的に言えば、M733のホップをさらに悪くした感じで、ここはとりあえず、「マルイ純正パッキン」「S-システム用ホップテンショナー(ストライクチャンバー)」に変更してみる。
その上で再度、屋外テストをしてみたところ、安定性は上昇、40mで狙って当てられる可能性が高まった。ちなみにJLSノーマルのパッキンは硬いが、マルイのパッキンはしなやかで柔らかく、そんな細かいところでも差が出ているように見受けられた。

→G&G F2000 (G2010) 電動ガンのレビュー記事を読む

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JLS F2000 電動ガン (vol.1) ~ 貴重なモデルアップ

2009/3/08 By: maxi カテゴリー: ライフル


JLS F2000
JLS FN F2000
スタンダード電動ガン

スペック
全長:740mm
装弾数:300発 (マルイM16互換)
実測初速:95m/s (0.9J)
・メカ整備済み

アタック&スナイピング万能ライフルへの期待
2009年現在「 FN F2000 」ライフルは、いまだに中華、しかも JLS からしかモデルアップされておらず、貴重な電動ガンである。P90 にも似たそのスタイルは新鮮で、何か惹かれてしまう、といった方も多いのではないだろうか。
なお、中華製電動ガンの他の例にもれず、メカ部は必ず手を入れる必要がある点は注意していただきたい。(本品もマルイノーマルと同等レベルまでチューニング済み)
8.4V1600mAhのNIMHバッテリーで屋外テストをしてみたところ、回転数は感覚値で毎分900以上、40m先のダンボール箱に、ドットサイトをつかって何とか当てられる性能がある。気になる点としては、P90と同等、トリガープルが重い点で、セミオートで続けざまに撃っていると指が早々にくたびれてしまう。これからゲームにも投入しつつ、じっくり検証していきたい。

▼ご存知のとおり ブルパップ は「全長が短い」わりに「銃身長が長く」取れることが特長であり、そのままゲームウェポンに当てはめると、機動力が高いのに加えて遠距離狙撃もできる(はず)ということになる。 F2000 は大きさこそFAMASと同等だが、デザインが秀逸で強度も確保しやすく、とてもハンドリングしやすい、という利点がある。さらに拡張のしやすさは言うまでもなく、CQBからスナイプまで何でもこなしてくれそうだ。

JLS F2000 電動ガン

▼マガジンはマルイM16系と共用かと思いきや、キャッチのかかる部分にデッパリがあって、それがないと引っかからない?様子である。※後日、上端からキャッチ穴までの長さを検証したところ、JLSマガジン=5.9mm、EAGLEFORCEマガジン=6.1mmというわずかな差だったので、少しヤスリで削れば使用できることを確認済。
なお、マガジンの前にある黒いパーツがマグキャッチボタンとなっており、上方向に押し込むとマガジンがリリースされるが、なかなか使いやすい。

JLS F2000 電動ガン

▼9.6Vサイズのミニバッテリーが余裕で入る。パッドはやわらかめのゴムで出来ており、カポっとはめ込むだけの固定のため、すぐに抜けてしまいそうで少々心もとない。

JLS F2000 電動ガン

仕様メモ
・フラッシュハイダー < エクステンションバレル < 本体 は14mm正ネジで接合 ・インナーバレル 450mm 次は、ゲームに投入して実戦レポをしたい。実際の取り回しや使い勝手、射程距離が気になる所だ。 →JLS F2000 次のレビュー記事 (vol.2)

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