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コッキングエアガン の記事一覧

マルゼン CA870 ストック (vol.4) ~ M870コンバージョン (ミドル)

2008/7/29 By: maxi カテゴリー: ショットガン

マルゼン CA870 カスタム
マルゼン CA870 ストック カスタム
コッキングエアーショットガン

スペック
全長:777mm
重量:1620g
装弾数:40発
参考初速:89.4m/s – 0.2g (0.799J)

装着品
・G&P 22連 ショートマガジン
・G&P CA870 フロントセット (ミディアム)
・マルゼン M1100 エクステンションチューブ (切削加工)

←マルゼン CA870 前回のレビュー記事 (vol.3)

ド派手な M870 マリーンマグナム に魅せられて…
しばらくショットガンの類から離れていたが、最近、タナカ から レミントン M870 マリーンマグナム というシルバーのド派手なショットガンが出て、それを店で目の当たりにしてしまったのがきっかけで、再度、手持ちのCA870のコンバージョンを検討してみた。

久々に、所有の マルゼン CA870 ストック をみると、アウターバレル部分が異様に短いのが気になったので、迫力を出すために、ちょっとロング化してみることにした。とはいえ最近はロング化するパーツは、インナーバレルの延長も必要で、パワー規制のためほとんど販売終了となっており、探すのにやや苦労した。一番ラクなのは、アングスのメタルアウターバレル(ミディアム)と、同じくアングスのエクステンションチューブをセットする方法であるが、特に後者は今ではどこにも売っていないので、これも残りわずかとなっている G&P の ロングバレル フロントセット に目をつけ、さらに マルゼン M1100 のエクステンションチューブをカットして装備した。ちなみにインナーバレルはノーマルサイズ(あたりめ)で、アングスのミディアムアウター内に使われる インナーバレル固定パーツ を前から押し込んで、保持位置を調整してある。

マルゼン CA870 カスタム

ゲームでメインウェポンの座を務めさせるには全くウデに自信がないが、お楽しみサブウェポンとしては非常に面白いし、やりがいもある。ゲームで ハンドガン戦 の機会を増やせば、活かすチャンスも増えるだろう。何はともあれ、カタチがカッコよく、置いておいても絵になるのと、軽いので気軽にゲームに持って行ける、電動やガスブロ戦に交えたり、レンジで撃って気分転換できる、といったあたりが美点ではないだろうか。

CA870は、最後端のプラスチック製バットプレートが少々厚いこともあり、構えたバランス的には、もう少しストックが短くても良いような気がする。ストックそのものはマルゼンの全ショットガンシリーズに共通の仕様だ。

→マルゼン CA870 ストック 次のレビュー記事 (vol.5)

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マルシン モスバーグ M500 クルーザー (vol.1) ~ 初代エアーコッキング版

2008/6/10 By: maxi カテゴリー: ショットガン

マルシン モスバーグ M500 クルーザー
マルシン モスバーグ M500 クルーザー
エア-ショットガン
6mmBB 3ショット

スペック
全長:920mm
重量:3100g
装弾数:54発
参考初速:63.5m/s – 0.2g (0.4J / 3発発射時)
・ノンホップ
・ケースレス
※生産終了品

装備オプション
・木製ストック (ローズウッド)に換装

レアなエアーコッキングモデルのモスバーグ
機会あって モスバーグ M500 の クルーザー 初期型エアコッキングモデル を手に入れることができた。モスバーグ といえばあまりにバリエーションが多く、初期型というのが一体何年前のものか分からないが、経年劣化もなく、動作も良好である。給弾パイプは一列しかなく、18回の発射分しか備えられない仕様となっている。

マルシン モスバーグ M500 クルーザー

マルシン モスバーグ は、BB弾が無くなるとボルトが前まで戻せない(ローディング不能になる)という機構になっている。つまり、チャンバーに弾が3つそろわないと、ノズルがエレベータ式ローディング部分(ストッパー)に当たって発射不可能になるのである。エアコキ モスバーグは 古い製品で、本体もフルメタル(強固)でありながら、安全性を充分考えた作りに驚かされる。なお、3発の初速は タナカ M1897トレンチガン と同等で、万が一弾が1発の場合でも、0.8J程度と読める。インナーバレルの固定がビス一本と非常に単純に出来ており、マルゼン M1100用の固定ホップバレルを何も手を加えず差し替えるだけで換装できた。

マルシン モスバーグ M500 クルーザー

総合的な発射性能は、東京マルイの エアーショットガン や マルゼン CA870 には及ばないが、十何年?前のものにしては性能が良すぎる。また、質感や操作音、オーソドックスながらも独特のスタイルなど、モスバーグというモデルの魅力は大いにあるといえよう。これをゲームに投入する意義があるかどうかは分からないが、ケースレスでガス不要、しかも散弾可能なショットガン「モスバーグ」はこれしか無いので、比べる対象もない。勝ち負けより、気分を楽しむにはうってつけのツールといえる。もし実戦投入する機会があれば、またレビューしたい。

→マルシン モスバーグ M500 次のレビュー記事 (vol.2)

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JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6) vol.2 ~ サバイバルゲーム実戦投入!

2008/4/11 By: maxi カテゴリー: ライフル

JLS CX4storm エアーコッキング
JLS ベレッタ CX-4 ストーム (S-M6)
コッキングエアーライフル

スペック
全長:740mm
重量:1500g
装弾数:45発
実測初速:87m/s(0.75J)

←JLS ベレッタ CX-4ストーム 前回のレビュー記事 (vol.1)

サバイバルゲーム実戦投入!
早速、JLS ベレッタ CX4 をアウトドアの「ガス&エアコキ ワンメイク戦」に使用してみた。飛距離はホップ最大で35m程度だろうか、ノーマルの マルイ M733 と同じような、少し物足りない弾道を描き、40m手前でストンと落ちる印象。しかも撃つ度に着弾がずれ、正味の射程は20m程度であった。明らかに、ホップの精度が低いのを感じた。
またトリガープルは劣悪で、粘る上に手が震えるほどに固い。ただしコツはあって、一気に引ききればそれほど問題ではなく、弾道自体はある程度素直なので、ヒットを取るのにさほど苦労するわけでもなかった。あとは、ボディ全体が滑りやすい印象で、特にバットプレートを肩に留め置く(肩当て)のが難しかった。その他、コッキングが固いことを除けば、取り回しは良好で扱いやすい部類に入ると思う。

▼マガジンにはBBローダーを使って装填。ウエイトが入っていてある程度の重量感がある。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼CX4ストームの独特なストックデザインを再現している。ブルパップのようでいて異なる。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

▼右側面にはスライド式の雑なホップ調整レバーがある。触るとすぐに動いてしまって実用的ではない。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

分解してみて驚愕
さてゲーム終了後、帰宅して、早速分解してみる。
14本のタッピングを外して、モナカを空けた瞬間、これはヒドイ!と思ってしまった。内容は以下のとおりである。

・今どき考えられない全身モナカ構造。
・異常に重いスチールのオモリが4本も入っており、全身サビている。
・ピストン周りに無駄にべっとり付いた低品質な気がするグリス。
・接合部の品質(精度)のガタ、キズ入りバレルの品質はかつてのLSの組み立てエアーガン以下。

という散々な出来栄えであった。
しかし!こういう「低品質なエアーガン」は手の加えがいがあるというものである。そこで今回、インナーバレルとホップシステムにチューニングポイントを置いてチューンナップしてみた。

インナーバレル
あろうことか最初から内部にキズが入っていたので、コンパウンドで研磨。キズは取れないが均一性は出せた気がするので弾がバラける一因を多少は排除できたと思う。またプラスチックのチャンバーとのハメコミ接合部がスカスカだったため、テープを巻いてクリアランスを埋める。

ホップチャンバー
せっかくセンターに切れ目の入ったV型パッキンだが、パーツの精度が甘く、ホップの効きが悪い。さらにV型パッキンが後ろから見て左に傾いて押し付けられてしまう構造だったため、パッキンとテンショナーの間(とくに右側)に厚紙を挟んでホップの効きを向上。

以上のチューンナップの結果、とりあえずは室内10m→約20~40mmの集弾精度を得ることができた。トリガーが重いのが難点だが、成績からみればVSR10に匹敵する精度ではないだろうか。

▼20mmサイズのトップレイルおよび3面レイルが設定され、プラスチック製ながらも色々取り付けできて便利。ガスブロや電動ガンだったらもの凄く使いやすいウェポンになる気がする。
JLS ベレッタ CX4 (S-M6) エアーコッキング

次回、インドア戦に持ち込んでみる予定である。
なんといっても、サイズがコンパクトで携行が楽な上、簡単に軽量化も可能、そしてスコープがたやすく装着できるので、命中精度さえ出せればガスブロ&コッキング戦においての遠距離向け狙撃ライフルとして活躍できる。精度の高いコンパクトな狙撃ライフルが一挺あると、ハンドガンに遠距離狙撃精度を求める必要性が無くなるため、マルイ以外の好みのハンドガンもメインで戦えるというメリットがある。例えば マルシン や KSC 、WA のハンドガン+この CX4 や VSR10 、CA870 といった組み合わせである。ハンドガンでカバー出来ないシチュエーションでは、きっと役に立つであろう。

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