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タナカ コルト SAA 4.3/4インチ シビリアン (vol.1) ~ 最高のリアリティと優れた実射性能

2006/7/22 By: maxi カテゴリー: リボルバー


タナカ コルト SAA 4-3/4インチ シビリアン
タナカ コルト S.A.A. 4.3/4インチシビリアン
ペガサス ガスリボルバー

スペック
全長:260mm
重量:796g
装弾数:6+6発
参考初速:76.7m/s(0.59J)
・固定ホップアップ
・ヘビーウエイト
・デタッチャブルシリンダー

140年もの歴史
言わずと知れた、コルト シングルアクションアーミー、通称「ピースメーカー」。実銃は1873年に登場し、西部開拓時代のアメリカを代表する銃となった。実に140年もの昔のリボルバーということになる。しかし、いまだに数多くのファンが存在し、現在も生産されているという驚くべきものだ。コルト社HP

タナカ コルト SAA civilian
※この写真では、ヘビーウエイト仕様の SAA に、スチールブルー塗装仕上げを施してある。GスミスSの、銃(スチールブルーカラーII)という塗料だ。

さて、タナカワークス製のこの SAA も、なかなか魅力的な ガスリボルバー に仕上がっている。コルト SAA はエアガンやモデルガン史において数多くモデルアップされ、非常に息の長いモデルだが、いまさら一体何が魅力的なのか?タナカ製 ピースメーカー の魅力は、次の2点にあるように思う。

タナカ ペガサス SAA の魅力
1. 秀逸な重量バランス、操作時の金属音、かたまり感、リアリティ
2. そこそこマトモにBB弾を撃って楽しめる 実射性能

リボルバー の ガスガン を研究し続けている タナカワークス とあって、内部機構や外観の造形や全体の仕上がりについてはもう言うことは無いだろう。質感 や 操作感 は、もはや絶品で、所有した時の満足感は非常に大きい。特に、メタルカバーの被せられたシリンダーの冷たい感触や、回転時にチッチッと奏でる音は最高である。現在では シリンダー も デタッチャブル (着脱可能式) となり、その着脱操作までもが楽しい。 カートリッジ が無いのは寂しいが、実射性能や使い勝手を優先した結果なら、サバイバルゲーマーとしてはむしろ喜ばしい所だ。

タナカ SAA シビリアン

特殊な照準の設定
普通のオートマチックと同じ感覚で照準して狙うと、着弾が随分下がってしまう。古いリボルバーは、リヤサイトから見てフロントサイトの付け根であわせるのが丁度良いようだ。つまりは、フロントサイトの上部がほとんど飛び出した感じで狙いを付けることになる。もっとも、 SAA で狙いを定めるような撃ち方は、かえって想像がつかないが、一応の参考までにとしておきたい。

タナカ SAA シビリアン パッケージ

コルト SAA をサバゲーでどう使うか?
集弾性は良くも悪くも ペガサス というか リボルバー で、時々フライヤーが出るが、他の機種に比べれば安定している。これは、他機種のように6発目以上の弾をシリンダー内に格納する仕様ではなくシュラウドに収めるので、BB弾が飛び出すのを抑えておく必要が無く、保持パッキンが緩めに作られているためだ。
コルト SAA は、近距離で腰ダメで適当に(?)撃つのが面白く、雰囲気もでる。これでサバイバルゲームをするなら、映画「エクスペンダブルズ」のバーニー・ロスのごとく3つ目のサイドアームとして装備してみたり、インドアでオールド・ウエスタンな武器限定、つまりウィンチェスターM1873やランダルカスタム、M1887カーズガン、他のシングルアクションリボルバーを取り揃えて、オールドガンのワンメイクで闘うのが楽しそうである。

※2010年より、GUN道場で定期的なリボルバー戦イベントを開始したので、興味のある方は是非、参加してみていただきたい。

→タナカ コルト SAA 次のレビュー記事 (vol.2)

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