GUN道場レビュー

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マルゼン CA870 ストック (vol.2) ~ モジュラーコンバットショットガン!?的な面白さ

2006/12/30 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン ca870 ストック
マルゼン CA870 ストック
コッキングエアーショットガン

スペック
全長:777mm
重量:1620g
装弾数:40発
参考初速:89.4m/s (0.799J)

←マルゼン CA870 ストック 前回のレビュー記事 (vol.1)

マルゼン CA870 ストック ベース で レミントン M870風 のショットガンを1挺、カスタマイズで作ってみた。この組み合わせで売っていてもいいのに、販売されていないスタイルである。
当サイトではショットガン比較などを行ったりして、「より面白いエアガン」を模索しているが、つまるところゲームで”活きる” レミントン M870 モデルは、マルゼン の CA870 をおいて他は無いのではないかと思う。遠距離でのピンポイントショットが出来るこのエアーガンはアウトドアではかなり有効で、前述記事のとおり大活躍を見せた。サバイバルゲームにおいては「散弾」の有効性が低いため、ショットガンとは言え、このようなちゃんとした「普通のエアーガン」が結構良かったりする。

ここでは既存のものを組み合わせて、今回ケースレスエアーショットガンとしての M870 を組んでいる。多少フロント部が短いがライアットショーティといった所だろうか、おおむね M870 の姿になっている。

組み合わせモジュール(?)
・CA870フォールド のフォアグリップ
・CA870ソードオフ のボディ/メカ
・M1100ライアットショーティ のストック
・G&P ショートマガジン

これを足し算して出来たのがこの M870 である。組み合わせとしては、CA870フォールド本体+固定ストックでもいける。なお、ダミーボルト・フレーム・アウターバレルは塗装してあり、さらにストックをブラックにすると精悍さが増すに違いない。

ベースである CA870ソードオフ は、フォアエンドのデザインが レミントン M870 とは異なり、イサカやモスバーグ風になってしまっているので、CA870フォールド のショート・フォアエンドに入れ替えている。しかしながらCAシリーズは、実銃でいう M870MCS (モジュラーコンバットショットガン) のようで、色々組み合わせが出来て面白い。室内射撃テストをした感じでは、ストックを肩に当てた際にフォアエンドまでの距離が短くなった印象があり、 CA870-CQBストック よりも使いやすい気がした。サイズはほぼ同等のはずだが、これはゲームでも使いやすそうだ。

▼レミントン870 モジュラーコンバットショットガンの全容。まるで工具のように、状況に合わせて組み替えるというのは何とも男心をくすぐる。

▼後日、外装をメタル化。また別の機会に写真&レビューをアップしたい。(ジークのレシーバー+G&Pのアウターバレルセットを導入)
マルゼン CA870 ストック

ゲーム実戦投入インプレッション 2007.01
早速、極寒の中でアウトドアゲームに投入してみた。
その活躍ぶりはソウドオフのときと変わらないが、改めて感じたのは平行飛距離が短いということ。ただし左右のブレは少なく、どんどん上を狙っていくと、有効射程も延びていく格好だ。ちなみにフロントサイトをアドオンするなら、低く収まる小さめのものが使いやすいだろう。

今回は1対4の狐狩り戦(10分逃げ切り/フルオートxコッキングライフルのみ)をやってみたが、狩り側のときはもっぱら役に立った。スナイパーライフルより優れているのは、ラフなサイティングで連射が可能な点で、動き回る敵を追うには都合が良い。なお、フォアグリップを前に伸ばしきらずに途中で戻して2発装填をすると、2発が同じ弾道で飛び、「到達距離」が落ちるだけなので、何ら散弾的なメリットがなかったことを付け加えておきたい。CA870はハンドガンより初速が高いので、インドアのハンドガン戦で使用しても役に立ちそうである。

→マルゼン CA870ストック 次のレビュー記事 (vol.3)

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東京マルイ H&K USP ~ 最後に頼れる エアーコッキング

2006/12/03 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ USP エアーコッキングハンドガン
マルイ H&K USP .40 HG
エアーコッキング ハンドガン

スペック
全長:198mm
重量:380g
装弾数:25発
参考初速:60.7m/s(0.37J)
・固定ホップアップシステム

最後まで使えるのがエアコキ!
東京マルイ の エアーコッキング・ハンドガンシリーズ は、これまで幾度と無く購入し、ゲームでも活躍してきた。いまさら語るまでもないが、パワーソースが不要で、25〜30mのヘッドショットが可能なこのシリーズを、最終兵器と呼ばずして何であろうか。

とくに冬季は ブローバックガスガン の運用に一抹の不安が残るため、めったに使わないサイドアームとしてであれば、いや ハンドガン戦メインで使ったとしても マルイ・エアコキ の信頼性は高く、あなどれないウェポンになるだろう。想像してみてほしい。気温10度を切っている アウトドア では ガスブローバック が気持ちよく連射できないどころか、発射すら出来るかどうか分からない。また、サバゲーは “連射” すれば勝てるというものでも無い。
腰のお飾りなど不要というなら戦術を良く練って、電動ガンの中この コッキングハンドガン 一挺で戦ってみても良い。もちろんフィールドによって得手不得手はあるだろうが、たった1発を必死で狙うことになるので、意外や意外に人間のほうが高い戦力を発揮するはずである。

東京マルイ USP エアーコッキングハンドガン CQC

ちなみに、USPコンパクト 専用の カイダック製ホルスター にうまく収まってしまった。これならグラつかないし安心して装備できる。 USP 自体も380gしかないので一日中、腰に付けておいても全く気にならない重さだ。今更ではあるが、一挺は持っておいても損はないエアーガンといえる。

冬の時期、室内で撃ってもブローバック動作に不安の残る”KSC USP コンパクト”とのツーショット。次回ゲームでは “USP コンパクト”は自宅待機の予定である。
東京マルイ USP エアーコッキングと KSC USPコンパクト

USP HG の特長としては、リアルなフィールドストリッピングが可能であることと、必要充分な剛性を備えていることである。同じくエアコキの コルト ガバメント M1911 HG はグリップがミシミシ鳴ってしまうが、 USP ではそんなことも無い。 USP はサイズが手頃で扱いやすく、エアコキハンドガンの中でも一番お勧めできるモデルだ。トリガーやハンマーも、見た目ライブで、ダブルアクションまでも再現していて、いじって遊ぶのも楽しい。性能に関しては、約30mでのヘッドショットも可能な領域だ。
固定のホップアップは、東京マルイ0.25gBBでジャストになるようセッティングされているため、もし 0.2g弾 を使いたい場合は、エクセルBBなど小径の弾を使うと丁度良い。

本当の意味で最後の頼みの綱と呼べるのが、東京マルイ・エアーコッキングハンドガン シリーズ である。是非一挺は押さえておきたい所だ。

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マルゼン CA870 ソードオフ (vol.2) ~ 実戦投入編

2006/11/06 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルゼン CA870ソードオフ
マルゼン CA870 ソードオフ
エアーコッキング

スペック
全長:555mm
重量:1300g
装弾数:40発
参考初速:89.2m/s(0.79J)
・シングルショット(単発発射)

装着品、カスタマイズ
G&P 22連ショートマガジン
・レシーバー塗装
レシーバーをインディ パーカーシールで塗装。ノーマルの荒いプラ地に比べて、やはり質感もリアルさも断然アップする。さらに、パーカーシールは乾燥後に布で磨くとツヤがでて金属感が増す。

←マルゼン CA870 ソードオフ 前回のレビュー記事(vol.1)

CA870ソードオフ実戦投入!
さて、アウトドアのゲームにCA870を投入してみた。シチュエーションは篭城戦、電動フルオートの守り(2人、缶フラッグ、10分防衛)に対して、セミオート(4人)でアタックするルールで闘ってみた。

驚くべき戦闘力
私はCA870ソウドオフ一挺で、スタート後かなり早い段階で距離を詰めてアタックをかけるが、射程ギリギリのところから初弾で1名ヒット、続いて数発のショットで缶をヒットすることが出来たのには驚いた。何よりもクセの無い弾道が使い良い。電動M733でも同じようにやってみたが、使った弾数はCA870のほうが少なく、何度か22発のワンマガジンを使い切らずに終了した程である。守り側で使ってもよくヒットできて面白かった。ここまで攻撃力が高いと、電動ガンは不要ではないかと思ってしまう。ポンプアクションでいちいちコッキングする事も面白い。だが実際にはゲームルールとマッチしたと言うべきだろう。
ソウドオフはストックが無いが、両手で保持すればかなり安定するし、さらに遮蔽物(木など)で片手を固定すると狙いやすい。だがいずれにしてもフロントサイトのアドオン(後付け)は必須だ。

ホップアップ特性はマルイ0.2gBB弾でジャスト、飛距離がやや足りないかな、という気もするが(とはいえM733と同等)、パッキンに当たりがつくと若干距離は伸びてくるようだ。安定性は申し分ない。CAシリーズ初期のCQBストックのホップアップよりも性能が上がっているように感じた。(使用弾の違いの可能性もある)
そのうえ、相手との距離に合わせて仰角をつけて撃つことで飛距離をコントロールできる。もちろん電動ガンもそうだが、ある意味完璧なホップアップ設定がされている。また、DIYしたピーズ(RC用ボールジョイント)のフロントサイトが非常に見やすく、功を奏したといえる。サイティングして「ボール」が見える位置(短距離)と、ビーズサイト全体が見える位置(遠距離)で撃ち分けができるので、これは断然ついていたほうがいい。リヤは浅い溝を使うことになるが、視界が広く取れて見やすく、全く問題はなかった。

ハンドガンよりもパワーがあり(電動ガン並み)、頑丈・コンパクトでソース不要、しかも弾幕戦の中でこれ一挺でも勝てることが実証され、ますます気に入ってしまった。単発のため”ショットガン”とは趣が違うが、これはこれで優秀なエアーガンであり、ロングセラーとなっているのもうなずけるというものである。
このコッキングガンはなめてかかると痛い目にあうに違いない。

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