KSC H&K HK53A2 SFPD
2ウェイ エアーコッキングシステム 電動ガン
スペック
全長:782mm
重量:2,785g
装弾数:80発
初速:77.6m/s – 0.2g (0.60J) ~ 82m/s (フルオート時)
メーカー希望小売価格:39,900円
・東京マルイ MP5/G3用ローマウントベースを装着
実銃の紹介 (KSC商品ページより引用)
60年代にロールアウトした HK53 と時期を同じくして設立された サンフランシスコ SWAT 。元祖 SWAT とされる LAPD と、双方が開祖であると主張して譲らず、名称も独自の『タック・スクワッド』を名乗っていました。
その制式ライフル『 HK53A2 』に、誇り高き『 TAC SQUAD 』の刻印が刻まれ、マガジンもロウエンフォースメント仕様としたのがこのモデル。クレバーな取り回しの良さとビンテージ感を合わせ持ち、しかもHK53よりもプライスダウンを敢行した、お得なパッケージとなっております。
まるでサブマシンガンのような コンパクト アサルトライフル
スナイパーライフル的な性格の HK33A2 に対し、機動力を求めた サブマシンガン的 なテイストで構成された HK53 。非常にコンパクトにまとまっており、構えた感触が MP5A4 とそっくり同じで、エアガンとしてもより扱いやすくなっている。年間生産数限定のモデルということで、希少価値も高く、H&K ファンなら押さえておきたい逸品である。
▼ HK53 のパッケージング状態。箱は HK33 と共用で、追加のシールによって識別できる。バッテリーが付属するが、私はニッケル水素とは完全に縁を切っているようなものの為、封すら開けていない。
▼マガジンとマガジンハウジング部分以外は、MP5A4 にそっくりだ。リブで強化されたレシーバーやマガジンが、機械っぽくて何だかカッコ良い。現代のポリマーフレームには出せない重厚感であり、いまでは希少な魅力だ。
▼コッキングレバーが、HK33 よりもレシーバー側に近づき、非常に操作しやすくなっている。KSCの電動ガンは、パワーソースなしでも、エアーコッキングで静かに射撃できる。
▼フラッシュハイダーは四つ又のロングタイプ。指で弾くと、キーンと甲高い音が、長時間 鳴り響く。アルミの削りだしのようだ。ちなみにハイダーは 14mm正ネジ でとまっている。
▼今更気づいたのだが、給弾口がセンターラインからオフセットされている。つまりチャンバーに対して若干斜め方向から給弾しているということになる。HK33 の時はそこまで気づかなかった…。
▼ホップ調整は、フォアグリップを外して、ダイヤル操作で行う。クリック感があって分かりやすい。
上下 両方向からパッキンで押さえてしまう ホップアップシステム は若干、弾道の安定性に欠く。PDI の 05インナーバレル で解決するのだが、HK33 用に発売されていた PDI インナーバレル も HK53用としては登場していない。もっとも今では、HK33用も販売終了となったのか、手に入りにくくなってしまっている。
実射性能としては、上記のようなホップシステムのせいで、東京マルイの電動ガンほど飛距離が出ない。ゲームで、マルイの電動ガンから持ち変えると、射程距離も集弾性も下がるため、慣れるのに若干苦労する。基本的には、インドア戦 や CQBゲーム向けと考えたほうが良いだろう。
▼頑丈なストックはピン1本で着脱が可能。リポバッテリーは、ET1シリーズの中では、7.4V800mAhと1200mAh(2012春 再販予定)が適合し、1400mAhサイズは入らない。なお、トリガーでシアを切って発射するシステムのため、バッテリーはレスポンスに影響を与えず、リポバッテリーの恩恵はそれほど無い。
東京マルイの次世代電動ガンがどんなに進化しようとも、 KSC の電動システムによる、キレの良い射撃は最高に楽しく、他にマネ出来ないであろう強い個性を持っている。是非ともバリエーションを増やして欲しいシリーズである。
→ KSC HK53SFPD 次のレビュー記事 (vol.2)
→ KSC HK33A2 のレビュー記事もよむ
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