東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン (vol.0) ～ 期待と悩み(?)
東京マルイ SCAR-H Mk17 MOD.0
次世代電動ガン
スペック
全長1：スタンダード 711.2mm – 901.7mm – 965.2mm (ストック最大伸張時)
全長2：CQC 635mm – 825.5mm – 889mm (ストック最大伸張時)
重量：3630g
装弾数：92発/ オプション約500発
銃身長：300mm
2011年12月発売予定
悩ましき「バトルライフル」次世代電動ガン
2011年内に発売予定となっている、東京マルイ SCAR-H 次世代電動ガン。10月のホビーショーで発表されたが、日に日に気になる存在になってきた。
SCAR-H は、デザインバランスが良く、目新しいと思う。電動ガンだから、撃てば他と大して変わらないが、7.62mmサイズのバカでかいマガジン、そのパワフル感は、それだけでロマンがある。絵になる銃、とでも言おうか。
気になるというのは、単に早く欲しいとか、どうカスタムするかではなく、どのように使ったら楽しいのか？という点である。実銃が「バトルライフル」「スナイパーライフル」のカテゴリーに入る銃であるため、出来ればゲームでは一発を大事にする撃ち方、使い方をしたいものだ。
しかし、次世代電動ガンは、フルオートで撃ちまくってこそのリコイルの快感であり、セミオート射撃はそれほど楽しいとは言いがたい。だから、今からその使い方に悩んでしまう。リポバッテリーを使ったとしても、セミオートでは、スタンダード電動ガン のほうが回転が軽く、レスポンスが早いし、次世代電動ガン のトリガープルの感触 が良いわけでもない。リコイル機能をオミットすれば次世代の面白さも半減してしまうし・・・まあ、いざ ゲーム となればテンションが上がって、細かいことはどうでも良くなるのがオチではあるが。
そんなとき、KSC の HK33A2を思い出してしまう。大したリコイルなど無くても、一発一発を撃つことが楽しく、手動のエアーコッキングにもなる、未だに魅力的な電動ガンである。バリエーションが増えないのが惜しすぎるモデルだ。
ホビーショーで SCAR-H を試射してみたところ、リコイルの大きさは SCAR-L と同等だったが、新しいのは、M4以外のマガジンで初のボルトストップ機構を備えたことである。弾が切れて動作が停止するといった動きや、それに伴う操作は「銃」らしくて楽しい部分だ。だから、500連射マガジン(仮)で撃つよりも、ノーマルマガジンで撃ったほうが面白い銃といえる。次世代電動ガンは、一切手を加えなくても一線級の射撃能力を発揮する性能をもっているので、色々と工夫して遊んでみたいと思う。何はともあれ、マルイ電動ガンでは珍しい大口径ライフルのモデルアップでもあり、早く手にしてみたい。
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