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リボルバー の記事一覧

東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ (vol.1) ~ ゲームでの戦力化を目指したガスリボルバー!

2010/11/20 By: maxi カテゴリー: リボルバー


東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ
ガスリボルバー

スペック
全長:243mm
重量:535g
装弾数:24発
初速:53.5m/s – 0.2g (0.28J)
・固定ホップアップ機構
・初期型 SMITH&WESSON刻印
・ガンブルー塗装仕上げ

1999年頃に 東京マルイ から発売された ガスリボルバー S&W M19 コンバットマグナム。独創的な給弾機構と、安定性の高いホップアップシステムで、それまでの リボルバー型エアソフトガン の常識を破ったモデルとして登場した。

▼S&W M19 のパッケージ。発売当初は、SMITH & WESSON M19 としっかり書かれていた。
東京マルイ M19 パッケージ

▼4インチモデルは ホーグタイプ ラバーグリップ が標準だが、本品は スクエアバットの オーバーサイズグリップ に変更している。クラシカルで、エッジが立っていてこちらのほうがカッコイイと思うのは私だけだろうか?
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ

▼SMITH & WESSON の刻印。この後、COMBAT MAGNUM という刻印に変更されることとなる。
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ

高級感ではタナカ ペガサスに大きく道を譲る
シリンダー が金属で、メカニズムも本物と同じ機構を再現している タナカ ペガサス リボルバー に比べると、質感、作動感、重量感など 全ての面で マルイ M19 にオモチャっぽさがあるのは否めない。撃った感じも同様で、メインスプリングにピアノ線を使っているからか、ハンマーがバウンドする感触がある。

▼ダミーのリムが別パーツで再現されたシリンダー後部。固定されているが、雰囲気は出ている。
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ

さて、東京マルイ M19 のアドバンテージは、高性能なホップアップシステムによる弾道の安定性は言うまでもないが、簡単に フルサイズ カートリッジ仕様 に変更できる点である。これは、タナカ ペガサス リボルバー には絶対に出来ない。個人的にはやっぱり、 リボルバー は、カートリッジ で遊びたいなと思うわけで、特に マルシン の Xカートリッジ シリーズ(8mm) は大いに気に入っている。東京マルイ の M19 と パイソン は、カートリッジ化したところで、エジェクターロッドが可動しないので、排莢時の雰囲気はイマイチだが、スピードローダー を使った リローディング をする時にはテンションがあがる。次の記事では、カートリッジ方式 への カスタム方法を紹介したい。

→東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ 次のレビュー記事 (vol.2)

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マルシン アンリミテッドリボルバー Xカートリッジ ~ ハンドガン最大級の重量と迫力の射撃!

2010/11/18 By: maxi カテゴリー: リボルバー


マルシン アンリミテッド リボルバー
マルシン アンリミテッドリボルバー
ガスリボルバー / Xカートリッジ仕様

スペック
全長:315mm
重量:1135g(ブラックHW) /940g(シルバーABS)
装填数/使用弾:6発、8mmBB弾
参考初速:80.2m/s – 0.34g
・ブラックヘビーウエイト仕様

アンリミテッドリボルバー とは?
マルシン工業が、同社 コルト アナコンダ をベースに、オリジナルカスタマイズを施したバージョンのひとつが「アンリミテッドリボルバー」である。アウターバレルの上下に金属製ピカティニーレールが実装され、まれに見るゴツさで、ヘビーウエイトモデルでは重量が1100gを超えるという、ネタ銃と言うべき存在だ。

劣悪な?重量バランス
バレルの上下に、亜鉛ダイキャストのレールがネジ止めされているため、超フロントヘビーで、腕がもげそうな、ハンパない重さになっている。ゴツい見た目は、迫力があってカッコイイのだが、実際にはどう構えたら良いのか悩んでしまう。しかも、上のレールをつけた状態ではアイアンサイトが見えないため、ちゃんと狙う場合は、この上ドットサイトかスコープを載せろということになる。単に重さを追求したようで、ここまでくると、その理不尽さをとことん楽しむしかない。

ゴツいリボルバーの撃ち方については、映画「気まぐれな狂気」Truth or Consequences, N.M.(1997)でキーファー・サザーランドが砂漠で撃っていたのが印象に残っている。(アンリミテッドリボルバーが使われているわけではないが) スタンディングで、左ウデの上に銃身をレストして狙撃するのだが、アンリミテッドも、そのようなスタイル以外の狙撃は難しいように思う。

確実な動作、迫力の射撃!
マルシン アナコンダ のトリガーメカニズムは、ガスガン用にデフォルメされ、比較的信頼性の高いもので、引きが重いながらも確実に動いてくれる。ある程度作動させて、メカのアタリ出しが済めば、幾分スムーズになる。それでも、ダブルアクションでは重くてブレてしまうため、ゲームならシングルアクションをメインに使うべきであろう。なお且つ、6発しか装填できないため、1発たりとも無駄には出来ない。
射撃時は、大量にガスが放出して、低く力強い発射音が発せられるため、一言で言って「気持ち良い」「スカッとする」そんなところであり、他のエアガンでは決して味わえない感覚だ。ヒットされたほうは、堪ったものでは無いが・・・8mmリボルバーの「マグナム感」はぜひ一度、体感してみて欲しい。ただし、夏場とうって変わって、冬場はまるでパワーが出ないので、その点はご注意いただきたい。

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タナカ S&W M36 チーフスペシャル ~ お宝リボルバー!ジュピターフィニッシュ

2010/11/01 By: maxi カテゴリー: リボルバー


タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ
タナカ S&W M36 チーフスペシャル 2インチ
スチールジュピターフィニッシュ
ペガサスシステム ガスリボルバー

スペック
全長:165mm
重量:430g
装弾数:10発
参考初速:56.3m/s (0.32J)
・固定ホップアップ

装備品
・タナカ M36用 グリップアダプター
・タナカ M36用 木製グリップ

仕上げ技術の集大成。お宝級アイテム
2010年は各メーカーともジャンルを問わずに新作が目白押しで、次から次へと欲しいものが出てくる。エアガンラッシュ年といっても良い状況かもしれない。その中の一つに、タナカワークスのジュピターフィニッシュシリーズも挙げられる。
今まで不可能とされてきた、ヘビーウエイト素材にメッキを施す手法がついに開発され、仕上げにも相当な工数をかけて、トイガン史上最高のリアリティを再現したのがこの「ジュピターフィニッシュ」だ。特に、今回発売された S&W M36 は、初の ジュピターフィニッシュ × スチールフィニッシュ となり、かつてないほど最高の出来栄えになった。あまり大量に生産できず、再生産の予定も未知ということもあり、気に入ったら早めに手にしたほうが良い。こういった、古くからのガンマニアも納得の商品を出してくれるのは非常に嬉しく、メーカーの情熱に感謝したい。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

素晴らしい輝きと重量感
ジュピターフィニッシュ は、これまでの「スチールフィニッシュ」よりも、さらに鉄っぽく仕上がっているように感じる。部分的に僅かな磨き跡のようなものがうっすら見えるためかもしれないが、知らない人に見せたら鉄だと思われかねないほど、トイガンの概念を超えていると言える。もはや美術品と言っても良さそうなものだ。
スチールフィニッシュ (ABS) モデル の重量は350gだったが、この スチールジュピターフィニッシュ は430gと手のひらにズッシリくる、程よい重さになっている。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

気持ち良いS&Wアクション
タナカワークス の S&Wモデル は、非常にスムーズで確実な動作を見せてくれる。今では、たかが「ダブルアクション」なのかもしれないが、テコを 2重に組み合わせ、トリガープルの軽減を図った S&W の構造を見事に再現していて、ダブルアクション時の滑らかな撃ち味には毎回、感動を覚えるほどだ。
これまで色々なモデルガンも触ってきたが、タナカ・ペガサスリボルバー の再現性は最高クラスといえる。モデルガンでは、カラ撃ちするのに躊躇してしまうが、こちらはガスガンということもあり、カラ撃ちしても特に問題が無く、存分にアクションを楽しむことができる。

▼うっすらとした磨き跡のようなラインが、スチールの実銃を彷彿とさせる。
ハンマー/トリガーのケースハードン仕上げも素晴らしい。
タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

ガスの入れすぎに注意
ペガサスはガスを入れすぎるとハンマーの力でバルブが叩けなくなってしまう。ガスを入れたのに、撃っても本当のカラ撃ち(ガスが出ない)になってしまう場合は、シリンダーを固定する「ロッキング・プランジャー」の中心部にある「アーム・プランジャー」をドライバーなどでグッと押しこんで、ガスを抜けば撃てるようになる。
ブローバックハンドガンの感覚で、ガスを補充してしまうクセが私もあるが、ペガサスは燃費が良いため、内部のガスが完全に切れるまで補充はしないほうが良いかもしれない。

タナカ M36 チーフスペシャル ジュピターフィニッシュ

総評
リボルバー本来の美しい造形に加え、表面仕上げはモデルガンを凌駕するもので、そのホンモノのような輝きは何度眺めても飽きが来ないものだ。サバイバルゲームで使うには気が引けるが、お宝的なコレクションとしてこの上ない満足感が得られる。ジュピターフィニッシュシリーズは、高価に見えるかもしれないが、個別で同様の仕上げカスタムを行ったらこんな価格では到底無理だろう。むしろ、よくこの価格でやってくれたと思いたい。

→マルシン S&W M36 Xカートリッジ のレビュー記事を読む

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