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タナカ コルト SAA シビリアン (vol.2) ~ 屈指の仕上がり, 色褪せない魅力

2010/10/13 By: maxi カテゴリー: リボルバー


タナカ SAA シビリアン
タナカ コルトSAA (シングルアクションアーミー)
ペガサス ガスリボルバー
ヘビーウエイト仕様

スペック
全長:260mm
重量:796g
装弾数:6+6発
参考初速:68m/s(0.46J)
・固定ホップアップ
・ヘビーウエイト
・デタッチャブルシリンダー

カスタムメニュー
・ヘビーウエイトモデルにGスミスのカラーでブルー仕上げ
・木製グリップ
・ハンマー側面の塗装はがしとクリアコーティング

←タナカ コルト SAA 前回のレビュー記事 (vol.1)

コルト S.A.A は西部劇の全盛時代に「もう一つの主役」として登場し、幾度と無くエアガンもモデルアップされてきたが、最高峰の出来といえるのが、このタナカ ペガサス SAA である。 SAA は、現在でも多くの TVゲーム や、映画 にも登場し、その魅力は衰えることがない。再びその魅力に迫ってみたい。

タナカ コルト SAA

素晴らしい重量バランスとカタマリ感
タナカ SAA の重量は796g、数あるリボルバーの中でも、ショートバレルの シビリアン は特に、握った時のバランスが秀逸だ。コレクションとして時々触るだけでも、なかなか楽しいエアガンになっている。

身体と男心に響く!心地よさバツグンの金属的な操作音
これはペガサス全般に共通しているが、タナカ リボルバー はシリンダー(正しくはケース)が金属製のため、回転するたびに金属モデルガン的な音を奏でる。操作の感触が非常に心地よく、無駄に回して遊んでしまう。 カートリッジ が無いのがやや寂しいものの、実射性能や使い勝手からみて、ゲームユースにも答えるエアガンと言える。
現行モデルでは、シリンダーはデタッチャブル、つまり着脱可能になっており、ピンを抜くだけでシリンダーが取り出せるが、そういった操作一つ一つも楽しい。初期のモデルはシリンダーの取り出しが出来ず、さらにマガジン形式なども異なっているため、もし中古で手に入れる際には注意していただきたい。見分け方はは、シリンダー後端にダミーのリムが無く、のっぺらぼうになっているのが初期型となる。

▼予備弾を6発、エジェクターチューブ内に収めることができる。何とバネの隙間から入れるという変わった仕様だ。エジェクターロッドを押すことで追装填が可能となっている。
タナカ コルト SAA

撃って楽しむ SAA
ホップアップは固定で、やや弱めの設定だが、弾道は比較的安定している。ゲームではじっくり狙って撃つよりも、出来ればファストドロウ(早撃ち)で対抗したい所だが、これがなかなか難しく、相当に練習が必要となるだろう。しかしサイドアームとして使いこなしていたら、何だかカッコ良すぎる。

さまざまな仕上げバージョン 2010年10月時点
タナカ の SAA は基本的に、外観の造形や仕上がりについては、どのバージョンも充分に満足いく出来栄えとなっている。最新のモデルは、ヘビーウエイトにメッキが施された「ジュピターフィニッシュ」や、「ケースハードン」バージョンとなるが、なかなか高価でコレクション向けと思われるため、ゲームユースには普通のニッケルメッキやヘビーウエイトモデルがお勧めだ。

タナカ SAA 仕上げの種類
・スタンダード(ABS)
・ニッケルメッキ(ABS)
・ヘビーウエイト
・ミッドナイトゴールド(ABS)
・スチールフィニッシュ(ABS)
・ジュピターフィニッシュ(ヘビーウエイト)
・ケースハードン(スチールフィニッシュベース)

→タナカ コルト SAA 1stジェネレーション アーティラリー のレビュー記事

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マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ (vol.2) ~ Xカートリッジ 最高のリアリティ

2010/8/20 By: maxi カテゴリー: リボルバー


マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ xカートリッジ
マルシン スタームルガー スーパーブラックホーク 7.5インチ
Xカートリッジ方式
8mm ガスリボルバー

ステンレスシルバーモデル

スペック
全長:338mm
重量:850g
装弾数:6発 (Xカートリッジ)
使用弾:8mmBB弾
シングルアクション
ヘビーウエイト樹脂製
2010年8月発売

スターム・ルガー社HP

←マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ 前回のレビュー記事を読む

スーパーブラックホーク の Xカートリッジ版 が登場
人気の スーパーブラックホーク に待望の Xカートリッジ 式が登場した。基本的な構成・仕様は旧タイプと変わっていないが、Xカートリッジ になったことにより、弾込めで押し込みのツールを使う必要が無くなっている。
また、シリンダーにインサートが無くなったため、スムーズに装填・排莢が出来るのがXカートの良いところだ。現行では スーパーブラックホーク のモデルガンが発売されていないため、モデルガン代わりにも楽しめる。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

スーパーブラックホーク は、ローディングゲート を開けるだけで シリンダー がフリーになって、装填・排莢が出来る。これはなかなか実用的でもあり、カチカチとシリンダーを回す感触も気持ち良い。1発ずつしか装填・排莢ができないため、操作は面倒なはずなのに、楽しく出来るというのが魅力だ。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

ベースピンを抜いて ローディングゲート を開けると、シリンダー そのものが外れる。いわゆる デタッチャブル・シリンダー であり、ゴロゴロしたシリンダーだけで遊んでいても何故か楽しい。シリンダーは安全対策として中抜きされているにも関わらず、カートを抜いた状態で96gもあり、Xカートリッジが1本29gであることから、フル装填のシリンダーは270gにもなる。

マルシン スーパーブラックホーク 7.5インチ Xカートリッジ

シルバーモデルの仕上がりには多少ムラがあったり、グリスがバレル内部に侵入しているほど多めだったりもするが、色々と手がかかりそうなほどカワイイというものだ。

Xカートリッジの愉しみ
Xカートリッジモデルは、ダミーカートリッジを装填して遊べるという特長がある。前方から覗く弾頭は、モデルガン以上にリアルとなり、ドキドキしてしまう。
Xカートリッジシリーズは、モデルガンとしても愉しむことができる。何とも贅沢なリボルバーではないだろうか。
マルシン スーパーブラックホーク Xカート ダミーカート

▼左から Xカートリッジ、RIGHT リアルダミーカート 44レミントンマグナム45コルトクラシック。45コルトは、コルトSAAのブレットで、スーパーブラックホークには入ったが、コルト アナコンダには入らなかった。
Xカートとダミーカートリッジ比較
Xカートとダミーカートリッジ比較
Xカートとダミーカートリッジ比較

スーパーブラックホーク は Xカートリッジ になってさらに魅力が高まった。最近は、メーカーの供給が非常に鈍いので、在庫のある時に入手しておいたほうが良い。ガスリボルバーはGUN道場PRODUCTSショップでも力を入れているので、機会があれば覗いてみて欲しい。

マルシン スーパーブラックホーク Xカート 次のレビュー記事(vol.3)

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マルシン スーパーレッドホーク Xカートリッジ 〜 無骨さがたまらないマグナムリボルバー

2010/8/17 By: maxi カテゴリー: リボルバー


マルシン スーパーレッドホーク 7.5インチ
マルシン スーパーレッドホーク 7.5インチ
Xカートリッジ
ブラックHWモデル

スペック
全長:330mm
重量:870g
装弾数:6発
使用弾:8mmBB
・可変ホップアップ
・シングル/ダブルアクション

実銃紹介 〜安価で壊れにくく、人気の高いスタームルガー製リボルバー
アメリカのスタームルガー社が1979年に発売した44マグナムリボルバーが「レッドホーク」である。さらに1987年に強化・改良されたモデルが「スーパーレッドホーク」となり、2004年にはアラスカンという2.5インチバレルのコンパクトモデルも登場した。
ベースとなっているのは1968年に登場した「セキュリティシックス 357マグナム」であり、その評価は高かった。メカがユニット化され、フレーム、シリンダー、バレルといった重要パーツには必要以上の強度を与えられており、マグナム弾を数多く撃っても故障することがないということで、人気を博した。なお、スタームルガーのダブルアクションリボルバーの特長は、グリップ以外にスクリューを使用していないことであり、この構造はリボルバーでは極めて少数で、工具ナシでも分解が可能となっている。

マルシン スーパーレッドホーク 待望のXカートリッジ化
今回、Xカートリッジ化されたことによって、リアリティと装填・排莢の楽しさが倍増。もちろん、44マグナム用のスピードローダーが使える。
撃って楽しむもよし、眺めて楽しむもよしの、完全版スーパーレッドホークが登場した。

ヘビーウエイトの重厚感
ブラック・ヘビーウエイトバージョンは、 スーパーレッドホーク 特有のゴツいフレームと相まって、他とは異なる重厚感を放っている。フレームやシリンダーは肉厚があり、握り締めたときの確かな重量感、高い密度感は満足のいくもので、コレクションとしても最適だ。

スムーズで気持ちよいアクション
ダブルアクション時のトリガープルというのは、基本的に重いが、 スーパーレッドホーク はスムーズかつ確実なアクションで連射が可能となっている。グリップのサイズがS&W M29やパイソンのスクエアバットよりも小さめで、たいていの日本人の手にもフィットするはずである。握った感じでは、フレーム・シリンダー部分が大柄なため、とくにヘビーウエイトモデルでは重心が高く感じるが、構えにくいなどのことは無い。
また、独特のプッシュボタン型オープンラッチ(シリンダーをスイングアウトするためのボタン)は、押し込む箇所の面積が小さくて固いが、慣れれば操作のしやすいものだ。

MAXI8のパワー感
8mmリボルバーのパワー感は他のエアガンを圧倒する。もちろん合法の範囲内だが、標準の0.34g弾を使用した場合、初速は80m/s程度であるものの、弾が重いため着弾のインパクト(ストッピングパワー)が大きい。特に夏場はパワフルで、迫力のあるシューティングを楽しめる。もしサバイバルゲームで使われるなら、くれぐれも薄着は避けたほうが良い。

Xカートリッジ 44マグナム 8mmBB

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