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KSC CZ75 システム7 (vol.2) 〜 スライドの閉鎖不良の改善

2010/5/22 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC CZ75 2ndモデル システム7
KSC CZ75 2ndモデル
ブローバックガスガン
システム7

スペック
全長:206mm
重量:715g
装弾数:23発
実測初速 70m/s – 0.2g (0.49J)
1チャージ燃費:約65発
・システム7 エンジン
・可変ホップアップ
2010年4月26日発売
2011年12月25日再販(HOPバージョンアップ)

←KSC CZ75 システム7 前回のレビュー記事 (vol.1)

CZ75 システム7 は基本的に快調だが、2点ばかり気になるところがあったので、レポートしておきたい。

問題の2点・・・
・オイルが切れると、動作がやや渋くなる
・時々、スライドの閉鎖不良が起こる

動作については、久々に箱から出したときに気づくとおもうが、使用前にシリコンスプレーを差せば問題はない。しかし、スライドの閉鎖不良については、若干のカスタムというか、部品のクリアランス調整が必要だ。こちらの方法については、後半に記載したのでご覧いただきたい。

▼フィールドストリッピング
この板状のスプリングは、実銃と同じ形状らしい。USPでも使われているが、バネレートを低くして伸縮の幅を稼いでいるようなセッティングで、非常にしなやかだ。スライドストップはごらんの通り、特に削れない工夫などはされていない。しかし、通常見えない部分なので、まったく気にならない。
KSC CZ75 2ndモデル システム7

▼システム7のエンジン部分
ノズルは、伸びた状態から完全に戻らず、カタカタと遊ぶ仕様になっている。特に自発的に戻る必要も無いのだろう。
KSC CZ75 2ndモデル システム7

スライドの閉鎖不良の改善例
CZ75 に限ったことではないが、KSC のマガジンは機種によって閉鎖不良となりやすいものがある。これは、ノズル側の弾を押し出す部分と、マガジンが干渉しているのが原因となっている場合がある。その場合は、下記写真のマーキング部分を軽く削ると、引っかかりが無くなり、スライドがスムーズに戻るようになる。

1. パッキンを外す
深く挟まっているため少し深めに爪を突っ込んで引き出す。取り出したら、マガジンの放出口部分には、セロテープなどでマスキングをしておく。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

2. 丸印マーキングのところが問題の箇所。ここを削るが、作業前にフォロアーは下げてロックしておく。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

3. 細い角ヤスリまたは平ヤスリ(幅3mm程度)で、気持ち削る程度。感覚的にはせいぜい0.5mm程度だ。作業後には、弾の装填される部分に入り込んだ金属粉もきれいに拭きとっておこう。
KSC CZ75 スライド閉鎖不良 改善

▼実射の雰囲気を動画撮影。この撮影では再現できていないが、速射すると右斜め上にスライドの先端が跳ね上がるので、射撃時には注意が必要だ。しかしやはり、CZ75のグリップは細身で、最高の握りやすさを備えている。USPやベレッタよりも断然しっくりと手に収まるのである。早くインドア戦への投入をしたい! GUN道場 YouTubeチャンネル

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KSC CZ75 システム7 (vol.1) 〜 CZ75 史上最高のハードキック!

2010/5/06 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC CZ75 2nd システム7
KSC CZ75 2ndモデル
ブローバックガスガン
システム7

スペック
全長:206mm
重量:715g
装弾数:23発
実測初速 70m/s – 0.2g (0.49J)
1チャージ燃費:約65発
・システム7 エンジン
・可変ホップアップ
2010年4月26日発売
2011年12月25日再販(HOPバージョンアップ)

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期待の CZ75 システム7 箱出しインプレ
期待していたKSC CZ75 システム7を早速レビューといきたい。
外観は至って普通のマットブラック仕上げだが、パーティングラインが見あたらないところはさすがKSCだ。また、トリガーやハンマーなどの金属部品の仕上がりは非常に美しく、トイガンの最高水準といっても過言ではないだろう。なお、個人的にはスライドとフレームを、ガンスミスのブルースチールカラーなどで色直しをしたいところではある。

さて、手にとって早速スライドを引いてみたりすると、今までのモデルどおり、スライドの動きが渋い。 CZ75 はそのデザイン上、スライドとフレームのレール接触面が長いため、どうしても抵抗が発生してしまう。しかし、とりあえずそのまま撃ってみると、そのスライド動作の素早さとシャープさに驚いた。こんなにシャープな撃ち味のハンドガンでサバゲーが出来たら何と楽しいことか!この際、システム7は一番撃ち味の良いガスブローバックだと言っておこう。

KSC CZ75 2nd システム7

手首に鋭く響くリコイル
やはり、KSC システム7 エンジンのブローバックの切れ味とサウンドは最高だ。 CZ75 も例に漏れず、ブローバック作動には全くモタツキがなく実にスピーディで、その工程は一瞬で完了し、動作音も1つに聞こえる。軽そうなスライドなのに、手首に一瞬ガツッとくるリコイルまでも得られるのがすごい。
これは同社システム7の他モデル、M9 や USPコンパクト とも似た印象で、タイムラグなく完璧な動作をしてくれるため、射撃に安心感がある。発射サウンドも大きめに響き、撃っている感があって楽しい。カラ撃ちでも前方にガスが放出されるシステムのため、カラ撃ちのほうが音は大きく、さらにマガジンのフォロアーもロックできるため、モデルガン代わりに楽しめるようにもなっている。
なお、スライドの抵抗に関しては、一度フィールドストリップしてレール部分にシリコンオイルを塗布すると、さらに動作が良くなる。ヘタに磨いたり削ったりするより、使い慣らしてアタリをつけたほうが良いだろう。

KSC CZ75 2nd システム7

ジャミング皆無の信頼性
何マガジンか撃ってみたが、前バージョンでみられた、ジャミングやニ重装填といった問題は全くおきず、全弾をきれいに撃ちつくせた。これはシステム7の、とくにローディング部分の無理の無い設計のおかげであろう。トリガープルも軽くものすごい速射が可能だ。ようやく、サバゲーでも安心してガンガン撃ちまくれる CZ75 が登場したといえるかもしれない。ちなみに耐久性テストも兼ねて、2010年6月のGUN道場PROJECTラリー@マルサバに投入してみる予定だ。GUN道場PROJECTでは、私自身も今まで体験したことがないようなハードバトルが繰り広げられるため、エアガンの耐久性や信頼性が真に問われる。

燃費について
CZ75 は9ミリサイズのマガジンのため、ハイキャパガバなど45口径サイズに比べるとガス充填量は少ない。しかし、テスト結果によれば間を空けて65発ぐらいまで(約3回リロード)は撃てるようだ。※5月・気温約25度
1チャージでそれだけ撃てれば充分であろう。
なお、これは説明書に書かれていることだが、快調な動作を望むならガス満タンにつき2マガジン分、つまり46発ほど撃ったら再注入するほうが良いようだ。

小さめの弾がベター
標準で付属しているKSCの弾でも、ローディングの際に、マガジンリップ部分への入りがキツイものがあった。多少きつくても動作には影響ないが、射撃の安定性を考えると、EXCELなどの小径弾を使うのが調子は良いと思われる。

ホップシステムは進化なし
唯一マルイにかなわないのがホップアップシステムで、どうしても遠距離でのばらつきは発生しがちだ。しかし至近距離やインドア戦では全く問題ないレベルといえる。なお、どうしてもバラツキがひどい場合は、チャンバー付近やマガジンの弾収納部分にオイルが付着していないかを確認したほうが良いだろう。

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KSC CZ75 セカンドバージョン システム7 登場 〜 かつてない鋭さに期待!

2010/4/20 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


KSC CZ75 2nd SYSTEM7
KSC CZ75 SYSTEM7
ブローバックガスガン

2010年4月26日発売!

スペック
全長:206mm
重量:715g
装弾数:23発
・システム7 エンジン
・可変ホップアップ

KSC のガスブローバックハンドガンに、システム7搭載の CZ75 がついに登場する。
システム7エンジンは、オンシーズンでのブローバックスピードがハンパなく速い。スライドの軽いハンドガンになると、そのスピードの速さから、他メーカー製では得られない鋭いリコイルを楽しむことができる。発射音も大きく、動作のキレも良い。バツグンの射撃感を備えているため、撃っていて非常に楽しいのが KSC system7 シリーズだ。未体験のトイガンファンは是非一度、手にとってみてほしい。

KSC CZ75 製品ページ
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