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バトルシティーユニオン サバイバルゲーム フィールドレビュー

2007/4/22 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー
バトルシティーユニオン

近代戦を求める人のための最高のフィールド
数あるサバゲーフィールドの中でも、現代の市街地戦を楽しめるのが「バトルシティーユニオン」である。今回、貸切で遊びにいってみたのでレビューしておきたい。

千葉県佐倉ICから降りて 楽しい道中
まず現地までの道のりについて。高速を降りてから、それほど遠くはないこともあり車でのアクセスはさほど難しくは無いと思う。HPに掲載のアクセスマップどおりだが、途中で建物が何もない森の細道を通るので少し不安にはなった。しかし、気持ちの良い森林の間を抜けると、広大なフィールドにたどり着く。何だか到着しただけでも高揚する、壮大な市街地フィールドだった。
駐車場も余裕があり、事務所となるログハウスといい、ちょっとしたリゾートに遊びに来たかのようだ。朝はやく行ったこともあり、とても気分がよかったのがまず印象的だった。駐車場わきにはいかにも、といったリアルなシューティングレンジが設置されており、テスト射撃も存分に楽しめる。なお定例会では、ゲームの時間外なら使用できるというルールになっている。

バトルシティーのフィールドマップはこちら
バトルシティ フィールドマップ

さて、フィールド(今回はB)に入ってみる。下の写真は入り口にある”見物台”からとった写真である。貸切の10~20人なら十分に広大なフィールドだ。オーナーによると、ショップ主催のフリー参加(全面使用)では100~190名も集まるという。さすがに全員同時の戦闘となると、隠れる場所がなくなったりして厳しいかもしれないが、いずれはそんな激しい戦闘にも参加してみたいと思う。これほど大きく「市街地」をモチーフにしたフィールドは他になく、いま注目度No.1のフィールドであることは間違いない。

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー

よく作りこまれたフィールド・ストラクチャー
数多くの建物(壁)やケーブルリール(木製)、ドラム缶、コンテナ、ドアを開閉できる車など、数々のオブジェには目を見張る。これだけの遮蔽物と広さがあれば、かなり色々なゲームができるだろう。今まで、さまざまな場所でゲームをやってきたが、このバトルシティは、索敵した先にリアルな建物の風景があったり、車のドアを開いて敵の弾幕を回避するなど(リアルかどうかは別として)、映画さながらの雰囲気が味わえるので、初心者からベテランまで本当に楽しめるに違いない。
まずは行ってみて、一度は体験していただきたい。なお、現在グループ予約は約2ヶ月待ち、ショップやフィールド開催の定例会なら随時予約が可能となっている。

サバイバルゲーム バトルシティーユニオン  フィールドレビュー

ゲームレビュー
さて、ゲームをより楽しく盛り上げるのは、ゲームルールである。10~20名程度で出来るゲームを事前に考えていたが、現場で調整を行いながら、実際やってみたレビューもしておきたい。
今回、4月ということで、季節的にだいぶ暖かくなったこともあって、やっとガスガンが快調に動くようになったので、お気に入りのWAミニウージーを持ち込んだ。相変わらず、激しいブローバックアクションが楽しい。ホップアップを改善して以降、初めてのゲーム投入となったが、風が強かったことや気温がまだ20℃程度ということも含め、弾は比較的水平に飛びながらも結構散るようだった。どうしても電動ガンより安定性に欠けるのはやむを得ない。それでも20~25mくらいの対人命中精度を持ち、ゲームには問題なさそうだ。

今回行ったゲームメニュー
最初の2戦はウォーミングアップとして、一般的なチーム殲滅戦(ハンドガン戦/電動フルオート可の2タイプ)を行った。初めて行ったフィールドなら、地形の把握のためにも、最初はこのような簡単なゲームを、準備運動を兼ねて行うと良いだろう。

【1】HEAT
かつて話題になった映画「ヒート」を久々にみて思いついたゲーム。逃げる犯人をポリスが追い、逃亡を阻止する、単純なシナリオゲームである。
■チーム分け: 犯人役 3名 x ポリス役 9名
■ウェポン: ※弾数制限は特に無し
 犯人役…フルオート
 ポリス役…セミオート(ハンドガンorショットガン)      
■ヒットポイント: 全員1で設定
■勝敗条件・・・バッグを持った犯人が1人でも逃げ切りorどちらかの全滅で勝敗

強盗側のスタート地点はBゾ-ン奥の「やぐら」とし、そこから脱出ポイント「セフティゾーン近くのスペース」までを自由な作戦で移動する。そして適度な大きさと重さのスポーツバッグ1個(ホイッスルを結びつけておく)をスタートからゴール地点まで持ち込む。(ゴール地点でホイッスルを鳴らす) その間、多勢側 (ポリス/セミオートのみ) は捜索や待ち伏せをして阻止するということになる。
【楽しかった点】
・犯人役3人は、1ゲーム終了ごとにローテーションさせるが、チームにより囮作戦や、バッグのリレー作戦など、動きが違ってくるのが面白い。
・ポリス側は映画さながらに車のドアを遮蔽物にしてハンドガンやショットガンで応戦できるのが楽しい。
・犯人役で作戦や連携を考えたり、フルオートで撃ちまくるのが楽しい。
【今後の課題】
・多人数のポリス側の連携が難しい

【2】24 – オーバーライド争奪戦 –
オーバーライドといえば24-twenty four-のシーズン4にでてきた重要アイテムである。オーバーライド(今回はHEATで使ったバッグを使用した)をどこかの建物に隠して守るテロチームと、奪回して陣地に持ち帰るCTUチームに分かれる。制限時間10分、ウェポンカテゴリを分けて2戦。

■チーム分け:テロリストチーム6xCTUチーム6
■ウェポン・・・フリー/ハンドガン限定
■ヒットポイント:全員1で設定

【楽しかった点】
・最初は上記のルールで行ったが、2回目は真ん中に一つ重いバッグをおいて争奪しあうルール(センターフラッグ)のほうが面白そうだということでそちらに変更した。バッグを確保した直後に撃たれて奪われたり、搬送中にやられたりと、なかなか難しいがその争奪乱戦が面白かった。
【今後の課題】
・アイテム位置は最初全員知らないほうが、捜索という手順が増えて面白いと思うので、それが出来るようにしたい。(オーナーの手を借りる?)

【3】缶フラッグ戦
遠くから狙撃して倒すことが可能な空き缶を数箇所にセットして、先に相手の缶全てを倒したほうが勝ち、というゲーム。
通常のフラッグ戦では、往々にしてアタッカーがフラッグをゲットすることが多いが、フラッグを「缶」という的にすると、スナイパーが活躍する。物陰から缶を狙撃するというのは、それだけでも楽しいが、普段主力にはなりにくいスナイパーが主役になれるという、一風変わったゲームだ。

今回はこんなシチュエーションゲームばかりやってみたが、それほど難しいルールではなく、なかなか楽しめたので、皆さんにも色々工夫してみていただきたいと思う。