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[新ゲーム紹介] リアル スパイ戦

2014/10/12 By: MAXI カテゴリー: ゲームメニュー

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「スパイ戦」はひと味違う緊張感が味わえる人気のゲームルールである。これまでスパイ戦といえば、敵味方が背を向けてお互いにスパイを指名、ある程度の時間経過でスパイ活動開始というものが基本だった。その場合、(元)味方の裏切りと暗殺が主な目的となってくるが、しかし今までそのルールに何か不自然さを感じていたので、あらためてルールを構成のうえ実践してみた。

スパイ潜入作戦

概要
スパイは自軍から一名の立候補によるものとし、偽装工作と敵陣潜入(フラッグダウン)を目的とする。

・基本ルールは復活制のフラッグ戦。敵のフラッグを落とせるのはスパイのみの権限とする。
・スパイは敵チームのマーカーを所持し、好みのタイミングでマーカーを付け替えて偽装し、潜入する。(本来の自軍マーカーはポーチなどに所持)

・スパイは敵陣に潜入して相手のフラッグを落とす、または復活カウンターを復活終了数まで回す、気付かれないように相手を倒すなどの工作活動を行う。
・スパイはヒットされたらマーカーを外してホールドアップし「スパイ・ダウン」と宣告、撃った側あるいは周囲に認識させる。撃った側が(本来の)味方だった場合はFFによりペナルティ・ヒット扱い(退出または復活)
倒されたスパイは、帰還途中で自軍の別の人にスパイ用マーカーを渡すことができる。(復活チケットが無くなっても、常時1名のスパイが存在する)

テストゲーム結果
場所:HQ東海 (小規模 市街地型)
人数:32 vs 32
武器:ハンドガン系/セミオート 弾数制限なし
時間:10~15分
復活:各チーム復活10

結果:3回戦のうち2回は10分以内で潜入及びフラッグダウンに成功。途中でスパイ活動がバレて敵に拘束される事態も発生したが、拘束の間、新たにスパイ1名を投入することで対応。(運営側による情報共有あり)
味方に対する疑心暗鬼やドキドキ感は従来のスパイ戦以上で、且つお遊び感も満載の面白いゲームとなった。

このリアル スパイ戦の重点ポイントは交戦や暗殺よりも、積極的な偽装工作にある。そこがリアルと命名した由縁で、ヒットされたフリ、復活しに行くフリをして敵陣に潜入したり、本来の味方と交戦するフリをして後退していくなど、スパイ担当の想像力次第で色々遊べるようになっている。
刻々とスパイ担当が替わって行く点も面白い。これは60分ほどの長時間戦にして、さまざまなスパイ活動を行っていくというゲームにグレードアップしても面白いに違いない。(例:敵フラッグを何回ダウンできるか、敵アイテムの奪取・破壊数を競うなど)