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マルシン .44 オートマグ クリント1 ~ 美しさと力強さのコラボレーション

2006/4/17 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


マルシン 44 オートマグ クリント1 カスタム
マルシン .44 オートマグ
8mmBB BLOWBACK MAXI (8mm ガスブローバック)

スペック
全長:333mm(クリント1)
重量:1040g
装弾数:10発
・可変ホップアップ

※写真は全て 6インチ ショート カスタム

色あせない美しさ。ついに決定版 オートマグ が登場!
ゲームで使えないであろうことを知りつつも、購入してしまったマルシンの 8mm ガスブローバック オートマグ クリント1。 オートマグ のエアーガンとしては、東京マルイ の エアーコッキング がかなり昔からあって今でも現役だし、マルゼン から 固定スライドのガスガン なども出ていたが、ガスブローバックはこれが初のモデルアップである。子供のころからの夢だった、 オートマグ の ガスブローバックモデル がついに出て、手に入れないわけにはいかない。

マルシン 44 オートマグ クリント1 カスタム

しかしここにきて オートマグ というのは、ノスタルジーでしかないのだろうか。。実際、手にして、改めて分かったその魅力とは、他のガンとは異なる「美しさ」であり、それが時代を超えても変わらないということだった。斜め前、または斜め後ろからの眺めは何十年たとうが「絶品」である。太くて武骨なデザートイーグル.50と比較すると、オートマグはかなり細身で、何かしら色気があるのだ。言ってみれば、リボルバーのそれに近い。
私の場合、映画 ダーティーハリー でこの オートマグ が出てきたことよりも、元々のデザインの美しさに対して、魅力を感じる比重が大きかった。特に、ホールドオープン状態のエジェクションポート側からの眺めは何とも、古き良き機械らしく、お気に入りのアングルだ。
ブローバックガスガンとしての完成度は、思ったより高く、しかも 8mm弾を使用するので、リアルさと撃った迫力、サウンドは想像以上で、とても楽しいガスガンに仕上がっている。

マルシン 44 オートマグ クリント1 カスタム

マルシン 44 オートマグ クリント1 カスタム

購入時にはすこしエピソードがある。珍しく店員への相談なしで指名買いをしてみたのだが、発射チェックをしてもらうと、これがどうした事か、全く動作しない。ハンマーがカチッと落ちるだけだ。…ここで買う気が50%削られてしまった。しかし、ベテランぽい店員が、マガジンのバルブ動作不良を指摘し、ちょちょいとオイルメンテ。一発で直ってしまった。ガスブローバックガンは、どのメーカーにもかかわらず、基本的にバルブのオイルを切らしてはならない。今更ながら再認識したのだった。そして直ったオートマグを数発、試射させてもらう。
これが何とも小気味よく、硬質で鋭いブローバックを見せてくれるではないか。金属製のボルトが動く鋭さや重みが伝わってくる。マルシンのブローバックは今までの経験…リアルカート式のCZ-75やコルトガバメントの2段引き仕様の思い出からは、あまり期待していなかったが、何のことはない、確実に進化したようである。
フィーリング&システムはマルイにも似ており、第一線級のボルト・ブローバックアクションを見せてくれる。
木目調のグリップとアルミケースも付属されていて、パッケージ的にも満足できる内容だ。快調なブローバックを目の当たりにして、一気に購入意欲が復活し、無事購入へと至ったのであった。

マルシン 44 オートマグ クリント1 カスタム

さてひとつ、買う前から決めていたことに アウターバレルのショート化がある。クリント イーストウッド に贈呈されたという「クリント1 モデル」に何の思い入れもない私は、通常のバランスの取れた6インチサイズに手直しした。分解は非常に簡単で、構造もシンプルなので意外にカンタンに切り詰められる。アウターバレル部分には真鍮のインサートがあり、金ノコが必要となる。フロントサイトも切り落とし、面をならして接着剤で止めればできてしまう。(GUN道場PRODUCTSでカスタム発注も可能)
なお、元に戻したくなったら、3,500円でバレル・ボディーパーツ(メッキタイプ)が手に入るようなので、買っておいても良いだろう。もちろん同時にインナーバレルもショート化してしまったのだが、実射性能に大きな問題はない。(もともと遠距離性能は期待していない)

ブラックHWモデルも精悍でなかなか良い
マルシン 44オートマグ クリント1 ブラック

マルシン 44オートマグ クリント1 ブラック

そんなわけで、ここに オリジナル オートマグ が誕生した。やはりこのバランスに限るなあと、一人悦に入ってしまった。マルシン オートマグ ブローバックは、私の「マグナム・コレクション」として、不動の地位を得たと思う。

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