GUN道場レビュー

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東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン (vol.1) ~ 電動ガン最高峰の出来栄え

2010/12/28 By: maxi カテゴリー: ライフル


東京マルイ SCAR-L 次世代電動ガン
東京マルイ SCAR-Light Mk16 Mod.0 フラットダークアース
次世代電動ガン

スペック
全長:635mm – 825.5mm – 899mm (ストック最大伸張時)
重量:3300g
装弾数:82発 / オプション480発
初速:約96.5m/s (0.93J)

←東京マルイ SCAR-L 前回のレビュー記事 (vol.0)

待望の新作 次世代SCAR-Lが登場
2011年12月….つい先日の10月ホビーショーレビューで紹介した SCAR-L が約束どおり年内で発売された。ここでは速攻レビューを掲載しておきたいと思う。

これまでに無い重厚感。次世代電動ガン最高峰の出来栄え。
フロントまで延びた肉厚のレシーバーからみて、その剛性が伺い知れる。M4系に比べて首周りの太さに安心感を覚えるというものだ。実際に構えてみれば、ズシっとくるものの重量バランスは非常に良く、密に詰まっている感がある。なお、レイルなどはエッジが鋭いので、ケガなどしないよう注意したほうが良いかもしれない。

良好な操作性
アンビセーフティは大型で、しっかりとクリック感もあり、ストックやマグキャッチなど、操作性に優れたデザインとなっている。やはりM4と似ている部分もあり、触った瞬間から身体になじむ、そんな印象を受けた。これならばゲーム中に、扱い損ねることは少ないのではないだろうか。

東京マルイ SCAR-L

リコイルはG36K似か?
AK74シリーズのシステムをベースに開発されたようだが、AK や M4 とは質の違ったリコイル感となっている。全体の剛性の高さや重量感のせいか、相対的にリコイルは従来機種よりもマイルドに感じるが、金属音も含まれ、撃ち応えは良い。とりあえず、もっと実際に撃ちこんでみたいと思う。

トップレイルの溝が浅い?
早々に、トップレールの溝が浅くて一部の光学オプションが載らないといった情報が入ってきた。測ってみると、確かに全体的に溝が浅く、フロントからリヤにかけて少し深くなっている。とりあえず手持ちのオープンドットサイト、ACOG、PEQ16 などを試してみたが、何とか装着はできた。どうやらピカティニー規格のマウントで、載らないものがあるようだ。
→2011年1月 東京マルイにて交換対応を行うとのことで、サポート窓口(03-3605-3312)に電話のうえ、送料着払いで発送。(症状や返送先のメモを同封)1月3〜4週目あたりにパーツが上がってきてから先着順で対応して、返送するとのこと。という事で本格的なシェイクダウンはもう少し先になってしまいそうだ。

▼SCAR-L は、FPSゲーム等でも定番の感があるが、TVドラマ 24 – twenty four – ファイナルシーズン で、ジャックバウアー が使った(使いかけた)のも印象に新しい。
24 ジャックバウアー SCAR-L

→東京マルイ SCAR-L 次のレビュー記事 (vol.2)

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東京マルイ Px4 (vol.1) 〜 快感。重量級ハイスピードブローバック

2010/12/22 By: maxi カテゴリー: ハンドガン


東京マルイ Px4
東京マルイ Px4
ブローバックガスガン

スペック
全長:193mm
重量:833g (空マガジン装着時)
銃身長:90.5mm
装弾数:25発
初速:70.6m/s – 0.2g (0.498J)

←東京マルイ Px4 前回のレビュー記事 (vol.0)

待望の新作モデル!第一印象はズッシリ重い&側面が妙に平ら
東京マルイ PX4 をまずハコから出して持ち上げた第一印象は「重い」ということだった。コンパクトなのにかなりの密度感がある。重みに偏りがなく、前後・上下全体が重い感じだ。実銃が空マガジンで785g、マルイ Px4 は833gと、リアルな設定で作られている。
そして、近代的なポリマーフレームオートらしい、そっけなく微妙に捉えどころのないデザイン。側面は、スライドストップとデコッキングレバーが飛び出している以外はまったくの平面で、のっぺりしている。マガジンキャッチも側面に飛び出していない上、押し込みがやや固めになっているので、不意にマガジンを落とすことは少なそうだ。

東京マルイ Px4

グリップは、側面の平坦さのおかげで細身になって握りやすく USPコンパクト に似た感触になっている。普通の日本人の手のサイズでも余裕があり、女性にも扱いやすいのではないだろうか。片手でも両手でもしっかりと構えることができ、射撃の安定性に貢献することだろう。この、手と一体化しそうな握り心地は非常に気に入った。

▼前後サイトは、最も照準を付けやすい3ポイント・ホワイトドット
東京マルイ Px4

進化しているブローバックエンジン
Px4 の見どころは、ブローバックのキックパワーにもある。KSCのシステム7のキレとスピード感に、重みを足したような感触で、小柄ながらも強烈な反動を再現している。ガスブローバックハンドガンの中でもトップクラスの撃ちごたえだ。マルイのハンドガンのキックパワーは、5-7 (ファイブセブン) や グロック18C あたりから明らかに変わってきている。後方へ強烈に叩きつけられるスライドは、撃っていて実に気持ちが良い。なお、季節が季節なので、マガジンを人肌燗程度に温めてから撃ってみてほしい。

フィールドストリッピング
通常分解は、グロックと同じようにトリガー前の小さなレバーを左右同時に下げることで行う。分解してみると、高級モデルとも呼べる素晴らしい構成になっていることに驚いた。まさに「最新モデル」に恥じない出来だ。

東京マルイ Px4 スライド

▲スライドストップノッチに見える溝はダミーで、実際には内側の金属製ノッチによりストップがかかる。

重量感を生み出しているパーツ「セントラルブロック」
リコイルスプリングガイドの土台として、セントラルブロックという見慣れない、重い合金パーツが設定されている。ロテイティングバレルのレールにも噛み合うようになっている。これが重量バランスを取り、ズッシリ感を生み出しているようだ。

東京マルイ Px4

スライドのスピードUPに貢献、リコイルバッファー
Px4にはリコイルバッファーが実装されている。スライドが下がりきった時の衝撃を抑え、跳ね返しをアシストするパーツだ。これはマルイのハンドガンでは初設定ではないだろうか?細かいパーツにすぎないが、強烈なリコイルの再現への情熱を感じてとれる。

作動性、強度、潤滑性が期待できるメッキトリガーバー
トリガーバーというと、グロック17のパーツがヤワで、曲がって動作不良を起こしてしまう事態を何度も見てきた。グロックと比較するべきものではないが、Px4では、厚めのトリガーバーにわざわざメッキがかかっている。見えない部分で、重要な仕事をするパーツだけに、何だかコダワリを感じた。

東京マルイ Px4

動作関連メモ
スライドをひいて戻す操作時に、ハンマーとシリンダーブリーチが引っかかる感じがあるため、引いたらパッと手を離して、一気に戻してやる必要がある。もっとも、アタリが付いてくればもう少しスムーズになるのかもしれない。

Px4 総括レビュー
一言でいえば、この Px4 は相当に気合が入っている。射撃時も銃口が跳ね上がってしまうほどのリコイルショックを得ており、質実ともにマルイ史上最高の出来栄えだ。買って損はないモデルだと太鼓判を押してお勧めできる。
これから、ゲームでどんどん使ってみたいと思う。

ブラックホーク CQCホルスター
CQCホルスターは、下側からプラスチックのバネでテンションをかけているせいか、若干出し入れが渋いようだ。とはいえベストフィットすることには間違い無い。→実銃よりも僅かにスライドが大きいという情報もあり。

東京マルイ Px4

★おまけショット
KSC USPコンパクト と東京マルイ Px4
この2挺は、外観の雰囲気はまるで違うが、サイズやグリップ角が似ていて、使い勝手に近いものがある。
東京マルイ Px4

ベレッタ Cx4 と Px4 ストーム兄弟
CX4 (S-M6) は中華エアーコッキングだが、調整チューニングにより、40mでヒットをとるポテンシャルを持っている。デザインがユニークで扱いやすいうえ、電動ハンドガンを仕込んでみるなど、カスタムベースとしても面白いのだが、現在、国内流通が無いのが残念だ。
東京マルイ Px4 と CX4

東京マルイ Px4 と CX4

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東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ (vol.2) ~ リアル カートリッジ 仕様への変更

2010/11/21 By: maxi カテゴリー: リボルバー


東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ カートリッジ仕様
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ
ガスリボルバー
カートリッジ仕様

スペック
全長:243mm
重量:535g
装弾数:24発
・固定ホップアップ機構
・初期型 SMITH&WESSON刻印
・ガンブルー塗装仕上げ

装備品
マルベリーフィールド .357 リアルカートリッジ
初速:62.5m/s – 0.2g (0.39J 11月測定)

←東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ 前回のレビュー記事 (vol.1)

カートリッジ仕様への変更で、リアルな M19 に!
東京マルイ M19 は、キャロムショット と マルベリーフィールド から販売されている メタル カートリッジ仕様 に カスタム することで、リアルさがグンと増す。元々の24連射システムはオミットして、6発装填ということになるが、何より金属カートリッジで装填できて、重量感も増すうえ、若干パワーも上がるというオマケ付きだ。

カートリッジ方式の S&W M19 コンバットマグナム は、モデルガンを除いて現在、クラウンモデル のみが ガスガン / コッキングエアガン としてモデルアップしている。クラウンモデル の ガスリボルバー は、低価格 かつ 比較的 高めの初速を打ち出せることでロングヒット商品となっているが、カートリッジ は 空薬莢タイプで、シリンダーにインサートがあり、スピードローダー も適合していないところが、若干残念である。

東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ カートリッジ仕様

カートリッジ式へのカスタム方法
カートリッジへの換装作業は、難しいものではない。取扱い説明書に忠実に作業すれば良いだけだ。

<取扱い説明書の説明文>

例1 … 簡単に加工をする場合
シリンダーの前から5mmくらいの棒で叩いて、中身を出してください。そのままでご使用いただけます。
例2 … 後で元に戻したい場合
右側面シリンダー下のネジを緩め、ヨークごと外してから、エキストラクターロッドを回し(S&Wは逆ネジ) 分解します。エキストラクターまで順番にカラー等を外すと中身が簡単に取りだせます。尚、パイソンの場合は、取扱い説明書P-5の、[5] シリンダーセット時の注意をお守りください。

▼シリンダー内部の分解状態。この機構が6つ収まっていることになる。例1の叩き出す方法では、リム部分のツメが折れて再使用できなくなる。
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ カートリッジ仕様

▼カートリッジ化により、HKS の スピードローダー が使用できるようになる。シリンダーサイズ的に、M10 用(右) とパイソン 357マグナム用(左) のどちらでも対応できた。
東京マルイ M19 コンバットマグナム 4インチ カートリッジ仕様

東京マルイ M19 は カートリッジ化によって、この上ないコレクションアイテムとなるに違いない。モデルガン用のダミーカートを入れて観賞用とすることも出来る。サバイバルゲームで使用するには、パワー、装弾数 とも足りないが、絶対的な性能ではなく リボルバーを使ってみたい、楽しみたいという方も多いのではないだろうか? 機会があれば是非、GUN道場 リボルバー戦 にも参加してみていただきたい。

2012年に 再販 が決定!
2011年10月のホビーショーで、M19 コンバットマグナム の 再販 が発表された。さらに、M19 のステンレスモデルである M66 および、今まで無かった 2.5インチ仕様 が登場する。現行の コルト パイソン と同様の バージョンアップ版 (Vパッキン、可動式ローディングノズル採用) となるようだ。

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