東京マルイ UZI SMG カスタム (vol.4) ~ ドットサイト搭載で戦闘力アップ!
スペック
全長:470mm / 655mm
重量:2000g
装弾数:40発/220発
参考初速:85.2m/s – 0.2g (0.73J)
装着オプション
・マルゼン オープンドットサイト
←東京マルイ UZI SMG 前回のレビュー記事(vol.3)
弱点を補強する オープン ドットサイト +NIMH の地味 カスタム
ご存知の通り、UZI にはカスタムパーツがほとんど存在しない。しかしながら ゲーム 利用においては、初速や命中精度、回転数においても何ら問題が無いと考える。あえて弱点を挙げるなら「バッテリーのスタミナ」と「照準の見にくさ」ではないだろうか。
スタミナについては、過去の記事でも紹介したが、ニッケル水素バッテリーの利用で片付いてしまう。当初は7.2Vにサイズダウンしたものを使用していたが、最近はなぜか普通に8.4V1400mAhニッケル水素電池を使えている。今のところ特にトラブルもないが、どちらかというと バッテリーのほうが少しヘタったのかもしれない。
さて、照準の使いにくさの改善はちょっと難しい。フロントサイト、リヤサイトとも見にくく、使用を前提にしていないようにも見える。リヤサイトは、ピープ(穴)を大きく広げたり、上半分をカットしてオープンにして見やすくする、という手法もあるが、照準スピードを得るためには、やはりドットサイトを取り付けたい。その場合、やはり専用パーツは何一つ生産されていないため、どんなマウントを、どのように取り付けたら良いかという所で必ず悩むに違いない。私の場合は至って単純で、スチールのコッキングプレートに2つの穴を開けて、ダイキャストのマウントレールをネジで固定しただけである。
こう書くと簡単そうだが、いざ手持ちの マルゼン ドットサイト を取り付けようとしたら、アッパーカバー右側の盛り上がり(リブ?)が、左側に比べて高いため、普通にセンターにレールをつけると、5ミリほど足のある レイル でも ドットサイト の足が当たって付かないという困ったことになった。そこで、センターから左に2mmほどオフセットしたうえ、オープンドットの足の右下が干渉しないようにわずかに面取りする、という細かい処置を行った。ちなみに2mm程度のオフセットは命中にほとんど影響はない。これはもちろん、搭載するドットサイト次第なので、いくつか試してみると良いだろう。
このようにして ドットサイト を取り付けたが、もくろみどおり、実戦では相当に戦力があがった。今までは、交戦時に狙いを付けているヒマがめったに無く、ノン・サイティングでのバラマキに近いものがあったが、ドットサイトによりすばやく正確な索敵+攻撃が可能になるので、これならセミオート戦や、薄暗い場所でも活躍できそうである。
次に、UZI の 運用方法の紹介だが、ストックは常に伸ばした形で使用するのが良い。UZI は片手撃ちするには若干重く、トリガーストロークが大きい点と、射撃時にわずかながらも振動があるため、フルオートでは照準がブレて、いまいち当たらないことが多いが、しっかり肩につけて、両手保持をすればかなりの安定性を発揮する。距離約30mまではドットの狙いどおりの命中精度を見せてくれ、非常に安心感がある。また重心バランスが良いため、非常に振り回しやすい。難をいえば、回転数を抑えるためにギヤ比が低くなっており、初弾立ち上がりがやや鈍く感じることだが、フルオートモードならまったく不便はない。むしろ無駄弾をセーブできて良い結果が出るといえる。
今回「コンパクト電動SMG MAC10」が発売され、早速購入してみて、自分の中で UZI の価値が下がってしまうような気がしたが、やはり「 UZI 」は MAC10 にも MP5 にもない「味」を持っており、結局手放すことは出来なさそうだ・・・。コンパクトなセンターグリップのデザインで、ドットサイトを活用できるのは非常に便利であり、スタミナも全く問題が無いため、ゲームでも充分活躍してくれる。何よりも、両手保持のしやすさからくる構えの安定性、スタミナの安定性、適度な量の多弾装マガジン(給弾安定性)、命中・動作の安定性は心強く、頼もしい相棒であることがホンモノのUZIをも彷彿とさせる。こうして、ゲームウェポンは増える一方なのである…。
→東京マルイ UZI SMG 次のレビュー記事(vol.5)
東京マルイ UZI SMGの販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’マルイ UZI 電動’ sort_type=’6′ category=’101164′]
東京マルイ UZI SMGのヤフオク出品状況