GUN道場レビュー

エアソフトガン、電動ガン、ガスガンのレビューサイト
Subscribe

マルシン モスバーグ M500 クルーザー (vol.2) 〜 リバイバルを望む良作 エアーショットガン

2010/1/28 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルシン モスバーグ M500 クルーザー
マルシン モスバーグ M500 クルーザー
エアーコッキング ショットガン
6mmBB 3ショット

スペック
全長:760mm
重量:2630g
装弾数:54発
初速:71.2m/s – 0.2g (0.5J / 3発発射時)
※生産終了品

カスタマイズ
・インナーバレル換装 (マルゼン M1100ディフェンダー用 流用)
・ホップアップ実装 (マルゼン M1100ディフェンダー用 流用)

←マルシン モスバーグ M500 前回のレビュー記事 (vol.1)

絶版が惜しまれる エアーコッキングモデル
2年以上前に入手して、全くゲームには投入していない マルシン モスバーク 初期型エアコッキングモデル(6mm3発発射)だが、この冬に一度ゲームに投入してみようと思い立った。
元々フルサイズだったストックは、取り回しやすくするためピストルグリップに換装。ピストルグリップを入手するために、現行の8mmガスタイプ モスバーグ・クルーザーを中古で購入したわけだが、持ち比べて初めて、エアコキとガスガンで全く重さが違うことに驚いた。
8mmガスタイプは異様に重く、機動力を奪われるほどである。リアリティという面では良いが、ゲームで使用するにはかなり気合がいりそうだ。対してエアーコッキングタイプは、フルメタル仕様でありながらも軽く、例えれば マルゼン CA870 をメタルアウターバレルにした程度の重さしかない。

発射音も全く違っている。ガスタイプはマルゼンのガスショットガン M870と同質の、かなり控えめの発射音になっているが、エアーコッキングモデルは、シリンダー・ピストン部分もメタル製になっているせいか、ドスッと重みのある音が出る。8mm弾は、特にインドアでの派手な着弾音に魅力があるが、個人的には6mmエアコキのほうがゲームでは使いやすく、射撃感もあって面白い気がする。
エアコキモスバーグは、古い製品にしては安全にも配慮され(3発装填されないと発射できない機構)、完成度も高くて壊れにくいので、リバイバルしてくれないだろうか。こういったショットガンがもっと出てきてほしいものだ。

内部カスタマイズ
・固定ホップアップ機能を実装
マルゼン M1100 ディフェンダー用 インナーバレルを無加工で取り付け。インナーが短くフロントで保持できないので、センター出しの為の8mmパイプを前から挿入して固定することにした。

モスバーグ M500 の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’モスバーグ M500′ sort_type=’6′ category=’101164′]

モスバーグ M500 のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる

マルシン モスバーグ M500 クルーザー (vol.1) ~ 初代エアーコッキング版

2008/6/10 By: maxi カテゴリー: ショットガン


マルシン モスバーグ M500 クルーザー
マルシン モスバーグ M500 クルーザー
エア-ショットガン
6mmBB 3ショット

スペック
全長:920mm
重量:3100g
装弾数:54発
参考初速:63.5m/s – 0.2g (0.4J / 3発発射時)
・ノンホップ
・ケースレス
※生産終了品

装備オプション
・木製ストック (ローズウッド)に換装

レアなエアーコッキングモデルのモスバーグ
機会あって モスバーグ M500 の クルーザー 初期型エアコッキングモデル を手に入れることができた。モスバーグ といえばあまりにバリエーションが多く、初期型というのが一体何年前のものか分からないが、経年劣化もなく、動作も良好である。給弾パイプは一列しかなく、18回の発射分しか備えられない仕様となっている。

マルシン モスバーグ M500 クルーザー

マルシン モスバーグ は、BB弾が無くなるとボルトが前まで戻せない(ローディング不能になる)という機構になっている。つまり、チャンバーに弾が3つそろわないと、ノズルがエレベータ式ローディング部分(ストッパー)に当たって発射不可能になるのである。エアコキ モスバーグは 古い製品で、本体もフルメタル(強固)でありながら、安全性を充分考えた作りに驚かされる。なお、3発の初速は タナカ M1897トレンチガン と同等で、万が一弾が1発の場合でも、0.8J程度と読める。インナーバレルの固定がビス一本と非常に単純に出来ており、マルゼン M1100用の固定ホップバレルを何も手を加えず差し替えるだけで換装できた。

マルシン モスバーグ M500 クルーザー

総合的な発射性能は、東京マルイの エアーショットガン や マルゼン CA870 には及ばないが、十何年?前のものにしては性能が良すぎる。また、質感や操作音、オーソドックスながらも独特のスタイルなど、モスバーグというモデルの魅力は大いにあるといえよう。これをゲームに投入する意義があるかどうかは分からないが、ケースレスでガス不要、しかも散弾可能なショットガン「モスバーグ」はこれしか無いので、比べる対象もない。勝ち負けより、気分を楽しむにはうってつけのツールといえる。もし実戦投入する機会があれば、またレビューしたい。

→マルシン モスバーグ M500 次のレビュー記事 (vol.2)

モスバーグ M500 の販売ショップをみる
[rakutenitem keyword=’モスバーグ M500′ sort_type=’6′ category=’101164′]

モスバーグ M500 のヤフオク出品状況

TUNER’Sギャラリーをみる