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フィールドレビュー の記事一覧

デザートストーム川越 (vol.2) 〜 有効射程外に弾を送り込む!

2009/10/11 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

デザートストーム川越
サバイバルゲームフィールド デザートストーム川越
所在地 〒350-1101 埼玉県川越市大字的場字池辺通り3531

← デザートストーム川越 前回のレビュー記事 (vol.1)

再び、 デザートストーム川越 の 定例ゲームに参加、一昨日に大型台風かつ、当日朝一で少し雨が降った後だったが、地面は全くぬかるみもなく、普通にゲームを行うことができた。まだ体験はしていないが、晴れて乾燥していると土埃がすごいと言われていることもあり、雨上がりというのは丁度良いのかもしれない。
定例会の人数は40名程度と適度で、今回も動きのある、楽しいゲームができた。非常にマナーが良かった点もあった。なお、1ヶ月前に行ったときに比べ、バリケード、キルハウスの位置が若干変更+追加されており、前回よりさらに動けるようになっていた。これからも運営スタッフに尽力いただき、進化しつづけてほしいところである。

ゲーム内容 —-
・フラッグ争奪戦(フルオート)
・フラッグ争奪戦(セミオート)
・フラッグ攻防戦(フラッグを守る側と攻める側)
・スパイゲーム(セミオート限定戦)
・ポリタンク押込み戦(復活アリ)
※昼休時ハンドガン戦(復活アリ)、午後チームシャッフル
最後のオマケ:バトルロワイヤル戦(セミ)

ワンポイントアドバイス(?)
・定例会の場合は、セミオートに適した銃も持っていくと良い
・弾数無制限なので、ムダ弾をうちまくる場合は多弾マガジン2本以上はあったほうが良い

有効射程外への射撃
さて、2回目にして気づいた点として、有効射程外の敵をどうにかする必要があるケースが多かったという所が挙げられる。お互いバリケードに隠れ、ギリギリ弾が届くが、前に出ると危険な状況、という場合である。
今回、マルイ M14 と 次世代 M4 SOCOM という、性能の安定には折り紙つきのエアガンを持っていったが、それでも有効射程(照準で狙って当たる距離)は35〜40mが良いところであり、お互いにほとんど同等でもある。

そこで、射角をつけて射程外に弾を送り込む、放物射撃を試したところ、40〜50m以上離れている敵をかなりHITすることができた。普通に狙って手前で弾が落ちることを確認したら、だんだん上目を狙って撃っていく方法となる。もちろん相手の位置は把握する必要があるが、頭を出さず隠れている状態でも、上から弾が落とし込まれる形になる。
この手法は条件が限定されるため、使い時は難しいが、弾の飛び方を理解しておき、必要に応じて試してみる価値はあるだろう。例えば、以下のような条件のときは、ほぼ思い通りに弾を飛ばせるのではないだろうか。

・ M4 や M14 のように弾道の素直な銃であること
・ 横からの風や、逆風が吹いていないこと
・ デザートストーム川越 のように視界が開けていて、距離感が計りやすいフィールドであること

今回は上記に加え、次世代 M4 をバリバリ撃つこともでき、かつフィールド運営もスムースであったため、非常に満足度の高いゲームであった。力を100%出し切った感がある。
ただし、何度も M14 を中腰で構えながら移動したため、かなり腰にキテいる状態ではある。

2011年時点の フィールドマップ 公式HP

デザートストーム川越 フィールドマップ


デザートストーム川越 (vol.1) 〜 シンプルで奥深い 良質ゲームフィールド

2009/9/13 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

デザートストーム川越 サバイバルゲームフィールド
デザートストーム川越 (埼玉) は 2009年8月にオープンした、文字通り 砂漠 をイメージした、長距離戦が楽しめる サバイバルゲーム フィールド である。早速の ファースト インプレ として、気づいた点を何でもかんでもレポートしておこうと思う。

【フィールド 基本情報】
アクセス – 練馬ICから川越ICまで15分、高速を降りて10分の都心近郊。西東京〜埼玉からのアクセスはすこぶる良好と言える。

・広さは デザートユニオン より狭いが、こちらのほうが 砂漠戦 ぽい雰囲気。30×30名ぐらいが適正か。
・全体に足場は土で、天候により土色が変わる。敵味方でお互いに姿がよく見えるため、BDUの迷彩効果は求めにくい。深く考えすぎずに好みの装備で行って良いと思う。足場が良いので、中心にある塹壕に気をつければ、夜戦も安全に楽しめそうである。
・隣はモトクロス練習場、RC飛行機が頭上に飛び、運動場から子供の声、橋の上に見物人、という賑やかな?フィールドである。モトクロスから石が飛んでくるようなことはまず無いが、頭上を飛ぶRCは危険である。操縦者のモラルの問題ではあるが、今後の運営側の努力も必要かもしれない。

デザートストーム川越

【運営の様子】
運営スタッフの連携や進行はスムーズ。メインMCの方の物腰が柔らかく人柄が良い印象だった。
ゲーム中のジャッジ4名、ヘルパー合わせて6-7名。充分かと思われる。

【サービス】
立地が不利で、設備的には厳しいものの、運用でカバーしている。個人的には満足できるレベル。第一印象は親切丁寧。放送アナウンスも聞き取りやすい。
・自家発電機で電源確保、充電サービスあり
・落し物アナウンス(落し物チェックをしている?)
・昼食は300円で唐揚げ弁当(コンビニ500円クラス)
・ジュース類は手売り
・水道はないが、飲料水のセルフサービスあり

デザートストーム川越

【定例ゲーム内容】
・通常フラッグ戦
・ショートフラッグ戦 – フィールドをヨコ(入り口と川側)に使った近接フラッグ戦
・ショートフラッグ戦セミオート
・昼休み ハンドガンフラッグ戦 – 復活無制限
・風船割り – 9コの風船を守る側、攻め割る側で対抗
・スパイ戦 – 各チーム2名のスパイ裏切り戦
・ポリタンク戦

定例会もまだ数回目のはずだが、ユーザーの意見に耳を傾け、ゲーム内容やフィールドが早くも進化しているように見受けられる。こういった姿勢は評価できる。

デザートストーム川越

【ゲームインプレッション】
この時の天候は午前中小雨で、地面はやや湿るくらい、砂ホコリやドロは皆無だった。晴天の続いたあとや、それでいて風が強い場合は砂ホコリが多いかもしれない。
定例会においては、弾数は無制限で、イメージ的に最初は、膠着して遠くから撃ち合うような大味なゲームになるかと思いきや、障害物やキルハウス、170cmほどの山が適度に配置されており、意外に動けて面白い。
対峙する距離が30m以上あることが多く、死角の中で移動がきくことや、適度な距離のバリケード間隔、また遮蔽物はしっかり隠れられるため、ヒットが容易いわけでもない。そのあたりのバランスはよく出来ていると思う。

長射程のライフルで狙撃するも良し(風に流されたが)、SMGやハンドガンで突入するも良しで、自分のプレイスタイルに凝り固まらずに、色々とやりたくなるフィールドである。さらに、密集したキルハウスを使ったハンドガン戦も熱い。バトルシティユニオンのように、ミニミなどの分隊支援火器も充分に生きる。
弾は最大射程まで飛ばしきる感じで、弾道が分かりやすく、爽快感がある。ゲーム序盤は、遠距離でやりあう事が多いので、ヒットされても痛いことは無いが、着弾も分かりやすい。
今回はとりあえず、血眼?になって闘うような人は見当たらず、マナーも良く良質なゲーム運びだと感じた。

デザートストーム川越

次回はまた異なる装備で定例会リピートといきたい。どんな装備でも動きやすいフィールドなので、本気装備を楽しむのも良いかもしれない。

奥深さはどこに?
ゲーム参加後、奥深いフィールドだったなぁ、と感じたのは直感だったが、しばらく思い巡らしてみたところ、何となく理由が分かってきた気がした。

それは今までになく、フィールドに「戦場のイメージ」を感じた点で、
・全体の見晴らしが良い
・隣に川がある
・盛り土や土嚢がリアル
といったあたりで、ゲームを超えた想像が広がって楽しかったように思えた。(ただしフィールド外の賑やかさで現実に戻されたが・・・)
ココは、持って行く装備によって、色々な気分を味わえそうである。リアルさ云々よりも、アクション映画的なイメージで楽しむのも一興かもしれない。

平坦で移動が楽なため、重い装備が許容する点もポイントで、普段アタッカー派の私も、後ろで狙撃してみようとか、S.A.Wで撃ってみたい等、通常の森フィールドや、起伏のあるフィールドでは考え得ないことを実践して楽しみたい所である。

下記はベタな例ではあるが、カンタンに絵が出来そうな組み合わせを挙げてみた。
非常にマニアックだが、これだけの種類が絵的に合わせられそうなフィールドはそうそう無い。出来れば、いずれかのワンメイク・コンセプトで人を集めて遊べたら圧巻の雰囲気が楽しめそうだ。

トンプソン/M1ガーランド・・・、WW2ノルマンディ上陸(プライベートライアン?)
M16A2やM14・・・、湾岸戦争のような砂漠戦
UZIやAK47、RPG7・・・、なんとなく中東やアフリカ(ワイルドギース?)
M1892やコルトSAA・・・で、灼熱の天候の中でウエスタン(夕陽のガンマン?)
MAC10やバズーカ・・・見方によってはメキシコ風(デスペラード?)

→ デザートストーム川越 次のレビュー記事 (vol.2)


【関東圏】屋外フィールドと戦闘の傾向

2009/5/06 By: MAXI カテゴリー: フィールドレビュー

サバイバルゲーム場 イメージ画像

この数年で、千葉に多くあるサバイバルゲームフィールドにはほとんど足を運び、またリピートもしている中で、それぞれの傾向など感じる点を記しておきたいと思う。もちろん私個人の意見に過ぎないが、現状、持って行くエアガンの 種類 や 装備 などの検討基準ともなっている。なおゲームの参加人数や、貸切or定例、ゲームルールなどにより状況は変化するので、その点はご了承いただきたい。

30m以内での戦闘が多発 ~ 近距離戦(CQB)寄りのフィールド
近距離での戦いは、ある程度サバゲーに慣れた人向きと言える。しかし、近距離戦をこなして育ったプレイヤーは、どんなフィールドにも対応できるスキルが身につくに違いない。

■ナンバーナイン (印旛)
MF・・・まさにスタンダード。広く、一部高低差もアリ、砦の位置や造りも絶妙で、さまざまなゲームを楽しめる。見通しが悪いため、近接となることが多いように思うが、狙撃が可能なラインもある。
CF・・・すり鉢状のフィールドで、急激な崖や、強固な砦がある。それほど広いわけではないが、高低差が大きく、No9の中では比較的、遠距離戦となる。
BJ・・・やや細長い形状かつ小さめのフィールドで、やはり近接戦となる。ゲームメニューにはある程度工夫が必要であろう。
-ミッドタウン・・・本格的なCQB戦向け、両端を狙撃ポイントに設定することもでき、奥が深い。
※地面=フル・ウッドチップ敷詰

■シールズ (千葉)
平坦なフィールドだが、遮蔽物や砦が工夫されており、戦闘は奥が深い。ブッシュにより見通しが悪い点で、比較的近接戦となることが多い。また、2フィールド(AとB)両方とも充分楽しめる。ここは初心者にも適していると言えるかもしれない。

■フォレスト ユニオン (印旛)
平坦なフィールドで、オーソドックスな造り。バリケードやブリッジが多く設置されている。森林が濃く、やや暗いので、ドットサイトが有効に思える。また地域により動線が限られているのが特徴。ブッシュも多く、見通しの面でやはり近接することが多い。
※地面=フル・ウッドチップ敷詰

エリア51
No.9-MFを平坦にしたようなつくりで、面積的にも同等といったところか。ブッシュや倒木により足場が悪い場所が多いため、動線は限られがち。ちょっとした建物風バリケードやブッシュにより、ゲーム内容を工夫すれば中々楽しめるフィールドである。東京からの距離が遠いためか、料金が安いのは魅力。

30~40m以上での戦闘が多発 ~ 遠距離戦寄りのフィールド
遠距離戦が主体のフィールドは、射撃の爽快感が味わえて、初心者でもとっつきやすいのが特長である。難易度が低く、着弾もそれほど痛くないし、恐怖感も少ない。しかしゲームとしては、大味になりがちではある。

□シマックス (印旛)
Bフィールドについては「谷→山→谷→山」というような形で構成されており、全般的には遠くに見える敵とやりあうことが多い。しかし複雑な地形を活かした立ち回りで、近接戦となることもままあって面白く、またAフィールドの集落地域などはCQB寄りとなり、これもまた奥が深い。
※地面=ウッドチップ敷詰

□デザートユニオン (印旛)
砂漠のイメージどおり、遠距離戦闘寄り。(但し夏はサバンナ)見通しが良いため、敵が見えて面白いが、弾が届かないことが多々ある。通常の電動ガン(フル)では、どうしても遠い場所で膠着しがちなので、火力を下げるのも一案。意外に熱いのはハンドガン戦だったりもする。また足場が良いため夜戦にも向いている。夜は一転して、敵がほとんど見えず、スリリングな隠密行動戦になる。
※地面=フル・ウッドチップ敷詰

□バトルシティユニオン (佐倉)
市街地そのものの構成で、壁や窓を活用した動きになる。全体的には見通しが良いので、比較的、遠距離戦になってくる。平坦かつ足場も安全で、遊びやすいフィールド。ただし炎天下には注意。
※地面=フル砂利敷詰

□スプラッシュ ゲームフィールド
□スプラッシュ BBジャングル
双方とも比較的広くて自然寄りで、かなり高低差のある山岳フィールドである。戦闘時は遠距離となり、また水平に撃ち合う事があまりない。木が多く、夏は木陰に覆われ風も通るため、比較的暑さはしのげる。全体的にブッシュも濃い。またバリケードなどの人工物は一箇所に少量が集中しているため、フィールド全体を使用したときはそれほど活用の余地は無いかもしれない。自然や地形をうまく活用する必要があるため、攻略難易度は高めといったところか。比較的、価格が安い点は良い。